フローリウォネ。
グレンソンのモンキーブーツも写ってますが、
そちらはどうでもいいです。
一目見たときから、微妙な色の濃淡が気になってました。
細工を施した革底。
フローリウォネ。
製法はマッケイだそうです。
マッケイといえばローファーとかスリッポンを想像しますが、
この手のデザインでもマッケイがあることに新たな発見をしました。
今回は靴の造りではなく、
カラーリングが大きな話題です。
日陰で見るとこの感じが、
太陽の下に来ると、
↓
こうなります。
シックな色合いから、明るくも奥行きのあるワインカラーになりました。
すばらしい!!
すばらしいといえばスーパーカーですが、
今回は近くで見れなくて残念でした。
話は戻って、フローリウォネ。
生成りの革の靴に、藤沢さんという方が手染めしたパティーヌだそうです。
パティーヌなんて初めて耳にしましたが、
出来上がった靴に手染めを施すことがパティーヌなんだと教えてもらいました。
ベルルッティなどもパティーヌみたいです。
靴についてはどこの誰が作ったモノかの公表はないそうです。
初めてパティーヌを見れていい経験ができました。
染め上った革を組み合わせるよりも、
手間はかかりますが後染めの方が一体感が出ます。
手間とはそういうことですが、
やはりモノづくりで手間は惜しんではダメです。
ただ、手間をかけたところで、いいモノができる保証はできません。
そこがモノづくりの楽しいところ。
パティーヌなんて新しいことも知れていい経験ができました。
パティーヌ、今度誰かに偉そうに話してみようと考えてます。