麦はやっぱり麦だった

2016-11-12 20:11:12 | お酒


スーパーでこんな焼酎を見つけ、買ってしまった。
ボトルもラベルも焼酎としては旨そうに見えないが、裏面の説明書きに魅かれた。
ヘビーピートタイプウイスキーを熟成させた樽で貯蔵した麦焼酎をキー原酒としたものだという。
うわー、どんななんだろう。
一も二もなく買物籠に入れてしまった。
最近焼酎は芋か米しか飲まないのだが、麦でも濃厚な香りと深みを味わわせてくれそうでないか。
ニッカさんの販売戦術に乗ってあげよう。

買ったのは休肝日初日。
グッと二日間我慢して(えらいえらい )ようやく開封。
ワクワク。
さて、どんなだろうか。
普通なら盃で飲むところだが、まずはテイスティンググラスで。
薄く茶色がかった液体を少量注ぎ、クリクリ回して鼻を突っ込む。
ははあ、確かに焼酎らしからぬウイスキーの香りが。
でも2~3回嗅ぐと早くも嗅覚器は飽和して匂いを拾うのが難しくなるくらい薄い香り。
芋焼酎の香りの強さには敵わないな。

口に含むとお味もあっさり。
ありゃりゃ。
確かにウイスキーのテイストが乗ってるといえるが、ウイスキーらしさは液体の色の薄さと同じ。
半分ウイスキーの味がするくらいのイメージでいたが、さすがにそりゃないか。
ふつーに焼酎だった。
麦焼酎の中でもあっさり系に属するのではないか?
「これまでの麦焼酎とはまったく異なる芳醇な薫り、深みのある味わい」とあるが、麦焼酎を飲み慣れていればそう感じるんだろうか。
期待が大きかっただけに肩をすかされた感があるが、ちょっとした変わり種として残りを楽しもうと思う。





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