azusa flutter

ayami yasuyhoのダンサー・栃本あずさが時々思ったオモイ。

NAKED vol2 明日です。

2020-02-25 | 思うこと
明日はayami yasuyhoの "NAKED" を開催いたします。

明日は私、栃本あずさの一時間のインプロビゼーション・ソロダンスパフォーマンスを上演します。
何もない舞台の中からダンスを生み出す実験場です。
今回も試演会として、無料で公開します。

京都・鞍馬口のSocial Kitochen 2F,
19:00~20:00
無料です。
ぜひぜひ観にいらしてください。
よろしくお願いします。

明日のダンスがいったいどんな踊りになるのか?本当にお客様の前に立って踊ることができるのか?
それよりもお客様の前に立って踊っていいのだろうか?
今でも迷いの中にいます。

それでも私は踊りたい。私の踊りで人に何かを与えたい。勇気や希望のヒカリが心に灯るような踊りを私は踊りたい。

ただそれだけでは足りないことはayami yasuyhoの稽古で痛感している。が、今の私にはそれしかない。

今は稽古に鬼束ちひろの "infection" を暗闇の部屋でヘッドホンで何度も何度も聴きながら踊っています。
その中に存在している力の強さと弱さ。抑えられない感情の波。自分の弱さと強さ。生きること。踊ること。
なんで私は踊りたいのか?
その問いが何度も何度も繰り返される。
鬼束の声の中に含まれている魂が私の心の奥に刺さっていく。
私はその度に熱い涙が溢れてくる。
私は涙を拭かないでそのまま踊り続ける。
窓から星が光るのが見える。
窓から街のほのかな光が見える。
光は私には希望の光に見える。
だから私は踊り続けることができる。

この稽古が明日のソロダンスパフォーマンスにどのようなものになるのかわからない。
でも私は自分を信じたい。
必ず何かに繋がると信じている。
踊りが生きていると信じて踊ります。

今はそれしかありません。

Social Kitchenの床の上に立って踊ることは、本当に丸裸にされたような状態になります。
私は何もない空っぽの存在になります。
そこから肉体や心が動き出していきます。
自分の呼吸を見失うことなく、そこに存在するもの空気、空間、肉体、呼吸、温度、光、音、体温を感じ取り踊りたいと思います。

よろしくお願いします。




infection
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