海路が甘露へ

　クロスワードに挑戦しているが、ヒントに「待てば〇〇〇に日和あり」とありそれとＴ字に交わる、縦のヒントは「歌舞伎役者の世界」とあり、それは「梨園」の「ン」で、待てば・・「海路」の内の「イ」が交差する筈なので「オヤッ！」となり、ここでこのクイズは間違いでは？と思ってしまった。
　しかし念のためネットで調べたところ「まてば甘露の日和あり」という格言が存在しており、「ン」と「イ」の不整合が、双方の「ン」で問題なしとなるわけである。
　不勉強にして「待てば甘露の日和あり」は当方78才で初耳であった。よくよくヒントを読むと「天子が仁政を施すと天が感じて降らすという『甘い露』。待てば〇〇〇の日和あり」とあり、当方はてっきり「海路」と「はやとちり」をしてしまったのだが・・人生いつまでたっても勉強だと改めて考えさせられた。

平和の日本

　日本も中国、北朝鮮、ロシア、韓国とヘンテコな国が周囲を取り巻いているので、いつウクライナのように侵略されるかわからない。韓国はともかく、他はそのリーダーは人民による抑制が効かない国々である。人民とはいっても情報がまんべんなく行き届いてる状況であり、情報統制がないことが必要である。

　ロシアは資本主義と言いながら、プーチン自身が大統領制の改変をして専制政治をしてるのに、ウクライナをナチス呼わばりするのもおかしい。ロシアこそがナチズムに憑りつかれているのだ。

　そのロシアや中国が戦勝国として国連で拒否権を持っているとは、戦後80年にもなろうかという今日、時代錯誤も甚だしいと考える。敵国条項の戦敗国（日・独・伊）を常任理事国入りさせたらどうか？日・独・伊はずっと～前の80年前から、敗戦、復興、自国の責任などしっかりと噛みしめている。

　さて平和な日本がどのくらい続くかわからないが、桜咲く今、写真を撮ってみた。先に逝ったM君がいつも気にしていた裏山の桜の状況を天国に報告したい。

裏山の桜

COVID-19

　コロナとは光の輪、すなわち皆既日食の際にあらわれる広大な光であり、数百万度の高温のガスの気体である。太陽の表面積の温度は6,000℃であるがコロナは宇宙圏に伸びているのに極端な高温である。このスケールの大きい謎がなんとも不思議である。
　それはさておき、今のコロナと言えばウイルスであり、その形が太陽コロナに似ているのか知らないが、すっかり定着している。感染症のコロナは正式にはCOVID―19の名前を持っているし、そのように命名されている。以前、オウム真理教騒ぎの時、電気雑誌のギリシャ文字のΩ（0HM）社が大変迷惑を受けたと聞いている。
現在のコロナの名はトヨタの車でもなく、コロナストーブでもなく、コロナ瞬間湯沸かし器でもなく、感染症コロナのことである。
　全国にはコロナの商標を持つ会社が約300件近くあるそうである。だからコロナの名はやめてCOVID-19を用いるべきであると思うが、日本のマスコミの繊細さが無いというか、弱者に考えが及ばない姿勢に他事ながら、反発を覚えるのである。
　
　さて暫く記事を更新せず、サボっていたが、正に「天網恢恢 疎にして漏らさず」で、ある読者さんからご注意を頂いた。

　COVID-19騒ぎで遠出が出来なかったが、オミクロン株が流行る寸前に僅かに新規患者発生が少なくなった頃であろうか、家内の姉が緊急入院したとの連絡があり、慌てて家内と共に故郷に帰った。入院先の病院では県内の人は体温測定だけで、面会できるが、県外の人はPCR検査で陰性の証明か必要とのこと。その病院で検査をすれば２万位かかるが、近くの保健所などでは２千円程度で可能であるとその病院から聞き、翌日検査を受け、その翌日、陰性証明がもらえて無事に姉妹対面が出来たのである。
　記事更新をサボり、年末をゆっくり過ごすつもりであったが、家内の故郷に車で帰り、忙しい思いをした。しかしPCR検査待ちの時間もあり、家内と昔デートしたところをドライブするなどの楽しい時間もあったので、良かった事にしよう。
　堀切峠より

　以下は飫肥市内、飫肥城

「小次郎」の墓

　先日、嘘か真か知れないが「佐々木小次郎の墓」なるものを見た。妻と孫と私の3人が山口県阿武郡阿武町の福賀の山陰に見に行くと、ひっそりと葬られていた。
　杉林の小径を登ったところに墓所はあるのだが、なぜこのような辺鄙なところに墓があるのかと疑問に思い、（下の）写真の説明文を読んでみると小次郎の妻がキリシタンであったことが記されていた。（のちに仏門へ信仰を変えたようである）

　もう一つ、山口県の阿東町には「静御前の墓」があり、ここも小次郎同様の山奥に墓が立ち並んでいた。周りの小さな墓はおつきの方々かも知れないが、調べてみると残念ながら福岡県の福津市、香川県さぬき市、埼玉県久喜市、群馬県前橋市などに静御前の墓所が結構ある。
　静御前は義経の後を追うなら、東北方面に行くはずであるので、京の西に当たる山口県に墓所があるとは「はてな？」であるが、墓所の様子から、さも「本当らしい」のは山口県の方であるようにも思えた・・・。

山奥

案内板

小さなキリシタンのような墓（側面に書いてある「古志らう」は読み取れなかった

説明文

最後の車？

　先日ネットオークションで車を買った。
元の車は、私の家内の車であったが、半年くらい先より、カーブを曲がるとフロントサスペンションからゴロゴロと異音がするようになった。多分フロントアクスルのホィールベアリングからの音であり、左右にハンドルを切っても大きさは異なるが同じ音がする。
　フロントドライブの車でもあり、ベアリングを変えるとなると大変な（自分でやると）作業になるし、しかも左右一緒にやるとなると、ベアリングプーラーも必要であり、この歳になると厄介である。工賃を考えると左右で４~５万位入要であり、この際以前より考えていた、「軽のワゴン車で車中泊が出来るタイプに変えよう、俺の命もあとわずかだ」と思い、代替えを決めた。
　そこでにわかにネットで調べたところ27年式の日産クリッパーの軽が（スズキのOEM）があり、申し出の金額に若干のプラスアルファで落としたのである。
　それ以前に同程度の車が、どのくらいの値段か調べていたが、いずれも100万近い値が付いており、「高いなぁー」と思っていたがネットではかなり安い値段で、色も良かった。
　ただ、すぐ取りに行く予定（九州地区へ）であったのが、「コロナの予防接種などで少し遅れるが・・」と申し入れたが、先方も予定があり、先方から当方へ納車してくれることになる、思わぬ展開になった。

　ともあれ、軽ではあるがターボチャージャー付であり、燃費はともかく、力はあり、アクセルも以前のようにキックダウンして坂を上ることもない、誠に心強いものがある。
　私もこれが最後の車になるのだろうが、残り少ない人生、家内と二人で日本国中（とはいかないが）旅をしたいと思っている。



とりあえずクーラーの利きをよくするために運転席のみにカーテンを付けた。