ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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アンケートの性別欄

2022-09-29 17:39:13 | 主張
皆様こんにちは、東北スガシンです。

本日は、連合の学習会「ジェンダー統計の観点からの性別欄の基本的な考え方」を受講してきました。
講師はLGBT法連合会事務局⻑の神⾕悠⼀氏でしたが、統計における性別欄について、ジェンダーに留意した考え方等を説明いただき大変参考になりました。

具体的には、性別欄については、尋ね方に配慮が無いと、人によっては⾃認する性別と異なる性別を書かざるを得ない場合に、自分の人格を傷つけてしまう恐れがあるとのことでした。したがって、配慮のある性別の尋ね方の一例として、3段階に分けて、Q1出生時の性別、Q2自認する性別、Q3恋愛対象となる性別、という形で尋ねることで、マイノリティの方々への配慮となるとの紹介がありました。

組合でも、アンケートや泊付の交流会を開催する際に部屋割の関係で性別を確認することがありますが、性別欄は男女のみとなっており、知らず知らずのうちに組合員を傷つけていたかもしれません。

ただ、そもそも、職場や組合においてはジェンダー平等に対する考えはあまり浸透していないため、組合アンケートで性別を確認する際にいきなり上記の3段階の聞き方をしたら、戸惑う組合員も多い気がします。
よって、組合としても、まずはジェンダー平等という考え方を組合員に浸透させ、当局にも浸透させるよう要求していくことが重要ですし、性別を確認する際には、何のために確認するか改めて考えたうえで、性的マイノリティに配慮することが重要だということを学んだ一日でした。


コメント
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