夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

チョコっと健康にいい? 血圧低下や認知症予防期待、遅ればせながら私は学び、やがて微笑み・・。

2017-09-25 17:16:45 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活のまもなく73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかな年金生活を過ごしている。

私は朝の9時過ぎに小庭の手入れをする為に、玄関庭に下り立った・・。                                           

さわやかな秋晴れの中、草むしりに熱中していると汗ばみ、
樹の下にも雑草が生い茂っている為、這(は)いずりながら草むしりをしたりすると、
まもなく汗まみれ泥まみれとなったりしたが、人生は気合だ、と体力の衰えを実感している私は、
自身を叱咤激励をしたりした。

やがて4時間ばかり奮闘して午後1時過ぎに程ほどに完了し、お風呂に入った後、
遅い昼食とした。

我が家は昼食だけは、お互いに拘束されるのを避けて、
それぞれフリーとしている。

私はいつものように、ヨーグルト(450グラム入り)を半分ばかり食べ、
彼岸入りの初秋から冬用として、リンゴをひとつ食べたりしている。

家内はケーキのような菓子パンを食べ終わって、
コーヒーを飲みながら、チョコレートを食べたりしている。

まもなく家内が、チョコレート・・食べますか?、と言いながら、
私にチョコレートを手渡した。

            

私は、ためらいながら太ることを恐れたが、ひとかけらだけ食べたりした・・。
                                           

やがて、長らく愛読しているネットの【NIKKEI STYLE】を見ている中で、
『 「チョコっと健康にいい? 血圧低下や認知症予防
      カカオ高配合に注目集まる~ 』と見出しを見たりした。

私は齢ばかり重ねた身で、何かと無知なことが多く、
チョコレートは・・血圧低下や認知症予防・・
本当かしら・・と思いながら、記事を精読してしまった・・。

この記事の原文は、ライターの松田亜希子さんの寄稿文であり、
日本経済新聞・『NIKKEIプラス1』2017年2月11日に掲載され、
関連の基幹サイト【NIKKEI STYLE】に配信されていた。

そして少し古い記事であるが、健康に関しては、すべて時空を超越するょ、
と私は思い、
無断であるが転載させて頂く。
 

《・・チョコっと健康にいい? 血圧低下や認知症予防期待 ~カカオ高配合に注目集まる~

          

バレンタインデーも近いこの時期、どんなチョコレートを買おうかと迷っている人は、
目先を変えてチョコレートの機能性に注目してはどうだろう。

カカオが高配合されたものを適量、継続的に食べると、
血管や認知機能などへの健康効果が期待できるという。
身近な嗜好品にどんな効用があるのか、専門家に聞いた。

チョコレートの主な成分は、カカオ豆の胚乳部分をローストして、すりつぶしたカカオマスと、
カカオ豆の脂肪分であるココアバター。

これに砂糖を加えたものをダーク(ブラック、ビター)チョコレート、
砂糖のほか乳製品も加えたものをミルクチョコレートと呼ぶ。

一方、カカオマスが入らず、白いココアバターに砂糖や乳製品を加えたものは
ホワイトチョコレートに分類される。

ダークチョコレートの中でも
「カカオ分が70%以上のものをハイカカオチョコレートと呼び、機能性が評価されている」
と日本チョコーレート・ココア協会(東京・港)顧問の尾畑暠英さん。

カカオ分70%チョコレートは、カカオマスやココアバターといったカカオ由来成分が70%を占める。

■抗酸化力備える

カカオマスには「ポリフェノール、食物繊維、各種ミネラルなどが豊富に含まれている」(尾畑さん)。

ハイカカオチョコレートは、その割合が高いので、
砂糖や乳製品の配合比が高いチョコレートに比べて、健康効果が期待できるという。

ポリフェノールとは、植物特有の色素や苦み・渋み成分。
赤ワインや緑茶で知られるが、実はカカオマスにも、たっぷり含まれる。

カカオポリフェノールは、チョコレート独特の風味のもとだ。

一方で「さまざまな病気の原因となる活性酸素を除去する抗酸化力がある」(尾畑さん)。
カカオポリフェノールの正体は、主にエピカテキンと呼ばれる物質で、多彩な健康効果が期待できる。


実証するため、日本初のヒトを対象とした大規模調査が
2014年に愛知県蒲郡市と愛知学院大学、製菓会社の明治の産官学共同で行われた。

蒲郡市内外の45~69歳の347人に、
カカオポリフェノールを多く含むカカオ分72%チョコレートを4週間、
毎日25グラム摂取してもらい、身体状態の変化を検証した。

結果、ハイカカオチョコレートが、生活習慣病の予防改善につながる可能性が確認された。

例えば高血圧予防。
愛知学院大学心身科学部の大沢俊彦教授は
「チョコレートの摂取前後で、血圧低下が統計的に認められた」と話す。

特に血圧が高めな人ほど、低下量が大きかったという。
カカオポリフェノールの抗酸化作用で、血管がしなやかになり、赤血球が通りやすくなったためと考えられる。

「血中のHDL(善玉コレステロール)が明らかに上昇し、動脈硬化予防が期待できる」と大沢教授。

HDL(善玉コレステロール)には、血管内のLDL(悪玉コレステロール)を排除する働きがあるからだ。

LDL(悪玉コレステロール)が過剰に増えると、血管壁に溜まって動脈が、分厚く硬くなる。
動脈硬化の指標となる血管の炎症や酸化ストレスの数値も低下したという。

■食べ過ぎは禁物

大沢教授はさらに
「脳の海馬部分に多く存在するBDNFというタンパク質が、増えることも確認できた」と話す。

BDNFは加齢に伴い減ることが分かっている成分で、
これが増えると、記憶・学習などの認知機能を促進させるという。
また、うつ病やアルツハイマー型認知症との関連性も報告されている。

現在、ハイカカオチョコレートの継続摂取によるBDNFの減少抑制効果や、
認知能力の低下を防げるかどうか調べる研究が進められている。

ちなみに4週間チョコレートを食べ続けた人たちに、
体重やBMI(肥満指数)の変化は特になかった。

1日25グラムとは、板チョコ5かけらくらいだ。
「カカオ分72%なら、この量で約630ミリグラムのカカオポリフェノールを摂取できる」
と大沢教授。

カカオ分の含有率が上がるほど、ポリフェノール量は増えるが、苦みも増す。
毎日食べるなら、カカオ本来の味わいとほのかな甘みのバランスがよい
カカオ分70%程度がおすすめだ。

量は「1日25~28グラムなら肥満の問題はないだろう」と尾畑さん。


カカオポリフェノールが体によいからといって、食べ過ぎは禁物。
チョコレートは高カロリーだ。

またカカオポリフェノールは、早く吸収されて抗酸化作用を発揮するものの、効果は持続しにくい。
尾畑さんは「1回で食べず、1日何度かに分けて、少しずつ食べてほしい」と話す。

◇     ◇

■「便通促す」という研究結果も

「ハイカカオチョコレートを継続して食べると、便通の改善が期待できる」
と話すのは、帝京大学理工学部バイオサイエンス学科の古賀仁一郎准教授。

明治との共同研究で、カカオ豆のタンパク質「カカオプロテイン」に着目している。
昨年、腸内環境を改善する効果を突き止めた。

「カカオプロテインは乳酸菌、ビフィズス菌と並ぶ腸内善玉菌のフィーカリバクテリウムを増やす」
と古賀准教授。

この善玉菌は「便通を促す酪酸をたくさん生み出す」という。
長寿の人の腸内には、このような酪酸産生菌が多いこともわかっている。
新たに発見された機能成分のカカオプロテインは要注目だ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

          

私は何故かしら、街中のスーパーにある板チョコレートが、好きである。

私が1954年(昭和29年)の小学3年生になったばかりの時、私を可愛がってくれた祖父が死去した。
前年に祖父の長兄だった父が亡くなり、跡継ぎを失くし、
その上に祖父は病気となり、落胆した表情が少年の私さえ感じていた。

そして祖父、父が中心として、程ほどの広さの田畑を耕し、
多忙な時期は小作人だった人たちの助けも借りて農業をしていたが、
大黒柱の2人を失った生家では、長年の農業の技量の伝承が絶たれてしまったので、没落しはじめた・・。

こうした中で、母、父の末妹の叔母、長兄、次兄、私、そして妹のふたりが残された家族となり、
生活は困窮し始めた・・。
          
このような状況下の時、祖父の妹に当たる祖母のような心優しい人が、
何かと不憫に思い心配されて、とても私たちが日常生活で買い求めることのできない菓子などを持参してくれた。
その上、妹の2人には、何かと品を頂き、ときにはお揃いの洒落た下駄などを頂戴した。

この人が帰路する時、私は駅までの15分ぐらいの町道をこの方と共に歩いて、駅で見送った。
この少し前、このお方は私に、
『チョコレートでも・・買ってねぇ・・』
と私に百円玉ひとつを手渡して下さった。

この後、私は小汚い身なりであったが、駅前の商店街の菓子屋に行き、
まばゆい包装紙に包まれた一枚の板チョコレートを買ったりした。

そして私は駅前から急いで帰宅し、妹のふたりと割って食べたりした。

しかし恥ずかしながら告白するが、正確には私は少し大き目の3分の1であった・・。

あの家も貧乏になった、と少年の私さえ、近所の人たちの風の噂を聴こえたりしていたが、
この時ばかりは妹2人と食べあった板チョコは、この時は何かしら貧乏のことも忘れさせてくれた。

こうした体験を秘めた私は、たった一枚の板チョコレートであるが、
ここ15年前の頃からのベルギー産の高級品、宇治抹茶生チョコなどのチョコレートより、
遥かに美味しく感じられるのである。

そして私にとっては、たった一枚の板チョコレートでも人生観を変えることがある、
と思ったりしている。

このような私の秘めたる想いがあるから、家内は少し高価なチョコレートを食べたりしているが、
ここ10年の私は、明治製菓の『ブラック・チョコレート』を月に一度ぐらい、
スーパーで80円前後で買い求めて、食べたりしている。

          

今回、この記事から喚起させられて、家内が食べているチョコレート・・カカオ72%・・・カカオ86%
  

血圧低下や認知症予防されると学び、私は板チョコから卒業して、程ほどに愛食しょうかしら、
と微笑んだりしている。

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