きまぐれ

さすがに後期高齢者になって 更新頻度は低下してしまったが、
脳の劣化対策として 頑張っています

仕事がやりにくい

2005年12月06日 | 建築屋のメ
最近は 客先に行くと必ず話題?になるのが「姉歯」関連。

時候の挨拶が先か、姉歯かというぐらいだ。

当方には全く無関係の事柄だが、同じ業界の問題だから、客先の見方は違う。

「アハハ」と笑い話では 済まされない状態。

「お宅は大丈夫なの」?とか「大変だねー」ぐらいなら どうという事はないが

「信用して、いいのか?」「どこも同じことやってるじゃない?」なんて言われると

真面目にやってる大部分の建設関係者全員が、というか業界全体が

悪くみられている感じがして、情けない。

それにしても、チェック機能のお粗末な役所の多さには あきれる。

設計図書の中で、構造計算と構造図が最も重要だと思うが、体裁だけで

審査していたみたいな・・・。構造関係の技術者は不足しているんだろう、

意匠関係は 我々みたいに 腐るほど居るのに・・・。 

これから、確認申請する物件も、チェックが厳しくなりそう、役所に

顔のきく設計者でも、フンドシを締め直す必要が出てくるだろう。

大都市と違って地方都市では、どの業種でも 官民みんな

「お友達」みたいなもの、多々ある同一業界団体の顔ぶれ見ても

ほとんど同じ、幹部の名簿が一部入れ替わってる程度だから・・・。

いまごろは対策会議を開催中といったところか。
コメント
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