末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

Orlando Bloom 作品メモ

2006-09-12 23:22:51 | PJ版:役者のはなし
   Orlando Bloom ( LOTR :Legolas / IMDb

   ◇ お買い上げの1本 … 『 キングダム・オブ・ヘブン 』     

      劇場公開時の感想は こちらこちら
      北米と日本では、期待された程はヒットしなかったようですが、
      すごく端正というか、私はとても好きな作品です。
      上映時間の制約で、カットにカットを重ねた結果、
      必要最低限の情報しか残されていない編集となってしまい、
      確かに、展開がわかりにくい部分もありますが、
      それでも、登場人物一人一人の表情を丹念に追い、
      台詞の言葉のウラに込められたものを読み取りながら、
      時には、背後に見える景色の変化などにも気を配るようにして
      じっくりと、丁寧に見ていけば、
      物語から置いていかれるようなこともありません。
      主演のオーランドについても、
      「歴史物の英雄的な主役を演じるには、線が細くて物足りない」
      という評を、割りとよく目にしたのですが、
      私の場合は逆に、 オーランドのような
      若くてどこか不器用そうな役者が演じてこそ、
      バリアンというキャラクターの愚直なまでの真面目さと、
      それがもたらす功罪とに、リアリティを持たせることが
      できるんじゃないかなと感じました。
        *~*~*~*~*
      さて、以前から 「 出るはず!」 と噂されていた、
      劇場版未公開シーンが復活するというDC版についてですが
      北米では、昨年末~年始にかけて劇場で限定公開された上に、
      DVD化 もされて、かなり好評みたいですね。
      UKアマゾンでも、リージョン2が 9/25 発売予定 のようですが、
      私としては、やはり日本語字幕付きで見たいところです。
      日本でのDVD発売は、いつ頃になるんでしょうか?
     ( 11月発売の ブルーレイディスク は選択肢として論外なんで ; )

      ++ 10/15追記 ++
      ディレクターズ・カット版のDVDも、12/1 発売予定 のようです。
      但し、海外版にはある特典DVD2枚分が割愛された、
      本編DVD ( オーディオ・コメンタリー付き ) のみの
      2枚組で発売されるそうです。


Kingdom of Heaven


  制作中&公開待ちの新作
   ■原題 : Seasons of Dust
    (役名 : Ricky
      世界恐慌時代のアメリカを舞台に、過酷な運命を生き抜くヒロインと、
      彼女と行動をともにする盗人の逃亡劇。
      オーランドは、この盗人の役です。クラシカルな衣装で、多分、ちょっと悪人 (笑)
      プロデューサーはコーエン兄弟、監督は 『 O (オー) 』 等のT・B・ネルソン。
      なかなか面白そうな企画の作品ですが、実際に私生活でもパートナーの2人、   
      オーランドとK・ボスワースが共演する時点で、今後の成功か否かのハードルを、
      必要以上に高めてしまったような気もします。
      撮影はこれからですが、余計な憶測、詮索で揶揄されることのないよう、
      作品そのもので2人がちゃんと評価されるといいなぁ ・・ と思います。
      ++ 10/15追記 ++
      どうやら出演者サイドの問題で、企画自体が白紙に戻ったようです。
      ( IMDb からも作品ページが消えていました )
      脚本次第で、かなり見応えのあるストーリーになるのでは? と期待していただけに残念。。

   ■原題 : Pirates of the Caribbean: At Worlds End
    (役名 : Will Turner)
      2007年5月26日 世界同時公開予定 。
      シリーズお馴染みのメンバーで、現在追加撮影中。

   ■ヘイヴン 堕ちた楽園 / 原題 : Haven
    (役名 : Shy)
      “ 劇場公開が決定したらしい ”“ いやいや、結局、DVDスルーらしい ” と
      何度も、何度も、情報が錯綜したこの作品ですが、ようやく、10月日本公開 で落ち着いた模様。


  これから鑑賞する予定の旧作
   ■ケリー・ザ・ギャング / 原題 : Ned Kelly
    (役名 : Joe Byrne)
      19世紀オーストラリアの実在の人物、貧しいアイルランド移民の息子ネッド・ケリーが、
      “ 義賊 ” として、後の世の人々にまで語り継がれるようになっていった、その生涯を描く。


  鑑賞済みの旧作
   ■パイレーツ・オブ・カリビアン ― デッドマンズ・チェスト
      / 原題 : Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest

    (役名 : Will Turner)
      公式サイト&感想などは こちら

   ■エリザベスタウン / 原題 : Elizabethtown
    (役名 : Drew Baylor)
      公式サイト&感想などは こちら

   ■キングダム・オブ・ヘブン / 原題 : Kingdom of Heaven
    (役名 : Balian)
      関連サイト&感想は上記 ↑

   ■トロイ / 原題 : Troy
    (役名 : Paris)
      “ 馬鹿な子ほど可愛い ” を、これだけの説得力をもって演じきったオーランドは、
      ある意味スゴイ。ヘレンの元旦那との決闘場面、恐怖にかられ、恥も外聞もかなぐり捨てて、
      這うように逃げ戻ってくるシーンの演技も、とても良かったと思います。

   ■パイレーツ・オブ・カリビアン ― 呪われた海賊たち
     / 原題 : Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl

    (役名 : Will Turner)
      何も考えずに、ただただ楽しめばOK! サントラも、わりと好き♪
      呪いの謎が解き明かされるシーン、字幕の不備でよく解らないことになってましたが、
      DVDでは修正されたんでしたっけ?

   ■ブラックホーク・ダウン / 原題 : Black Hawk Down
    (役名 : Pfc. Todd Blackburn)
      若手有名俳優が多く出ていたこの作品。
      いちばん印象に残ったのは、この映画で初めて知ったE・バナでした。
      いい役者さんですよね。

   ■バーナビー警部 ~ 第12話 審判の日
     / 原題 : "Midsomer Murders" ~ Judgement Day [TV Episode]

    (役名 : Peter Drinkwater)
      若造オーランドが、見られます (笑)
      途中、ストーリー的には関係無いのに、主人公のバーナビー警部と、部下のトロイ巡査が、
      トールキンや 『 指輪物語 』 『 ホビット 』 のことを話し出すシーンがあって驚きました。
      やっぱり、舞台がイギリスだからでしょうか?

   ■オスカー・ワイルド / 原題 : Wilde
    (役名 : Rentboy)
      O・ワイルドに向けられる、一瞬の不遜な笑みが、
      いかにも、自分の魅力をわかりきってるという感じ。
      その一方で、仲間の男たちとじゃれあう場面になった途端、演技というより、
      LOTRのメイキング映像でのオーランド自身を彷彿とさせられます。。

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