夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「勝手に流行語大賞2016秋」発表!、何かと世間に疎(うと)い私は、こっそりと学び、やがて微苦笑して・・。

2016-10-22 15:15:25 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住む年金生活している72歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している『nikkei BPnet』を見たりしていた中、
【「勝手に流行語大賞2016秋」発表! 『豊洲の盛り土』『都民ファースト』など「小池物件」続々!】
と題された私は見たりした。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭であり、
インターネットに関して、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
私は据え置き型のパソコンを利用している。

こうした中、私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
そしスマホと省略されているスマートフォンも使えなく、
家内だけは遅ればせながら昨年の春以来、携帯電話を買い求めて利用している。

私はフェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。
              
そして私は世の中の出来事に関しては、テレビに関してはNHKニュース、ドキュメンタリー番組を視聴したりしている。
或いは新聞、月間総合雑誌とかネットでニュースを読んだりしているが、
何かと世間に疎(うと)いひとりと感じたりしている。

このような事情を秘めている私は、流行語大賞2016秋、どのようなことなょ、
社会勉強ね、と思いながら、こっそりと記事を読んだりした・・。
            

この記事は日経新聞プラス1、アスキードットPCなどに寄稿されている福光 恵(ふくみつ・めぐみ)さんが、
『nikkei BPnet』の『トレンド・リテラシー講座ライフ』に寄稿されて、
9月30日に配信されていたが、無断であるが転載させて頂く。

《・・「勝手に流行語大賞2016秋」発表! 『豊洲の盛り土』『都民ファースト』など「小池物件」続々!

☆突如流行語に躍り出た小池劇場絡みの流行語

いったい何回やれば気がすむのよ。
というわけで今回は、2016年第3四半期、勝手に流行語大賞。

ベッキーの不倫騒動が正月気分を吹き飛ばして始まった2016年も、残すところ3カ月。
思い返せば、いろんなことがあった。

とくにスタートダッシュで多くの流行語が生まれたが、結局今年は流行語の当たり年となるんだろうか。

その命運を握る直近の第3四半期(秋)。
第1四半期(春)のベッキー、第2四半期(夏)の舛添氏と来て、
今期注目されたのは、何と言っても新都知事となった小池百合子氏だろう。

これまでのネガティブ系ヒロイン、ヒーローと打って変わって、
こちら今や飛ぶ鳥を落とす勢いのポジティブヒロイン。

かえってインパクトは弱いのだが、
年末の新語流行語大賞に選ばれやすそうな流行語もいくつか生まれている。

例えば選挙期間中のイメージカラー「百合子グリーン」。
支援者に何でもいいから緑のものを持って演説に集まってもらうという、よくできた仕掛けで、
キュウリとかブロッコリーとか、緑の野菜を手にした支援者まであらわれるなど、
選挙カーまわりの緑色は日に日に拡大していった。

当時、都内ターミナル駅に行くときは、支援者と間違われないように緑の服を避けたのは、
私だけじゃないと思う。
まあ、バブル時代じゃないんだから、緑の服なんて、普通の人はそう持ってないけどね。
            

☆小池知事物件では「なんとかファースト」も目白押し

こうして人気が可視化されたことで、小池支持のうねりはさらに大きくなり、約290万票を集めての大勝利に。
でも驚いたのは、当確をマッハの勢いで、ゲットしたあと、
選挙事務所にあらわれた知事が、早くも百合子グリーンを着ていなかったこと。
記者に問われ「あれは戦闘服ですから(もう今日からは着ない)」的なことを言っていた記憶がある。

ここが小池知事の一枚上手なところ。
普通のおばちゃん議員なら、得意になって、いつまでもグリーンを着てそうだけど。

就任後は着回しローテーションのひとつとして、たまにグリーンを身につけることがあるくらいで、
今では小池知事=グリーンというイメージは、日に日にそっくり度が増してきたお笑い芸人、
八幡カオルの物まねに残るだけとなった。

これじゃ「百合子グリーン」という言葉も、年末まで持つかどうかもあやしい。残念。

小池知事物件としては、「なんとかファースト」(都民ファースト、アスリートファーストなど)なんていう流行語も化けそうだが、
その後は築地市場移転問題絡みの流行語もいろいろ・・

いや、流行語というより、1日100回くらい聞かされている気がするのは、
「盛り土」とか、「モニタリング空間」とか、「A.P.+2mの砕石層」とか。

昼間のテレビを見ていないお父さんとかは知らないだろうが、
なんせ昼の情報番組で小池関連ニュースは、今や押しも押されもしないキラーコンテンツ。

昼間はどこの情報番組もワイドショーも、毎日、それも長時間豊洲市場問題を取り上げて、
豊洲市場の断面図や設計図を見せながら繰り返し解説。
ほんと、ずーっとやってるんだから。
            

☆豊洲系のマイ流行語「捨てコン」

本来ならば2メートル掘って砕石層を敷き詰め、きれいな土で埋め戻す。
さらにそこから2.5メートルの高さまできれいな土を盛り・・って、
自分もおかげさまで、暗記しちゃってるんですけど。

思い出したのは地下鉄サリン事件だ。
当時もワイドショーに理系の学者などがコメンテーターとして毎日出てきて、
サリンなど化学物質について、専門的な解説を展開。毎日聞かされるうち、
プチ化学者みたいな知識を身につけてしまった奥様も多かったっけ。

そんななか、現場感があって個人的に気に入っている豊洲系のマイ流行語といえるのがこれ。
「捨てコン」だ。

捨てコンクリートの意味で、工事をしやすいように足場として薄く敷くだけの、
構造上はあんまり意味のないコンクリートのことを言うらしい。

水びたしだった地下空間の一部で見られたものだが、このマイ流行語、重大な欠点がある。
今のところ日常生活で使う場が、皆無なのだ。

「実は、友達の●●クンが本命で、○○クンは”捨てコン”」
みたいに広く使われる日が来るように、がんばってほしいと思う。
            

☆「ポケノミクス」はどこまで伸びるか?

小池知事や東京都以外では、7月22日に公開されてメガヒットとなったスマホのゲーム「ポケモンGO」からも
流行語が出てきている。

「ルアーモジュールを焚く」とか、ゲームの専門用語ではない。
やっぱり来たかという流行語「ポケノミクス」または「ポケモノミクス」だ。

もちろんポケモンGOの経済効果のことを言う。
このゲーム、ほかのスマホゲームと違って、課金で散財している人は少なそうだが、
基本的に外を歩かないとゲームが進まないのがポイント。

暑い中、ポケモン目指して公園に行けば、アイスクリームの一つも食べるだろうし。
レアなポケモンの出る公園は、ドリンクの自動販売機も、すぐに全部売り切れになってしまう。

自分は会ったことはないが、自転車でやってきてスマホの充電を
1回100円でやってくれる「屋台の充電屋」なんていうビジネスも生まれたらしい。

いやいや、そんな細かい経済効果だけではない。
株価を動かすほどの経済効果もあった。

どうせ何か食べるなら、ポケモンGOとコラボしている涼しいマクドナルドでゲームをしながら、
と思うのが人情だ。

実際マクドナルドの8月の既存店売上高は、前年同月比15.9%もアップしていたりする。

ほかに今期は、リオ五輪の「安倍マリオ」とか、
裁判で実体が明らかになった「ブラックバイト」なんかもあったけど、
大賞級の流行語がボコボコ誕生した上半期に比べると、インパクトは弱い印象。

そんなわけでこの先年末までに、大賞級が出たとしてもたぶんひとつかふたつと踏んで、
例年11月~12月に発表される本家「ユーキャン新語流行語大賞」の顔ぶれを予測してみたい。
            

☆「卒論」「センテンススプリング」で盛り上がった上半期

ちなみに今年3月に紹介した第1四半期の流行語、今年6月に紹介した上半期のノミネート流行語をざっとおさらいしておこう。
第1四半期はやはり、ベッキー絡みの流行語が席巻している。

離婚届の隠語「卒論」や、不倫は不倫でも、しょーもない不倫のことを指す「ゲス不倫」、
ベッキーのお相手だった川谷クンのバンド「ゲスの極み乙女」と関わった人に災いが起きることをいう「ゲスノート」、

LINEのやりとり流出を可能にしたとされた「クローン端末」、
そして二人の関係を正月早々暴いた「週刊文春」の、ベッキー作のベタなニックネーム「センテンススプリング」と、
まさに豊年満作状態だった。

続く3月からの第2四半期、ベッキーに代わり、
流行語を量産したのが、当時、まだ現役だった舛添要一前東京都知事。
弁護士を雇って、「厳しい第三者の目」で「精査」すると言い出したり、
「ホテル三日月」とか「トップリーダー」なる言葉もはやった。

ただし、ベッキーにしても、舛添前知事にしても、どちらもネガティブニュースなところがミソ。
第一、流行語大賞の授賞式にどっちも来るわけないし、万が一来たとしても世間が引きまくるのが、目に見えている。

その点、文春の快進撃も称えられる「センテンススプリング」はトップテン入り確実。
と言うか、ベッキー、舛添関連では、これ1語しかトップテン入りしない気もする。
            

☆今年の大賞は「都民ファースト」で決まり!?

その点、明るい話題は、ハードルが低い。
DAIGOが北川景子との結婚式で歌ったオリジナル曲のタイトル「KSK」(結婚してくださいの意)とか、
破局報道がなければ、サッカー長友の「アモーレ」なんかは当確だろう。

一発屋で終わるというジンクスがある芸能人枠では、やっぱり原宿の林家ペー・パー子「ぺこ&りゅうちぇる」当たり。
ただし、流行語になるようなセリフがないので、
りゅうちぇるの出身地とされる「ちぇるちぇるランド」あたりがトップテン入りする可能性も。

ほかに明るい話題としては、「ポケノミクス」「ポケモノミクス」または「ポケモンGO」、「安倍マリオ」も有力だ。

そして大賞。
自分は、前評判は「センテンススプリング」で盛り上げておいて、実際は小池知事の「都民ファースト」が受賞するに一票。
まあ、年末の賞モノっていうのは、賞の内容に関係なく、
その年、一番話題を集めた人が取るのが常だし。
小池知事なら、きっと授賞式に出てきてくれそうだし。

ちなみに自分の推し語「捨てコン」は、今年はノミネートすらしない予想となっております。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
            

私は読み終わった後、ニュースなどで学んできた舛添要一さん、小池百合子さん・・
後はニュースを見て、ポケモンGOという新ゲームを知り、私が散策している時、
住宅街で小学一年生ぐらいの女の子が、オジサ~ン見て・・と楽しげに見て下さり、私は微笑んぐらいであった。

これ以外の方たちは、無念ながら無知となっている。

世の中は急速に流れ去り、古人から人の噂も75日、と伝えられてきたが、
昨今の私は、舛添要一さんでも、前知事だったことさえ、ときおり忘却の彼方になっていて、
何かと世間に疎(うと)い私は、苦笑したりしている。

つたない私が今年活躍された中で、良き人は東京都を浄化する為に奮戦している小池百合子さん。

悪しき代表として、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の森喜朗会長、
そして長年都政を閉ざしてきた都議会のドンと称せられる内田茂・東京都議。

この三人の御方が、突出した御方だ、と微苦笑したりした。

余談であるが、今回寄稿文を書かれた福光 恵(ふくみつ・めぐみ)さん、軽快なタッチで綴られ、
1960年に東京都生まれと知り、56歳の女性でも、若々しくかろやかな文体で綴られ、私は微笑みながら、
やはりプロですねぇ、と独り呟(つぶや)いたりした。

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コメント (2)
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