ラグビー。

ここ１ヶ月位、ラグビー教室に通い始めた泰雅。日大ラグビーグラウンドのすばらしい人工芝のグラウンドで、沢山の大人たちが熱く関わる素敵なクラブです。
今日はラグビー運動会でした。ラグビーボールを使ったリレーやパス回しなどの競技は、高学年のお兄ちゃんたちが優しく関わってくれて年中の泰雅でも楽しく参加できる内容でした。
しかし！400メートルリレーは全員グラウンド一周！！ママには無理だよ～！な距離でしたが、タイガマン、きっちり走り抜きました。さすが！

今まで泰雅が好きなものって・・・、何を隠そうウルトラマンだけでした。ボール遊びも好きだし、走るのも好き。虫取りも好きだし、切り紙も好き。だけど、夢中になる程の好きではなかったのです。そんな泰雅が初めて執着をみせたのがラグビーでした。
「ゴロウマル行く～♪」と朝もさっさと支度をして、ヤル気満々。先日買ってもらったラグビーボールは抱っこして寝る始末です(笑)

ついに修了です。

　今日は泰雅の最後のＴんぽぽでした。いつの間にか大きくなったＴんぽぽの子ども達。しっかりと先生の指示を聞きます。
　今日のお昼ご飯にはＴんぽぽの時間に採ったのびるをお味噌汁で食べたいとのたまう泰雅くん。い、いっちょまえほんの少しだけどお味噌汁にしました。しっかし、具が少なすぎて写真では何のお味噌汁か分からない(笑）それでも泰雅は大満足
　美味しそうに食べる泰雅は、もう立派なＫの谷の子どもです！兄達のように、きっと季節の山菜を沢山採っては「夕ご飯に調理して～！」なんて言いながら持ってくるようになるんだろうね(笑)
　ふう～、ついに泰雅もＴんぽぽが修了しました。ママとしても３回目のＴんぽぽの卒業です。３回目だけど、１回目の治己の時も２回目の葵の時も、そして３回目の今回も変わらず緊張感をもって参加したＴんぽぽは、それぞれに子どもと向き合う機会を持てたいい時間だったと思います。
　もうあとちょっとで花組嬉しいけど寂しい。寂しいけど嬉しい。複雑だけど・・・、やっぱり嬉しい～それでもって、きっときっと泰雅はママ以上に複雑な心境なのかもしれないな。
「親の心得
　赤子には肌を離すな
　幼児には手を離すな
　子供には眼を離すな
　若者には心を離すな」　　
　子どもの成長にともなって変化するこの心の距離感をいつも心に留めておきたい。慶士や治己とはそれぞれとの時間を大事にして、彼らの微妙な心の揺れも察知できる関係でいたいと思います。そして、あーちゃんや泰雅とはこれまで以上に意識して手をつなぎたいと思います。

泰雅との時間。

　今日は泰雅の２歳児保育Ｔんぽぽでリースを作りましたこれまで沢山園周辺を親子で一緒に歩き、拾い集めたどんぐりや木の実、松ぼっくりなどを使って作るリースは、言わばこれまでのＴんぽぽの結晶みたいなもの。土台の葛の蔓を採った時に泰雅が剪定ばさみを触りたがって、かなりのバトルだったことも懐かしく思い出します(笑）
　松ぼっくりは先日行った琵琶湖湖畔で拾い集めたものも使いました。たんぽぽも３回目だけど、びっくりする位毎回全然違うリースが出来上がります。今回のリースは木の実リースに仕上がりました。ちょっと形はいびつだけどね
　作る時は落ち着きなくチョロチョロしていた泰雅も、できあがったリースにはなんだか嬉しそう(笑)よかったよかった
　リース作りも終わり、たんぽぽもいよいよ終盤が見えてきました。泰雅の幼稚園入園まであと４ヶ月です。

泰雅、入園決定！

　本日、泰雅君の入園考査がありました。実に４度目の入園考査ですが、いちいち緊張してしまう由紀ママです。
　今年は定員を少し割れた応募人数で、その場で願書提出した全員が合格となりました
　考査の内容は、親面接と子ども達だけの発達調査。「発達調査」というとなんだか仰々しいけれど、遊びを通して子どもの特徴を観察するというもので、要は先生達が楽しく遊んでくれるわけです。
　家を出発するまでは、柄にもあわず「ママと一緒じゃないとタイガ寂しいから幼稚園はいやだぁ」なんて弱気なことを言い続けていた泰雅でしたが、待ち時間をホールで過ごしている内にすっかり楽しくなって、もう早く中庭に行ってもっとダイナミックに遊びたい！と、「タイガってもう呼ばれた？」と１０回以上は聞いてくる位首を長くして発達調査を待ったのでした。
　いよいよ待ちに待った発達調査の順番が回ってきました！意気揚々と先生に手を引かれて中庭へ吸い込まれていった泰雅。どこがママと離れて寂しいんじゃ(笑）！そして、同時にママ達は親面接の控え室へ。私たちから子どもの様子は仕切りで見えないようになってはいるものの、なんとなく見えてしまった泰雅達は・・・、もう笑っちゃう位楽しそうあまりのハッスルぶりに先生方も爆笑。
　そして、親面接も終え、発達調査を終えた子ども達が帰ってきましたが・・・、さっきまであんなに楽しそうだった泰雅はしょんぼり。なんとまだまだ遊びたくてぐずり中でした。つないだ先生の手を離さない泰雅。「また入園したらいっぱい遊ぼうね」と先生がいなくなってしまうや否や、「まだ遊びたいー」と大号泣の泰雅でした。
　楽しかったんだね。帰らないと泣き続け、パパに抱っこされても泣き続けて車の中でも泣き続け、泣きながら眠ってしまった泰雅くん。泰雅の気持ち、伝わってきたよ。
　夜、お風呂で「タイガ、もっといっぱい遊びたかったんだ。」と泰雅。「入園したら毎日毎日たくさん先生と遊べるよ。」とのママの言葉にパッと泰雅の顔が輝きました。幼稚園に行くのがすっかり楽しみになってしまったようです！入園楽しみだねぇママも泰雅がＫの谷幼稚園でどんな風に成長していくのか、今から楽しみで仕方がありません。

梨狩り。

　泰雅の２歳児保育で梨狩りに行ってきました！今年は、夏のブルーベリーから始まり、葡萄、栗、梨と季節の味覚をたくさん収穫してるね
　タイガの顔くらいある大きな大きな新高梨。木で完熟させたこちらの梨園の梨は、甘さとみずみずしさが半端ないっ！おいしーい！
　際限なくもぎたがる子ども達に、お財布の中身がドキドキの母達(笑）うそうそ。お遣い物にも決して恥ずかしくないお品なので、日頃お世話になっている方に、自宅用に、実家にと調子に乗って、ひゃー、諭吉さんが・・・（パパには内緒。）
　んにしても、泰雅くん、このポーズはなんじゃらほい？ぷっ。
　

日常はありがたい。

　今日は泰雅の二歳児保育Ｔんぽぽでした。病院に入院していた間も、急にＴんぽぽの事を思い出しては「ママっ、ボク、Ｔんぽぽに行くの忘れてた！」と焦っていた泰雅。「大丈夫大丈夫。ちゃんと先生にお休みします、って電話したからね。」と説明するも、また翌日も思い出して焦る泰雅でした。それから、「早くＴんぽぽに行きたい。」「Ｔんぽぽのこどもたちー、やっほー！ってやりたい。」とも何度も言っていたね。正直、Ｔんぽぽがこんなにも泰雅にとって心の拠り所になっているとは、ママは驚きだったよ
　今日は朝からうきうきの泰雅。身支度も朝食もいつになくサッサッと手早く、ニッコニコで家を出発しました。今日の活動は水遊びの日です。この夏、泰雅にとってＴんぽぽでは初めての水遊びでしたが、治己や葵とは違い、初めから何の抵抗もない泰雅くん(笑）お兄ちゃんとお姉ちゃんはそれぞれにＴんぽぽで水に入るまでに色んな葛藤があったのだよ（懐かし～）心ゆくまで水遊びを堪能し、園のブルーベリー狩りをちょこっと楽しませていただき、おにぎりを食べて、大満足の泰雅でした。
　うーん、満足度はこの泰雅の笑顔を見たら伝わるのではないでしょうか(笑）
　こんなにも日常がありがたいとは。突然、何の前触れもなく日常が日常ではなくなる恐ろしさを知り、日常の日々がいかにありがたいことかを知りました。
　元気になってくれてありがとう、泰雅。Ｔんぽぽ楽しかったね！
　

泰雅くん、退院の巻！！

　本日、泰雅が退院してまいりました～
　今日の血液検査の結果、血小板の値は約１５倍も増え、正常の値に戻っていました午前中、医師から電話でそう告げられたとき、思わず「やったぁ」と歓喜の声をあげてしまった私です
　発症後、数日で治療を施さずに血小板の値が戻ったことで、本日泰雅の病名に「急性特発性血小板減少紫斑病」と診断がつきました。「急性」で本当によかった。無治療で治癒できて本当によかった。今後しばらくは２週間に一度外来で血液検査をし、血小板の値を経過観察していくことになります。
　とはいえ、血小板の値が正常の範囲内に戻り、完全に日常生活に戻ってＯＫとのこと。医師からも「泰雅君、もうおうちに帰ってお兄ちゃん達と思う存分大暴れしてもいいからね！」とお墨付きをいただいてきました。よかったねぇそして、医師の予想通り、帰宅するなりここ数日分の埋め合わせをするかのように跳んだり跳ねたり飛び掛ってきたり走り回ったり・・・、満面の笑みで大騒ぎの泰雅でした。医師の言葉がなかったらママは不安になっていたかもしれないよ・・・(汗）
　昨日までは、「仮に明日の血液検査の結果、血小板の値が横ばいだったとしても、発症直後に比べると血管は比較的損傷しにくくなるので、本人とご家族の負担を考えると自宅療養ということも考えています。」といった、どうにもこうにもスッキリしないお言葉をいただいていました。でもでも、退院させてくれるのなら万々歳だ！と喜んでいましたが、長期療養になるかもしれないと覚悟もしていました。が、ま、まさかの完全復帰嬉しすぎる～
　今日はイッチーパパのお誕生日。この嬉しいサプライズは、最高のプレゼントだったね
　最後に、沢山の方にご心配をおかけしました。心配してくださったみなさま、お心遣いが本当にありがたかったです。また、宮崎のじぃじやばぁば、エバちゃんや俊じぃにも死ぬほど心配をかけました。支えてくれて本当に感謝しています。みなさま、どうもありがとうございました。



<嬉しさのあまり、思わず面会バッヂをつけたまま帰宅してしまった。
　　　　　　　　次回の外来の時にコッソリ返しておきます！>

色んな思い。

　

　今日はエバちゃん＆直ちゃんが慶士と治己と葵を遊びに連れ出してくれました。毎日泰雅の面会で、上の三人をどこにも連れて行ってあげられないので、こういうお気遣いが本当にありがたいのです。
　三人をエバちゃん＆直ちゃんに託し見送った後、夕食のお買い物をして家に帰ろうと独りスーパーに立ち寄りました。
　スーパーでふとお団子が目に留まりました。泰雅はお団子が大好きで、大抵スーパーで泰雅がおねだりしてくるのがお団子なのです。ああ、これ持って行ってあげたら喜ぶだろうなーと何気なくお団子を手に取った瞬間、どうしてだかポロポロと涙が止まらなくなってしまいました。いかん。制御不能
　特に感傷的になっているわけでもなく、ただお団子を手に取っただけなのに、もうダメ。ひとたび涙が出始めると止まらなくて、仕方がないからサングラスをして落ちてくる涙を手で拭いながらレジを済ませ、急いで家路に着きました。
　でも、涙が出てなんだかスッキリしました。身体が自己防御で勝手に涙を出してくれたのかな。本当は泣きたかったのかもな、私。

　さて、今日の泰雅君はものすごく元気！部屋ごとに流れているアンパンマンのＣＤに合わせて大きな声で歌ったり、ウルトラマンで遊んだり、絵本を読んだり、紙飛行機を折って飛ばしたり、狭いベッドでできる限り可能な遊びをし尽くしている感じです。
　心なしか紫斑が薄くなっているような気がして、回診にいらした医師に「先生、お口の中の傷も顔のあざもなんだかきれいになっているような気がしますが。」と私。医師はニッコリしてうんうんと頷いただけでした。やっぱりお医者さんって安易に患者の家族に期待をもたせるような発言をすると、後々何かと大変だからでしょうか。とっても慎重で、嬉しい話はあまりしてくれないものです
　今日は泰雅の満ち溢れるエネルギーに元気をもらった由紀ママ。このエネルギーは、回復傾向なんじゃない？！と思わず期待してしまいます。でも、いやいや、と長期療養も視野に入れて期待しないように・・・と、私の胸の内は色んな思いが渦巻いて大忙しです。
　明日の血液検査の結果が出るのが待ち遠しい。どうかどうかよくなっていますように。

血液型判明！

　先日の血液検査の前に担当の医師に『ついで』にお願いしていた泰雅の血液型判定検査の結果がでました。
　結果、泰雅君の血液型はやはりＢ型でした！やっぱりねー納得納得。どんなに血液型と性格は因果関係がないと言われても、やっぱりＢ型だと思っていたよ！マイペースで頑固。だけど、納得すれば方向転換は早い。寝つきも寝起きもめちゃいい。独特なこだわりがある・・・等々。
　これで慶士がＡ型、治己がＢ型、泰雅がＢ型だと判明しました。残るは葵なんだけど・・・、絶対葵はＡ型だとふんでいる私です！いつ分かるんだろうな～

経過報告。

　かなり寂しかったようで、面会に行くと本当に嬉しそうな泰雅。「ママ、ママ、ママママママママ、ママー！！！」とお膝にすっ飛んできました。写真でも分かるように、泰雅のベッドの柵には発砲スチロールが巻かれていて、入院中の泰雅の活動はこのベッドの上だけ。言ってしまえば、檻の中なわけです
　でも、安静入院だから仕方がありません。歩き回って転んだりするのはキケンだものね。だから、小児科棟にあるプレイルームにもいけないし、病棟内をお散歩することもダメ。今日、抱っこでちょっとお散歩していただけで、やんわりと注意を受けてしまいました。・・・やっぱりダメか。
　というわけで、ベッドの上で遊べるおもちゃが唯一の泰雅の拠り所になるわけです。今日は泰雅お気に入りのブロックとウルトラマンのフィギュアや本を持って行きました。嬉しそうな泰雅よかったーとはいえ、「ボク、けいちゃんとはるちゃんとあーちゃんとこうたくんと一緒にお外でボクの黄色いサッカーボールでサッカーして遊びたい。」と、明確な希望を述べていました。そうだよね。おもちゃよりも何よりもお外で遊ぶのが大好きな泰雅です。柵のしてあるベッドの上だけなんてつら過ぎる～がんばれー！

　さて、経過報告。入院以来まだ治療は施されておらず、安静にした状態で経過観察中です。紫斑や出血、口腔内の出血が増えていないか、血小板の値が更に下がっていないか等を観察してくださっています。自然と血小板の値が上昇してくるのがベストですが、今日の血液検査の結果では救急外来時に採血した時とほぼ血小板の値に変化がありませんでした。しかし、減少してもいない。なので、さらに後３日経過観察だそうです。この病気の治療はγブログリン製剤を投与することになります。言ってみれば輸血。輸血となるとリスクもあるので同意書にもサインしましたが、ありがたいことに医師サイドも治療開始にはかなり慎重を期しています。３日後の血液検査の結果次第で、今後の方針が決定するようです。
　
　面会時間のほとんどをママのお膝で過ごし、ニコニコの泰雅。でもでも、絶対やってくる帰宅の時間。家では慶ちゃん治ちゃんあーちゃんが待っているからやむを得ません。ママにとっても泰雅にとっても一番ツライ時間です。「置いて帰らないで～！泰雅もおうちに帰るー！」と大泣きの泰雅。「明日も絶対来るよ。」と言うも「ヤダヤダ、夜もママが一緒にいて。」・・・そうだよね。家でもママ以外の人とは絶対に寝ようとしない天下無敵のママっ子泰雅です。突然病院で一人ぼっちだなんて、可哀相すぎる。
　でもね、看護師さんいわく、ママの姿がなくなればすっと落ち着いてとってもいい子とのこと。食事も着替えも自分でやろうとするそうです。トイレもナースコールを押してちゃんと行けているそうで・・・！（すごい）
　ここは私も感情的にならないで泰雅の為に・・・・！と、「帰らないでー！」としがみついてくる泰雅を看護師さんに託して逃げるように小児科病棟を後にします。（将来の泰雅のためには安静入院は必須なんだから！）そう分かっていても帰りのエレベーターでも車の中でも涙が止まらないよ～！！
　明日も来るからね。毎日来るからね。明日は泰雅の大好きなおせんべい持って行ってあげよう。（ホントはダメなんだけど・・）