詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

天の川と青鷺

2016-10-10 | 俳句


<天の川と青鷺>

勤務先の近くを流れている天の川(平安時代からの都人の狩猟場であり歌に詠まれ
たりしている交野ヶ原の真ん中を流れる。七夕伝説の川)の土手を秋の野草の写真
を撮るため自転車で走る。天の川橋のすぐ下流にある堰で獲物をねらって動かない
青鷺を見つけた。堰の水音がやけに大きくひびく。
※七夕まつりは現在地方のローカルな祭りで有名ではない。

― 交野ヶ原 ―
現在の枚方市、交野市のあたり一帯は平安時代の頃は「交野が原」と呼ばれ、日本に
於ける七夕伝説発祥に地と伝わる。 平安時代初期、桓武天皇(在位781~806年)は
この「交野が原」において北極星を祭り、国家の安泰を祈願し、たびたび狩猟を楽しん
だといわれる。以後、貴族たちの遊猟地と栄え、『古今集』には在原業平が惟喬親王の
狩猟の供をした時に
「狩り暮し 棚機津女(たなばたつめ)に 宿借らむ 天の川原に 我は来にけり」
と詠んだ歌が載っており、この頃には既に七夕の伝説が定着していたものと思われる。
また、このあたりには天野川を始め、今も残る七夕や星に関わる地名が多く生まれた
のもこの頃だと言われている。(以上Webより)
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いぬたで/赤まんま

2016-10-10 | 俳句


<いぬたで/赤まんま>

おはよう地球。おはよう日本。日の出丁度の山の際から嵐の前のような黒い雲が
帯状にちぎれて足早に流れている。その上には絵に描いたようなうろこ雲。

花壇にいぬたで・嫁菜・夕化粧を植えている。そのいぬたでの花が咲く事に気が
ついた。いままでゴマ粒みたいなつぼみが花だと思っていたが、 よくよく見ると
ちゃんと花らしく咲いているではないか。このいぬたで食用にはならず、赤いまま
なのであかまんまという名前になったという説がある。 子供のままごとの赤飯に
見立てたんだろうなぁという白桂の思い込みは霧散した。



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