雨上がりに咲いた夢の薔薇と虹

富士山の麓の田舎で生活する中
日々感じた事を 綴ったエッセイブログです
ほんわかロマンチックな世界観

音のかけら

2007-06-30 | 音楽

静岡県立美術館富士宮移動美術展開催中

6月23日より7月2日まで

曽宮一念氏の絵画

ロダンの彫刻の一部などが

富士宮文化会館にて鑑賞できる

嬉しい企画

あたたかい色合いの絵画に包まれた会場

次の展示室の中央の床に

幾何学模様の鉄の展示作品が置かれていた

大きさの異なるボールがあり

「ご自由に転がしてください」と書かれている

恐る恐るひとつのボールを手に取り

幾何学な模様の上を転がしてみた

木琴のような

トライアングルのような

見た目の冷たさとは想像もできない位

繊細で神秘的な音が聴こえた

金沢健一氏作品

「音のかけら」

 

 


マンモスの牙

2007-06-29 | 癒し

昨日から始まったまちなかアートギャラリー

そこで見つけたかわいいブローチ

バンブーアートの佐野氏の作品

日本人ならではの細かな手作業

本当に泳いでいるようだ

マンモスの牙で彫った鯉のブローチ

なんだか不思議な気がする

掘る前のマンモスの牙に触らせて頂いた

ひんやりした感触が夏向き

帯止めにも良いという

粋で夏らしいブローチ

 

 


今日という素晴らしい日を

2007-06-28 | 癒し

6月28日から始まった

まちなかアートギャラリー(ふじのみや)

68店舗に飾られたアート

とても一日では見ることができない

今日見た中で印象的だったのは

文房具店にて展示された大きな紅い木に

21の蝉の抜け殻のバンブーアート

vein  & vain

バンブーアーティスト佐野彰秀氏によれば

紅い木は血管を(vein)

蝉の抜け殻(vain)を表現している

生と死

雪だるまの感じたことは生はあまりにも儚い

一日一日を大切にしなくては

二度とこない今日という素晴らしい日を

つまらないことに捉われている時間などない

 

 

 

 

 

 

 


白雪姫

2007-06-28 | 

雪だるまのお気に入りの本

白雪姫

美を紡ぎだす手を持つ人といわれる

華道家、假屋崎省吾氏

最初から最後まで

美しい華のアレンジで表現された

白雪姫の物語

白薔薇、胡蝶蘭、ピンポン菊

華やかでいて清潔感がある

見ているだけで

暑い夏も涼しく過ごせそうな

そんな爽やかな一冊

 

 

 

 

 


ベニスに死す

2007-06-27 | 映画

雪だるまは

異国情緒があってロマンチックな映画が好き

海や砂漠の映画

1971年ヴィスコンティ監督作品の傑作

トーマス・マン原作

「ベニスに死す」

ある作曲家が休暇で水の都へと旅する

そこ見かける美少年に心惹かれてしまう

ギリシャ神話のような

海辺にたたずむ美少年

透き通る白い肌

碧い瞳と柔らかな金髪

憂いを含んだ眼差しが見つめるものは

蒼い海と白い砂浜

終始流れるマーラーの交響曲第五番

ほとんど会話がないこの映画

老いていく作曲家と瑞々しい少年の美しさ

ベニスの砂浜に崩れ落ちる作曲家

美しいものに憧れる心は永遠に・・・

 

 

 

 

 


つぶつぶあんこの水羊羹

2007-06-26 | 美味

 

すっきりしない天気が続く

冷たいスイーツが食べたい

水羊羹を作ろう

鍋で寒天を煮溶かす

そこへ自家製あんこを入れる

ゆっくりじっくりかき混ぜて型に入れて

冷蔵庫で冷やし固める

寒天パウダーを使えば簡単にできる

つぶつぶあんこの水羊羹

抹茶と一緒にいただくと最高

 

 

 


今年の夏は・・・

2007-06-24 | 雪だるま

雪だるまは、毎年この時期になると思う

高温多湿に弱い雪だるま

今年の夏を越せるのだろうか・・・と

年毎に熱くなる夏

 

母つまりお母さん雪だるまに聞いてみる

「今年の夏越せるかな?もうだめかもしれない」

お母さん雪だるまは冷たく言う

「確か、あなた去年の夏も同じこと言っていたわよね」

返す言葉がない

そういえば毎年同じことを言っているような気がする

こんなことを繰り返して

きっと雪だるまは

長生きするだろう

 

 

 

 


熱き表現者たち

2007-06-23 | 癒し

 

B1グランプリも終わり

富士宮では6月28日から

第5回まちなかアートギャラリーが開催される

商店街がアートギャラリーになる

絵画、彫刻、陶芸、等

去年の作品で印象的だったのは

モダンな柄の着物や

おおらかな柄のパッチワークの展示

鮮やかな色彩とゆったりしとした空間に癒された

熱き表現者「アーチスト」達の

発信地

ふじのみや


エキゾティックなかおり

2007-06-22 | アロマセラピー

 

 

汗をかきやすいこの時期

水分補給は早めにそしてこまめにが大切

自然食品の店で見つけた

かわいいハーブティーのボトル

「ペルシャ姫の花茶」

 

ダマスクローズ

ハイビスカス

オレンジフラワー

10種類の花とハーブをブレンドした

ピンク色のお茶

甘い中にエキゾティックなかおりと

洗練された味

バッグに入れて持ち歩けば

優雅にロマンチック

 

 

 

 

 


ピッティ・パンナ

2007-06-21 | 

最近読んだ絵本

「セーラーとペッカの日曜日」

元船乗りセーラーと犬のペッカが

繰り広げる世界

淡々としているけれどなんだか愉快

子供から大人まで楽しめる一冊

 

セーラーとペッカが教会に行った後

レストランで注文した料理がピッティ・パンナ

ピッティ・パンナとは

野菜や肉を炒めてその上に目玉焼きをのせた

スウェーデンの家庭料理らしい

本を読んだ後これが気になって

どうしようもなく食べてみたい

 

 

 


グレート・ブルー

2007-06-20 | 映画

なんとなくすっきりしない この時期見たい映画

1988年仏、リュック・ベンソン監督作品

「グレート・ブルー」

はじめて見たとき

モノトーンの少年時代の回想シーンで始まり

そして現在(いま)に移る時

スクリーンが鮮やかなブルーになる

ブルーの迫力に圧倒された

実在した伝説の素潜りダイバーをモデルにしたという

海に見せられた男たちの迫力の映画

蒼い海に命をかけ、

深い海の中に消えていく…

 

ジャン・レノがいい味を出していて

蒼い海に癒される映画

 

 

 


風鈴の音

2007-06-17 | 音楽

 

六月だというのに暑い日が続く

照りつける日差しのむこうに

カーテンがゆれる

頭がボーっとして真っ白になる

そんな時、

風鈴の音が聴こえた

涼を呼ぶ夏の音

懐かしさと現実の間の音