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時どきの感動をつづります

『 ピ リ オ ド 』 タイトルに納得です☆

2014-05-25 | 日記

 

 

 

     乃南アサ  著   『ピリオド』

 

作者の言葉・・人は自分の人生にいくつかのピリオドを打ちながら進んでいく

進むしかないからこそ、振り返りたくなるのだと思う

 

               ピリオド ・・・ 終止符

                      ~を打つ ・・・ 物事のけじめや決着をつける事

 <あらすじ>

 離婚流産歴2回こどもなしの40才カメラマン宇津木葉子(主人公)

 彼女の同級生であり兄嫁である宇津木志乃・主婦で高校生の息子と中学生の娘あり

 両者ともに不倫をしている

 そこに殺人事件と不治の病、さらに強姦がかぶさるという、どろどろとした人間模様が繰り広げられる    

 主人公の目線で進んでいく

                  ・     ・     ・

  最後に誰も住まなくなって何年か経つ実家を処分するようになる

 古びて壊れかけた家、植物の蔓などが浸食している家の中で、過ぎた日の家族を思い出し

 母親が一人寂しく、娘の帰りを待っていた事を悟り理解するのです          (Web より)

                                            

      

 

本の中で(一人一人は苦しい思いを抱えて、気楽さからは離れた生活をしている)

という表現がでてきます、その通りそれぞれ 自分の生活の中で一生懸命生きているんですよね

未婚の気楽さや不安、既婚の生活苦や親子関係の難しさなど

最後には自分の家を捨てる(ルーツを失くす)という重いテーマが・・

考えさせられる、今の時代に通じるストーリーでした☆★☆★

 

                                   

 

人は楽しい時、嬉しい時は前向きで進んでいける

~けど苦しい時、悲しく辛い事が続く時は後ろ向きになりませんか

 

6年前に亡くなった実母の事を思い出しました

訪問介護を受けるようになり、、老健(施設)でお世話になり、特養に入り、

徐々に認知症が進んでいく中

3人姉妹 (男兄弟もいるけどダメ) で仲良く見守った事など・・

季節ごとに家に連れて帰り、4人で過ごした日々を懐かしく振り返りました

その時は大変だったけど、時々笑顔で対応してくれる母を看ながら

介護生活は8年間続きました

十分寄り添えて納得させてくれたと思います

亡くなって涙はありませんでした

今は良き想い出となっています 「お母さん有り難う」 でした

 

 

見ていただいて