goo blog サービス終了のお知らせ 

このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

トランプ高関税で公約のインフレ退治ができなくなるのでは?ではどうする?

2025年03月14日 | 政治・経済
今日も国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。

~~~~~~~~~~~~~
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは! 北野です。

皆さんご存知でしょう。
トランプ大統領は2月1日、メキシコとカナダに25%の関税、中国に10%の追加関税を課す大統領に署名しました。

これで、世界中大騒ぎになっています。
しかし3日、トランプさんは、メキシコ、カナダの首脳と話し、関税発動を1カ月遅らせることで合意したそうです。

トランプさんの高関税政策。
選挙戦中からずっと主張していました。
だから、私自身に驚きはありませんでした。

前々から書いていますが、トランプさんは、基本的に「有言実行」です。
「パリ協定から離脱する」といって、実際に離脱する。
「WHOから離脱する」といって、実際に離脱する。
「TPPから離脱する」といって、実際に離脱する。
「イラン核合意から離脱する」といって、実際に離脱する。
「不法移民を追放する」といって、実際に追放している。

もちろん、すぐ実現できないこともあります。
たとえば、「ウクライナ戦争を24時間で終結させる」といった約束は、相手(ゼレンスキー、プーチン)がいるので、実現できなかった。

しかし、それはトランプが「思ってもいないことをいっている」のではなく、「やりたいけれどうまくいかなかった」ということです。

彼は基本的に、「心」「言葉」「行動」が一致している「極めて稀な」大統領といえるでしょう。
だから「トランプは読みにくい」ということはなく、基本的に「彼はいったとおりに行動する」ので、「とてもわかりやすい」のです。

さて、皆さん、気づいておられるでしょうか?
トランプは、中国、カナダ、メキシコに高関税を課すことを宣言しました。
これは、「公約通りに動いた」といえるでしょう。

しかし、トランプ最大の公約、最大の課題は、「インフレ退治」でしょう。
トランプが勝てた最大の理由は、バイデンとハリスが「インフレ退治できなかった」からです。

だから、トランプは最優先で「インフレ退治」をしなければならない。
でも、彼がしているのは、「関税を上げること」。

これ、おかしいでしょう?
関税を上げたら輸入品の値段が上がって、インフレがさらに進んでしまいます。
関税を上げつつ、インフレも退治する?

トランプはこの矛盾をどう解決しようとしているのでしょうか?
無料動画内で解説していますので、是非ごらんください。↓

そして、できればチャンネル登録もよろしくお願いします。↓

---owari---

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。