エリザベス・テイラー主演、ジェームズ・ディーンの遺作となった社会派ドラマ。第一次大戦後のテキサスに嫁いだ新妻とその家族、誇りと情熱を胸にたくましく生きる人びとを壮大なスケールで描く。 . . . Read more
十歳の少女から見たベトナム人一家の悲しみと喜び。そして、十年後の幸福。「小津安次郎もしくは黒澤明を思わせる」と評されるように。情緒ゆたかな映像美学に支えられた良作です。 . . . Read more
1970年のニューヨーク、ギャングの世界に身を投じながらも悩める若者たちの青春群像劇。ロバート・デ・ニーロの助演、マーティン・スコセッシ監督の初期作。こういう弾けた生き方に憧れてしまう世代を過ぎてしまうと感動が…。 . . . Read more
ケビン・コスナー主演。亡き妻への愛情を海に流した男と、拾った女が出逢うとき。最後はかなり意外でしたが、涙の波が押し寄せてきてこらえようがなかったです。
こんなに泣いたラブストーリーはひさしぶりですね。
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細田守監督の話題作を金曜ロード―ショー地上波初放映にて初視聴。なぜ、私たちはこの物語のこの顛末をすこぶる気分が悪いと感じてしまうのか? それは他人が抱えた傷口を、面白いいじくりとしてネットであざけ笑うか、さもなくば、無関心なものとしてふるまうか。そんな残酷な現代人のありようを、それとなく映し出しているからに他ならないからです。
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こだわりすぎて失敗しても、裏切られても、いつか晴れる明日がくるさ。日本の映画界できらわれた巨匠・黒澤明が世に出せなかったままの、静かな感動作。腕が立ちながらも士官の道に恵まれぬ、心やさしき素浪人夫妻の雨宿りと人びととの交流を描く。 . . . Read more
米国から愛する妻に会うべく祖国へ帰郷した男、しかし、祖国は革命真っただ中だった。十八世紀、動乱のフランスを舞台にした痛快時代劇。ノリがルイ・マル監督作「地下鉄のザジ」に似てると思ったら、脚本家が同じでした。 . . . Read more