社民党 国立市議会議員 藤田たかひろのブログ

6月議会は、6月6日からです。

臨時党大会

2020年11月28日 00時54分24秒 | Weblog
14日は社民党の臨時党大会でした。

 議案は、社民党に残るも、立憲民主党に移るも、

 各人の選択を尊重するというものです。

 しかし、臨時党大会は、議案に賛成する人と、反対する人のせめぎあいで大荒れでした。

 社民党東京都連合は、11月7日の総支部代表者会議で出された意見を、11月9日の常任幹事会で議論しました。

 9日の会議では、議案に反対する常任幹事がいる中、

 都連四役の提案を議論しました。

 その提案は、都連は臨時党大会の議案に賛成票を投じるというものです。

 これに対して反対意見がありましたが、

 「反対意見があったが、四役提案を認める」

 という常幹集約になり、

 今度は反対意見がなかったため、

 都連は臨時党大会で5票全部、賛成に投じることにしました。

 私も代議員で賛成に投票しましたが、傍聴者から裏切り者の扱いを受け、

 本当に不愉快です。

 社民党国立支部は臨時党大会の議案に反対だったり、

 私も議案の提案に反対しないけれど、社民党に残ると発言していたためか、

 賛成票を投じたら、誹謗中傷され本当に不愉快。

 都連の代議員だから賛成票を投じるのは組織決定なのです。

 さて、臨時党大会では、議案に反対する人たちが、

 吉田幹事長は立憲民主党との合流協議に前のめりになって、

 党の分裂を企てていると、幹事長の解任を求める動議を出しました。

 議案の採決よりも動議が優先議題になります。

 ところが、

 動議の提出、採決に時間がかかり、

 聞いた話では、

 代議員の一人が、帰りの交通機関の時間が迫り、

 途中退席。

 (東京は感染者が多いから、社民党の臨時党大会に出席するため、東京に行くとは家族に言えない人がいたのです。)

 出席代議員数が、168人から、167人に減りました。

 そこに、社民党に残るも、立憲民主党に移るも、

 各人の選択を尊重する議案を採決したら、

 賛成が84票。反対が75票。

 ぎりぎり過半数でした。

 余計な動議を出さず、代議員が帰らなくてすみ、かつ、その代議員が賛成以外の態度であったら、

 出席168人だったので、賛成、反対、保留、

 いずれも過半数に達せず、議案は否決されたはずです。

 議案に反対する人が出した、吉田幹事長への仇が徒となって、

 痛恨の議案可決でした。