Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

7月のセンター清掃

2011-07-09 10:50:56 | センター訪問

いつかきっとみんなが家族と出会えますように。
そして笑顔を取り戻せますように。


届け! 被災地の犬や猫へ!(ちばわん支援ブログ)』

●支援物資募集一時停止のお知らせ●
多くの方にご協力をいただいた支援物資ですが、しばらくの間停止させていただきます。
再開の際にはよろしくお願いいたします。


被災地の犬猫の預かりさんも募集しています。


今回の震災で迷子になっているコたちの情報です。




20キロ圏内に残されている動物を捕獲、搬送する許可を求める署名
を集めています。


ちばわんでも迷子を探しています!

コジロウ バアニ ふう太 チャオ
 
画像をクリックしてください。大きなサイズになります。

見かけたらこちらまでお知らせください。


●かわいいたちが、あたたかい家族を探しています●

定例のいぬ親会は毎月第3日曜日に開催。

次回開催は7月17日となります。


次回開催は7月24日となっております。
前回本当の家族と出会った子たちは、こちらをご覧ください。



ディアナもココに収容されていました。

ちばわんスタッフによるセンターレポートです。どうぞこちらからご覧ください。


上記各種お問い合わせはちばわんまでお願いします。



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いぬ親様募集中の空男くん
ただ今ペットサロンラルフランドさんで本当のご家族を待っています。



ちばわん「家族を待っている犬猫たち=成犬・オス」NO.1312をご覧ください。
お問い合わせはちばわんまでお願いいたします。


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7月7日センター清掃にダヴィンチ母さんと2人で行った。



お迎えにいくと出迎えてくれたダヴィンチとマロンちゃん。
お留守番よろしくね。

この日の朝は曇り。猛暑日が続いていたからとても涼しく感じられた。
実際30度を越さなかったから涼しかったはず。

でもカッパに着替えるとすでにサウナ状態。
10時から始めて子犬室、選定室の清掃に5時間。
終わりのころには2人ともフラフラ。頭が痛くなりかけていた。
休憩を挟んで外に出ると、水面で口をパクパクする金魚状態。
センターの方からのスポーツドリンクの差し入れ、終了時には麦茶をいただき、
どれほど救われたことか。
本当にありがとうございました。


子犬舎と譲渡室・選定室の子はアルバムにまとめたので見てね。




収容棟に入る前に譲渡室がある。

生きたい 生きたい 生きたい 

ミューミューと必死に母猫を求める声が聞こえてくる。


6日のセンターレポートでは自分の足で立っていた子猫が
トイレの砂の中に横たわっていた。
いくら目を凝らして見てもこの子のおなかは上下に動かない。
普通に母猫に育てられたら、
せめて人間が母猫の代わりになって手をかけてあげたら、生きていけたのに。

この日もたくさんの子猫が3つのケージに詰め込まれていた。
ここから出て生きていける子はいるのだろうか。
ここで命を閉じるために生まれてきたんじゃないのに。
人間として謝ることしかできないのが悔しい。


清掃前の先生からの伝達でも、特に注意はされなかった子犬室の子。

清掃のときは特に異状も感じられず、ウンチも普通だったのに、
清掃終了後に血便。パルボが疑われる匂い。
先生に伝えるとこの子のケージには新聞紙がかけられた。
もう、何も見えないね。
ほんの数時間で急変する子犬たち。
検疫期間をがんばって、もう一度笑顔を見せて。
このまま引き出せたら、病院で適切な治療を受けられたら・・・
何もできない。ごめんなさい。


選定室のこの子は、前日ミルクママさんからひどい下痢なのでよく見てほしいとメール。

清掃前のウンチは軟便の跡も見られたけれど、形になっているウンチもあり、
フードもちゃんと食べてくれた。
食欲はあるようなので安定してきたのかなと判断。
ところが清掃終了後の見学のときには水のような便がケージの外にまで流れ、
自分が座る場所もない状態。
着替えてしまっているので、清掃してあげることができない。
汚れた新聞紙の上にきれいな新聞紙を重ねた。
そこで横になれたかな。あと1週間がんばって。


両目が白濁してほとんど見えていないという秋田犬。
ちゃんと私たちの動きを目で追っていたね。
目やにがこびりついてひどかったので拭いてあげると、されるがまま。

とても穏やかでおとなしい。どうしてここにいるの? 
年をとったから? 目が見えないから? 理由がわからない。


収容棟の犬たち
最終部屋には3頭。


もう随分ここにいるね。すべての部屋に入っているよね。
12歳で持ちこまれた子。ボーダーに見えるし、明らかにサマーカットされている。
ここまでしてどうして? 


何一つ文句を言うこともなく、あきらめたように横になったままの2頭。
この子たちは、金曜日に処分機が稼動していたらもういないかもしれない。


おそらく11日が収容期限で引き出しの印のない子たち。








この子たちはもう、お日さまの下を元気に駆け、草の上を転げ回り、
友だちの匂いをクンクンしたり、
飼い主の手をペロペロなめたり、スリッパを破壊して叱られたり、
そんな普通のことがもうできないの。

うちの子たちと違うところなんて何もないのに、ただ家族がいないだけ。

生きたい命があって、救いたい人がいて、

手を伸ばせば届きそうなのに手を伸ばせない。

家族の理解と協力なくしてはできない預かり。

救えない命にどんな言葉をかけたらいいのだろう。

バカみたい。いつもいつもごめんなさいしか言えない。


収容棟で青や緑も含めて引き出しの印のついている子達。












約束です。がんばって元気にここを出てください。

こんなことがいつまで続くのだろう。
犬や猫たちにはなんの責任もない。いい加減な人間がこの不幸のすべての原因だ。
一生に一度避妊去勢をするだけで、不幸な命を減らすことができる。
連絡先のわかる迷子札、外れないマイクロチップを入れることで、
物言えぬ子たちを守ることができる。

まだの方は是非、行動に移してください。

ほとんど同じですがセンターレポートもご覧ください。