夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「物忘れ」と「認知症」の見分け方、私は学び、やがてチェックリストを受診した後、微苦笑して・・。

2017-09-20 15:06:03 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】を見ている中、
【 「もの忘れ」と「認知症」の境界線は○○ 
            これを忘れるとヤバい… 】と見出しを見てしまった。


私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、日常を過ごしている。

そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私は70歳を過ぎた頃から齢を重ねるたびに、物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑する時もある・・。

たとえば家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、その地の情景などは鮮やかに重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じる時もある。            
           
こうしたこともあり、もとより私は認知症に遭遇しないように念願しているが、
やはり認知症に関しては、気になり精読してしまった。

             

       
この記事の原文は『週刊朝日』の2017年9月1日号に掲載された記事のひとつであり、
朝日新聞社系の基幹サイト【AERA dot.(ドット)】に2017年8月25日に配信されて、
無断ながら転載させて頂く。

 《・・「もの忘れ」と「認知症」の境界線は○○ これを忘れるとヤバい… 

人の名前が思い出せなくなったり、物をしまった場所を忘れたり。
一見紛らわしい、老化による「物忘れ」と認知症による記憶障害。

忘れ方にはどのような違いがあるのだろうか? 
好評発売中の週刊朝日ムック「家族で読む予防と備え すべてがわかる認知症2017」からお届けする。


*  *  *

「ほらあの人! 冷蔵庫のCMに出ている、若い男で」

「誰ですかね?」

「あの昔、朝ドラにも出ていた。しょうゆ顔の・・・」

「もっとヒントをください」

こんなクイズ形式の会話が、年をとると増えていく。

飲みの席ならば「酔っていたから」と言い訳ができるが、
シラフだと「もしかして認知症かも?」と疑心暗鬼になってくる。


では、老化によるもの忘れと認知症の境界線は、どこにあるのだろうか。

両者とも記憶に不具合が起こっている点は同じだ。
その違いは、ヒントによって思い出せるかどうか。

老化によるもの忘れならば、通帳を「どこにしまったか」を忘れても、
「書斎の机の中だったよね?」と言われると、思い出せる。

しかし認知症は、「しまったこと」自体を忘れているので、
人に教えられても、思い出せないのが特徴だ。


この差は、記憶のどの段階に、問題が起こるかによるものだ。
記憶には、1.覚える→2.保持する→3.引き出す、という三つの過程がある。

加齢によるもの忘れは、3の引き出す機能が衰えることで起こる。

頭の中にある膨大な情報から、的確な内容を呼び出せなくなるのだ。

ただし記憶自体は残っているので、きっかけがあれば、
「あ、そうだった!」と思い出せる。

しかし認知症は、1.2にも障害が起こるので、記憶自体がなくなる。


“忘れる対象”にも違いがあると、認知症専門医である「お多福もの忘れクリニック」の本間昭医師は話す。
「テレビで見たタレントの名前を忘れるなど、
人の名前や地名といった『固有名詞』を忘れるのは、老化なので心配いらないでしょう」

冒頭のような会話ならば、老化の範囲内ということだ。

             

しかし、テレビを見たという「体験」を忘れると認知症の可能性が高くなる。
表で違いをチェックしてみてほしい。

たとえば、手紙に書いた内容を忘れるというような記憶の一部を忘れるのは老化だが、
手紙を書いた記憶をまるごと忘れるのは、認知症の可能性がある。

「もの忘れの度合いが、自分で客観的にわかる段階は、健康な状態です。
認知症は忘れている自覚がないので、独居の方は気づきにくいのです。

ただし記憶は、ストレスや飲酒、体調などによっても影響されます。
もの忘れがあったからといって過度に心配しすぎずに、
まずは生活に支障があるレベルかどうかで判断しましょう」(本間医師)


もの忘れは誰にでも起こり得る。
「もしかして」に備える判断基準を持っておきたい。

             

【チェックリスト】もの忘れと認知症の見分け方は?

<もの忘れ>

・ドラマに出ていた俳優の名前を忘れる
・小説の主人公の名前を忘れる
・知人の名前を思い出せないが、ヒントをもらえば思い出せる
・財布をしまった場所を思い出せない
・買い物に行って卵を買い忘れる
・友人との待ち合わせで、時間や場所を忘れる
・洗濯機に洗剤を入れ忘れる
・手紙に書いた内容を忘れる
・電話で聞いた内容を忘れるが、メモを見れば思い出す
・買い物に自転車で行き、置いた場所を忘れる
・夫婦で旅行に行った年や場所が思い出せない

<認知症>
・ドラマを見たことを忘れる
・小説を読んだことを忘れる
・知人の名前を思い出せず、ヒントをもらっても思い出せない
・財布をしまったことを忘れている
・買い物に行ったことを忘れて、卵を何度も買ってしまう
・友人と待ち合わせしていることを忘れる
・洗濯機の操作方法を忘れる
・手紙を書いたことを忘れる
・電話で聞いた内容を忘れ、メモを見ても思い出せない
・買い物に自転車で来たことを忘れて家に帰る
・夫婦で旅行に行ったことを忘れている

週刊朝日 2017年8月11日号 ・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

             

私は多々学んだ後、こっそりと『【チェックリスト】もの忘れと認知症の見分け方は?』を
受診してしまった・・。

そして<もの忘れ>の中に、該当するがあり苦笑してしまった。
たとえば、ドラマに出ていた俳優の名前を忘れる、
或いは、小説の主人公の名前を忘れる、こうしたことに、もどかしさを感じる時もある。

これ以外は、まだぁ・・大丈夫だ、と微笑んだりした。


私は定年した60歳より多々の理由で年金生活を始め、
殆ど毎日のように家内から依頼された品を求めて、スーパー、専門店で買い求めたりしている。

このような買物メール老ボーイとなっている私は、
利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、

歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している。
             
帰宅後、やがて独りで我が家から歩いて3キロ範囲にある遊歩道、小公園をひたすら歩いたりしている。

こうした根底のひとつには、
もとより健康でなければ、私でも日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。

           

私は年金生活をしている中、相変わらず亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらく、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビール、水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、
話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

           

しかしながら油断大敵、無念ながら体力の衰え、物忘れが多くなったことは実感して過ごしているが、
程ほどの食事、熟睡、歩くことなどで、何とか健康寿命を保ち、
せめて後期高齢者入門の75歳を迎えたいと念願している。

 
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