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5月連休中のサッカー観戦

2016年05月06日 | 日本

昨日、久しぶりに地元「ヴィッセル神戸」を応援のため「ノエビアスタジアム神戸」で観戦した。

連休中のため人出は最高で、こどもが挑戦できる「スポーツチャレンジゲーム」や「おさかなタッチプール」など楽しいイベントも用意されていた。

 

スタジアムに入ると対戦相手の「ジュビロ磐田」の応援団がビジターシート(北スタンド)に陣取っていた。試合開始の1時間前なのに、応援団はすでに整列して、応援コールを整然と、また力強く行っていた。相手チームながら素晴らしい応援に少し感動してしまったのです。

 

一方、ホームの「ヴィッセル神戸」の応援団も南スタンドに構え、“熱狂スタンド”の名にふさわしい応援合戦を繰り広げていた。

いつも、スタジアムを訪れた時のこの雰囲気が勇ましくて、迫力があり、へきれきのごとくで、大変気に入っています。

 

これが、テレビ中継では感じられない生の臨場感なのだと思ったのです。

特に、応援合戦ではお互いが相手チームをたたえ合う姿が、正々堂々として清々しくもあります。

 

試合開始前に、ヴィッセル神戸のグッズを購入するために、ショップを訪れた。

私の前にいた中年の男性が、マフラータオルの価格はいくらかと聞いていました。店員が2,200円と答えると、少し考え込んでいました。すると、店員は「記念ユニフォーム+マフラータオル」のセットの場合は、3,000円ですと、すかさず提示すると、その男性はセットでお願いしますと答えた。この場合、マフラータオルは800円になりますと説明する店員のロジック(論理)に納得はできませんでしたが、なぜか、私もそのセットを購入しました。

 

試合が開始された。

今回はバックスタンド席4列目であったので、選手の息づかいや唸るような声がよく聞こえた。

また、ボールを蹴る音も聞こえ、ゴールのたびに大きな歓声があがり、その歓声がスタンドいっぱいに広がる様は一体感があり、思わず大きな拍手をしてしまうのでした。

 

隣の席に座っていたおとなしい若者もゴールを重ねるごとに勇ましくなり、大きな拍手を送るようになっていた。熱狂する試合の効果なのかもしれないと思った。

試合は「ヴィッセル神戸」が4対1で勝ちました。PKやコーナーキックからの得点があり、キーパーのファインフレーありと、内容も充実した試合でしたので、ファンにとって最高のプレゼントになりました。

 

「ジュビロ磐田」のファンの皆さんや応援団の皆さんの応援も素晴らしいものがありました。

選手へのエールやここぞとばかりの声援は整然と力強いものがあり、立派な応援でありましたことをお伝えします。

 

以前のJリーグの試合の話です。

Jリーグ入れ替え戦の試合後、敗れた仙台のサポーターが、勝った磐田の選手たちに拍手を送ると、磐田の選手たちは仙台サポーターの前に集まり頭を下げ、磐田のサポーターは「ベガルタ仙台」コールを送り、これに応えた。

 

「日本のサポーターはサッカーの試合をあくまでもスポーツの範疇に収めてくれます。余計なものを盛り込んだりせずに、戦う相手のこともリスペクトしながら、スポーツマンシップに則って観戦してくれます。それで選手たちも非常に気持ちよく戦える」とザッケローニ元日本代表監督は語ったのでした。

 

世界では、サッカーファンが熱狂のあまり、相手のファンとスタジアム内で喧嘩をしたり、暴力をふるったりと見るに堪えない出来事がよく起きているが。日本ではそのようなことはほとんど聞かない。

 

また、セルビア戦争当時は、国際試合が行われる競技場のグランドに死体の山が築かれて、そのグランドに埋葬されたという悲劇が世界に伝わったのです。

それに比べると、日本はなんと平和的で、美しさにあふれたスタジアムなのでしょうか。

その試合の光景は、天国にいる神々も祝福するようなものだと私は感心しています。

 

以前に元名古屋グランパスエイトの監督をされた、名将アーセン・ベンゲル氏は、

「日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。これは私の確信であり事実だ」と明言されていました。

末永く、この事実が続くことを願ってやまないのです。

 

---owari---


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