イソギク(磯菊):キク科キク属。名前の通り海岸の崖などに生えるキクで、コセンダングサと同じ筒状花だけのキクです。花期:10月~12月。分布:千葉県から静岡県の沿岸、伊豆諸島。
★つぼみと縁取りのある葉っぱ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/23/6e4df0b768c4a1cb6508143eb8967647.jpg)
この白い縁取りのある葉っぱを見てみたかったのです。ただこれは縁取りされているのではなく、イソギクの葉の裏は毛が密生していて銀白色に見えます、そして葉っぱの縁が内側に反り返るために白い縁取りがあるように見えるのです。中には縁取りのない葉っぱもありました。
★崖の上に咲いています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d3/cadd3036300a4b50f1141d28351dc053.jpg)
こういう咲き方がイソギクらしい咲き方なのでしょうか。この日は風が非常に強くて立っていてもふらつくくらいに吹きました。写真を撮るのも容易ではなかったのですが、どうにか見れるものが撮れていました。
★花のアップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/5f/8bd06d284a8237342694959541438489.jpg)
最初の分布地域を見てください。分布地域に山口県は含まれていません。花の状態を見ると自生の花のように見えるのですが、昔移植されたものではないかという意見が一般的なようです。ただ毎年誰が手入れをするわけでもないのに健気に咲くそうです。
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TB有難うございました。
こちらは私が見てきたイソギクと同じです。もう海のすぐそばに咲いていますね。一つ一つの株がすごく立派です。
花の少ない時期に目を楽しませてくれますね。銀色の縁取りは葉が反り返るから裏側が見えているわけですね。教えていただいてよく分かりました。
山登りがお好きなようですが、私も姉たちと一緒に花を求めて山に行くのが大好きです。
ありがとうございました。
楽しそうなページ拝見させていただいております。
植物界の分布地図を塗り替えるような意味のある写真ですね。
誰かが持ってきて植えたとなりますと、これはフライングで、感激に水を差す行為ですね。
この花は付近に菊の花を植えるとすぐに交配種が出来るらしくて、外周に舌状花を持つ、花に変わるそうです。
花イソギクとか言っていましたかね。
拙庭の到来ものイソギクは今年初めて花を咲かせています。
おあつらえ向きにすぐ近くに赤い菊の花が咲き始めています。
来年はハナイソギクに化ける可能性が大有りになったようです。
面白い形ですねぇ。
崖に咲く→風が強い→寒い→コートの襟を立てたような葉っぱですね(笑)
分布してないはずの山口にあったという事は四国でも。。。
そりゃないか!
はじめまして、コメントいただきありがとうございました。
僕の山の仲間にもとんちゃんという方がいらっしゃいます。
つたないブログですが今後ともよろしくお願いいたします。
お願いがあるのですが、とんちゃんさんの「イソギク」の記事をうちのほうへトラックバックしていただけないでしょうか。お願いいたします。
★ぶちょうほうさんへ
コメントいただきありがとうございます。
誰かが持ってきたとしてもずいぶん昔のことのようです。ですから自生と同じと思って接してきましたよ。
おっしゃるとおり、すぐに交配してしまうそうですね。でもそうなったら次々と新種のような花ができてしまいますね。
★ちょびママさんへ
旅行のお話、楽しませていただいています。
残念ながら自生のものは見れないと思いますが、結構栽培されているようです。菊人形展などではよく使われているようです。探してみてください。
またのお越しをお待ちしております。
ルンバルンバさん、海の断崖の上に咲いているイソギクそうとう身を乗り出してうつしたんじゃないでしょうか。 すごい迫力ですね。
そうでしたか・・イソギクはこちらには分布がないのですね。
この写真は角島でしょうか? まだ花の時期ではなかったのですが、確かどこかで白い縁取りのある葉っぱを見た記憶があるのですが・・思い出せません。 ぜひ見てみたいです。
結構栽培種が出回っていて、庭などに植えている人も多いようなので目にする機会は多いようです。丁度花の少なくなる今頃咲きますから、庭の花としては貴重ではないでしょうか。
僕は庭の花には興味がなく、自分の家の庭に何があるのかも知りませんが、自生のものではないにしろ、自然に近い形で咲いていると綺麗です。
僕は臆病なので危険なことはしていませんが、何せ風がすごかったのでそっちのほうが怖く感じました。