社民党 国立市議会議員 藤田たかひろのブログ

国立市長選挙は、12月8日に始まり、投票日は12月15日です。

2018年度決算 実質収支 約6億300万円の黒字

2019年11月06日 23時06分44秒 | Weblog
 2018年度決算で、歳出が過去最大だったものの、

 連動して国や東京都からの支出金があるため、決算は黒字でした。

 歳入から歳出を引き、さらに翌年度に支払うべき金額を控除した後の、

 実質収支は、約6億300万円の黒字でした。
 
 法律の決まりで、黒字額の半分以上を貯金にあたる基金に積み立て、

 残りの金額を翌年度に繰り越します。

 ちなみに、17年度は、約5億4400万円の黒字であったため、

 約2億7900万円を18年度に積み立てました

 しかし、財政にゆとりがある状況ではありません。

 メリハリある予算編成を行い、
 
 高齢者が生きがいを持って暮らせる社会と、

 子育て施策の拡充で、ひとを大切にするまちづくりをしなくてはいけません。

 また、都市間競争を勝ち抜くため、市の特色を出した予算編成が必要です。

 さて、こんなにも黒字があるのに、

 来年度から学校給食費を値上げする必要はあるのでしょうか。

2018年度決算 地方消費税交付金 約2億2千万円減

2019年11月05日 23時02分26秒 | Weblog
 国は現在、都市部の税源を地方に分配する取り組みを行っています。

 そのため、地方消費税交付金は、

 前年度比約2億2千万円減の約13億円になりました。

 このような極端な変更は、市の財政に大きな影響を与えます。

 また、今年の10月から、法人住民税の一部国税化の割合も増やされます。
 
 18年度の国立市は、地方交付税のうち普通交付税をもらう自治体になりましたが、

 その額は、554万円です。

 歳入減の金額とは、とても釣り合いません。

 国は市の財源をしっかり守るべきです。

2018年度決算 概要

2019年11月04日 08時55分35秒 | Weblog
 2018年度決算は前年度に比べ、約16億1千万円増の約309億9千万円になりました。

 これは、過去最大規模の歳出です。

 18年度は、認可保育園を2園つくるため社会福祉法人に整備費の一部を補助したほか、

 国立駅北口整備、国立駅東側の都市計画道路の用地買収、南部地域狭あい道路整備、さくら通り2車線化、公共施設の外壁改修工事などを行なったためです。

 一方、歳入では、景気回復や納税する方が増えたため、

 個人市民税が前年度比9千万円増の約70億円になり、過去最大の歳入額になりました。

 法人市民税は減額になったものの、

 生産緑地の宅地化やマンション建設により、固定資産税が増えるなどしたため、

 市税は約1億円増加し、歳入の47.6%を占めました。

 歳入総額は約316億4500万円で過去最大となりました。