陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

☆お子さまたちの映画 その2☆

2011-05-07 | 映画──社会派・青春・恋愛
最近の映画レヴューが感想というよりは、ただの視聴記録に堕してしまったことをつくづく反省してしまう管理人です。
遅ればせながら、子どもの日の映画特集第二弾を。成人していない青少年も含んでいます。
ちなみに昨年の特集はこちら


「崖の上のポニョ」
ポーニョポニョ魚の子~♪というヒットソングで話題になりましたけれど、個人的には視聴後感としてはいまひとつ。余談ですが、なぜか、あの出目金ヒロイン(酷)の声が天海祐希さんだと盛大に勘違いしてました。

「となりのトトロ」
ジプリ映画において「天空の城ラピュタ」と並ぶマイベスト。大人になった今から見ればなんてことはないのですが、メイが行方不明になるシーンは子どもながらに怖かった。

「猫の恩返し」
「耳をすませば」のスピンオフ作なのですが、別にバロンじゃなくてもよくない? うーん、猫ですか。猫は好きなんだけどな。なんだかね、猫をもうちっと可愛く描いてくだされば好きだったかもしれない。

「ルパン三世 カリオストロの城」
この映画を観た人は、最後に大変なものを盗まれてしまいます。
最近もルパンの映画がテレビ放映されてましたが、世界フィギュアスケート選手権と重なって見逃してしまいました。

「サマーウォーズ」
紛れもなく日本アニメーション映画史上最高傑作のひとつ。大家族ってすばらしい。田舎って捨てたもんじゃないですね。

「下妻物語」
ヤンキー少女とロリータ少女の出逢いを描く。とにかくハイパワー。とにかく笑えます。しかし、このタイトル、どうしても別なものを想像してしまうんですが…。

「赤ちゃん教育」
こんな獰猛すぎる赤ん坊の子守りはかなり嫌。ひょんな拍子に出会った男女が大騒動に巻き込まれるスクリューボール・ラブコメディ。

「101(ワン・オー・ワン)」
白と黒です。まだらです。わんこです。人気のディズニーアニメを実写映画化したもの。

「明日へのチケット」
三人の名監督が競うオムニバスドラマ。三作目のサッカー少年の善意がほろりとさせられます。

「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」
幼い姉妹が願った三つの願いごと。家族の愛情とマイノリティ問題への関心を深める良作。

「禁じられた遊び」
無邪気さゆえに残酷すぎる、子供たちの危険な遊戯。ルネ・クレマン監督の有名作。

「グッド・ウィル・ハンティング」
数学の才能に恵まれた青年と、こころを病んだ教師との交流を描く青春ドラマ。ロビン・ウィリアムズは破天荒な教師を演ずることが多いですが、この作がいちばん好きですね。

「山河遥かなり」
第二次世界大戦後、強制収容所で引き裂かれた母子をめぐる感動作。ラストがなんとも涙を誘います。

「三人の名付け親」
荒くれ者のカウボーイ三人、乳飲み子を抱えて荒野を渡る。ミスター西部劇ジョン・フォード監督&ジョン・ウェイン主演で贈る傑作ウェスタンストーリー。

「幸せのレシピ」
「マーサの幸せレシピ」のハリウッドリメイク版。仕事ひと筋の女性料理人が恋と母性に目覚めてというお話。子役の演技力に注目です。

「チップス先生さようなら」(1939)
教師の物語って日本じゃ定期的にやっていますけれど、教師像というよりは子どもの考えの変遷を映すものですよね。ありえなさそうなカリスマタイプよりも、地味めの先生のほうが好み。

「遠い空の向こうに」
ロケット製作を夢見てトライ&エラーする少年たちと父親との葛藤と和解のドラマ。実話をベースにしています。

「若草物語」(1933)
ルイザ・メイ・オルコット原作の不朽の名作文学を映画化。四姉妹の愛と哀しみを描いています。


【その他の特選映画レヴュー一覧】


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