どくだみ茶とハイネケンビール

来し方の思いや世相への老年の主張

過ぎたるは・・・

2015-02-28 22:24:57 | 世相
 中一の上村君が無残にも交遊グループに殺害され、その首謀者たる高校生は「今は話したくない」と警察で言っているとか。昔の警察であれば「ふざけるな!」と張り倒されていたろうが今は民主警察であるのでそうはいかない。だから我々は我慢して成り行きを見守るしかない。一説によれば「イスラム国」を真似たグループ組織らしい。
 ニュースによればイスラム国はイスラム教のタブー「偶像崇拝」に基づき、偉大なアッシリア文明の像やレリーフを破壊するなど、無知蒙昧を呈しており、世界から非難されている。
 今まではフランスの新聞の度の過ぎた風刺画にも罪があり、たとえジョークでも多くの人々が尊崇している宗教を茶化すことと、言論の自由は区別すべきと思っていたがこれでは全く理解は得られない(理解する人はいないと思うが)。
 風刺やジョークはある意味危険を冒す行為でもある。かって山藤 章二が週刊誌で右翼の「風の党」を「虱(しらみ)の党」と揶揄したところ、掲載の週刊朝日の元締めである朝日新聞に野村某なる者が乗り込み、社長に抗議した後その場で自決した。
 ただ私見ではあるが立派であったのはイラストレーターの山藤本人には何ら抗議や威嚇をしていなかったことである。しかし山藤 章二は素晴らしいアイディアを持つ似顔絵の名手で私も週刊朝日の愛読者でもあった。似顔絵には「悪意」のある誇張が面白いという考え方も楽しかった。
 ところで私のパロディの失敗例
10数年前家内と松山市山頭火ゆかりの「一草庵」を訪れた際、そこにある見学者ノートに、ふざけて「後ろ頭の薄れていくか」「払っても払っても借金の山」などといたずら書きをし、最後に「どうしようもない女房と歩いている」(「どうしようもない私が歩いている」のもじり)と言ったところ、今までそばでキャッキャと笑っていた家内が「それ どゆこと?」と途端に不機嫌になりました。やはり度が過ぎてはいけませんね。

春が近づいてきました。近所の紅梅です。
2~3日前 我家の裏の竹やぶで鶯の舌足らずの初音を聞きました。




 
コメント
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