どくだみ茶とハイネケンビール

来し方の思いや世相への老年の主張

生まれ変わったら

2013-08-30 22:53:06 | インポート
今年は特に暑い夏であった。「夕涼み よくぞ男に生まれけり」とは昔のことで今は若い女性の露出度合も多くなり、外出時では男性の方が、より暑苦しい服装となる。ミニスカートやショートパンツで闊歩する女性にこの歳になっても視線が向くのも情けないが、私にも少しは好奇心(早く言えばば助べ心)が残っているようだ。
 以前、電車内でたびたび痴漢の被害をうけている女子高生がTVで紹介され、精神的ダメージを受けているとのことであったが、彼女はボカした映像のそれでも分かる超ミニの制服を着ていた。普通の丈のスカートにすれば少しは被害が少なくなるのではと思うが、彼女には自分の服装が男性の好奇心を誘っていることに気が付いていなかったのだろうか。
 NHKの「クールジャパン」で欧米女性は「オシャレとして、一般的には胸の谷間は見せても脚を広範囲に見せる服装はしない。超ミニのスカートやショートパンツはストリートガールが着用するイメージだ」と言っていた。なるほど欧米の女子学生の普段着はGパンなどが普通である。しかしパーティなどでは精一杯めかすようだ。
 いずれにしても盗撮などの痴漢行為は、男であれば大学教授、経済評論家、警察官から一般人まで社会的地位によらず出来心でやってしまう人達がいるから女性側もオシャレについてはよく考えた方がよい。
 先日婦人用自転車のサドルを200本盗んでいた変質者が捕まり、警察署の講堂で撮ったのだろうか、彼の盗んだサドルがたくさん並べてあった写真も報道され、「よくぞマァこれだけ盗んだものだ」と思わず笑ってしまった。しかし実は昔、飲み仲間と生まれ変わったら何になりたいかという事になり、一人は婦人用自転車のサドル、一人は女風呂の框(かまち)か椅子などとふざけた話になったのを思い出した。男はみな同じでその行為に及ぶか否かの違いだけだと犯人に少し同情。
 ところで「生まれ変わる」についてもう一つ。
これも昔、家内が「お父さん、今度生まれ変わったらまた私と結婚する?」と尋ねたことがある。私も今なら「当たり前だ」と点数を稼ぐ返事をするが、その当時は自分に忠実?であり、考えた末「今のところ、私は生まれ変わる予定はございません」と答えたところイエスの返事を期待していたであろう家内はこの玉虫色で国会なみの私の答弁に笑い転げてしまった。セーフ!

秋が待ち遠しい。

 
 
 


コメント (4)
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