夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

突然の脳梗塞・・迷わず救急車を呼ぶべき「5つの症状」、高齢者の私は多々教示され、これからの光明を頂き・・。

2017-03-29 15:01:10 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読しいるネットの【日刊ゲンダイ デジタル】を見たりした中で、
【 突然の脳梗塞・・迷わず救急車を呼ぶべき「5つの症状」 】と題された見出しを見た。

私はここ数年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、いずれも大病で入退院を繰り返した後、この世を去ったり、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。

そして私は脳梗塞も怖いなぁ、と思いながら、確か2年前の遅ればせながら学んだことは、
脳梗塞は脳卒中の1つで、頭の中の血管が詰まることにより生じる疾患。

脳卒中の中には他に、血管が切れることによって生じる脳出血、
脳動脈瘤という血管の“コブ”が破れて生じるくも膜下出血がある。

そして厚生労働省の人口動態統計2014年よると、脳卒中は日本人死亡原因の第4位で、
年間およそ11.4万人の方が脳梗塞が原因で死亡している。

このようなことを学び、今回の【突然の脳梗塞・・迷わず救急車を呼ぶべき「5つの症状」】も真摯に学びたく、
精読した。

この記事は、【日刊ゲンダイ デジタル】で2016年12月21日に配信され、
無断であるが転載させて頂く。
             

《・・5つの「ちょっとした異変」があれば、迷わず救急車を呼ぶべきだ。
最悪の事態になりかねない。

「びびっと気づいて対応するか、『何かおかしいな』程度に考えて放置するかで、その後の運命は大きく変わります」
こう言うのは、東京慈恵会医科大学神経内科の井口保之教授。
脳梗塞治療のエキスパートだ。

脳梗塞は、突然起こる5つの症状が、見極めの決め手になる。

ところが、井口教授によれば、「見落とされることが、非常に多い」という。
ドーンとくる重い症状であれば、慌てて救急車を呼ぶだろうが、軽い症状のケースが、珍しくないからだ。
しかも、一過性脳虚血発作といって、数分から1時間以内で、症状が消えてしまうケースもあるから厄介だ。

井口教授らの調査では、どんなに軽い症状であっても「びびっと気づいた」人は、76%が2時間以内に来院。
一方、症状には気づいていても、重大視しなかった人は、半数以上がすぐに病院に来ていなかった。

これがどういう結果を招くのか。

「早期に来院すれば、『血栓溶解療法』という内科的治療が可能になるのです」
             

血栓溶解療法とは、「t-PA」(アルテプラーゼ)という血栓を溶かす薬剤を注射で投与する。
脳梗塞は、脳へいく血管が血栓(血液の塊)で詰まって血流が滞り、その先の脳細胞が壊死する病気だ。

当然のことながら、治療までの時間が長くなるほど、壊死する脳細胞は増え、脳の損傷が拡大する。
早い段階で、血栓溶解療法を受けて、血流が再開通すれば、“被害”は最小限に食い止められる。

「t-PA(アルテプラーゼ)を受けた100人の調査では、39人が3カ月後に自立でき、
プラセボ(t-PAを受けられなかった)群は、26人しか自立できませんでした。

100人単位で見ると、小さな差と思うかもしれませんが、母体を大きくすると有意差がはっきりとわかります」

脳梗塞は、約4割の患者は、発症前と同程度まで回復し、
一方で6割は、後遺症が残ったり、死亡したりするといわれている。

さらに、後遺症・死亡例のうち、何らかの後遺症が残る人が20%、
補助なしの社会生活が困難なほどの後遺症の人が23%、死亡者が17%。

どれに属するか? に大きくかかわっているのが、軽い症状にも「びびっと気づき」「早期に来院」することなのだ。
             

井口教授が注意を促す5つの症状は次の通り。

①片方の腕や脚にマヒ、しびれが起こる。マヒは「動かしたくても動かない」、しびれは「ジンジンしたしびれ」

②ろれつが回らない、言葉が出てこない、他人の言うことを理解できない

③片方の目が見えない、視野の半分が欠ける、ものが二重に見える

④立てない、歩けない、ふらふらする

⑤経験したことがない激しい頭痛


⑤は、くも膜下出血の症状で激烈なので、誰でも危険を感じるだろう。
しかし、①~④も突然起こったら、たとえ軽くても、迷わず救急車を呼ぶ。
             

☆高齢者の場合「認知症と誤解」

高齢者の場合、「認知症の表れ」と本人も家族も思いがち。
たとえ認知症の症状だったとしても、それは検査を受けたからこそ、わかることであって、
MRIなどのチェックは不可欠だ。

「私の調査では、病院に入院した脳梗塞急性期の患者で、
血栓溶解療法を受けることができる割合は、全体の5%程度。

5つの症状にびびっと気づく人が増えれば、急性期治療を受けることができる患者の割合は、もっと増えるでしょう」

症状から脳梗塞を疑った時、救急車を呼ぶのに遠慮はいらない。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は72歳の私と67歳の家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭に築後39年を迎えた古ぼけた一軒屋に住み、
お互いの厚生年金を頂きながら、程ほど貯金を崩しながら、ささやかに過ごしている。

過ぎし2004年(平成16年)の秋に私は定年退職し、敗残者のような七転八起のサラリーマン航路を過ごした。
そして何かと卑屈と劣等感にさいなまれ、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された定年退職後の人生は、年金生活をしながら、多少なりとも自在に過ごしたと思ったりした。

そして年金生活を始めた時は、少しは不安があったりしたが、定年退職するまでは何かと苦節が多かった為か、
予測した以上に年金生活は安楽な日々を過ごし、早や12年半が過ぎている。
             

私は定年の5年前の頃から、定年後の60代の10年間だけは五体満足に生かしてくれ、
その後の70代以降の残された歳月は、余生であると漠然ながらと思ったりしてきた。

こうした思いの底には、私の父は私が小学2年3学期になると、黄疸〈おうだん〉で長らく自宅治療をしていたが、
肝臓が悪化して、42歳の若さで病死されたこともあったりした。

そして何よりも私の現役のサラリーマンの50代に同僚が病死されたり、
残されたご家族の心痛な思いが、痛いほど理解させられたりしてきた。

或いは先輩の65歳、69歳で亡くなったことであった。

やがて私は定年後、年金生活をし62歳の時、現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。
       
そして私が64歳の時、同世代のひとりの知人が奥様に病死されて、  
この知人は『おひとりさま』となり、私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。
             

こうした中で、私は2010年(平成22年)の秋に健康診断の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。

私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・何なりと御指導をお願い致します』
と私は内科の医師に懇願した。

そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
体力の衰えた66歳の私は、青色吐息のような表情で、内科の医師のアドバイスを聴いたりした・・。

私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。

このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。

やがて医師から、料理のカロリー試算表を渡された上、軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。
この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら野菜を多くした料理を作って貰い、
これ以来、朝夕頂いたりした。

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。

この間、私は最寄の内科に4週間毎に定期健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外はすべて優等生となったのは、2011年(平成23年)の3月の初旬であった。

こうしたこと以外は私たち夫婦は幸いに大病に遭遇することなく、過ごしてきた。
             

昨今、日本人の平均寿命は、1956年(昭和31年)の当時は、男性が63.59歳、女性が67.54歳であったが、
その後、食生活の改善や医療の進歩などで延び続け、
おととしの2015年(平成27年)には、男性が80.79歳、女性が87.05歳と私は学んだりした。

そして介護の必要がなく、健康的に生活できる「健康寿命」も、
2013年(平成25年)の時点の推計で、男性が平均で71.19歳、女性が74.21歳と知ったりした。

こうした中で難題は『健康寿命』と『平均寿命』の間で、介護を要する期間でもある。

私は何よりも健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフ健康体と信愛し、年金生活を過ごしている。
             
こうした根底として、いつの日にか糖尿病の再発、或いは認知症、脳梗塞などの難病に遭遇したら、
もとより困窮するので、歩くことが多くなっている・・。

そして平素の買物メール老ボーイの責務を終えた後、帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
             

今回の脳梗塞に関して、脳梗塞の前触れの『5つの症状』を学び、
こうした表情が出たら、迷わずにいち早く救急車に乗車する。

そして病院で『血栓溶解療法』という内科的治療などを処置して下されれば、
脳梗塞は、約4割の患者は、発症前と同程度まで回復し、
一方で6割は、後遺症が残ったり、死亡したりするといわれている。

さらに、後遺症・死亡例のうち、何らかの後遺症が残る人が20%、
補助なしの社会生活が困難なほどの後遺症の人が23%、死亡者が17%。

このように多々私は学び、いかに脳梗塞の前触れの『5つの症状』が重要かを学び、
これからの私たち夫婦が過ごす中で、『5つの症状』を察知したならば、素早く対処すれば、
脳梗塞の約4割の患者は、発症前と同程度まで回復すると学び、私は光明を感じたりした。

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