伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

オルガン曲はJ.S.バッハに限る:トリオ・ソナタBWV525〜530、マリー=クレール・アランのオルガン曲を聴く

2018年08月27日 | クラシック音楽・オーディオ

ここに一枚の写真がある、ご存知の方面多いとおもうが、WE91Bのモノーラルアンプである。

勿論よく整ったWEのアンプでTANNOYを鳴らせば最高のプレゼンスが得られるのかも知れない?

最近嬉しいことは10吋の我が家のAXIOM TANNOYで聴くオルガン曲が響くようになった。

昔従兄弟にオトキチ君がいて、学生ジダに15吋のコーラルのスピーカーに大きな密閉箱を自作して、高さ160センチ程、重さ50キロ以上程の密閉箱を自作して、鳴らしたオルガン曲の音を聴いていた、

当にその時の、その迫力に驚くが、でも小編成のアンサンブルは余り良い印象は持たなかった、当時自作の箱は余りよろしい音がしなく、余り良い印象に思わいことが印象に残るが只低域の響きは凄い爆音が聴けた。

ただし重低音が響く音には驚いた、近所迷惑も甚だしい音と記憶する。このことでスピーカー自作は敬遠した。

でもあの圧倒的な迫力は今も思い出すが、彼も今はスピーカーはB&W705でアンプはDENONを繋ぎ勿論PCも併用しDACを愛用しクラッシクうを中心に聴いているようです。

このB&W705も底力もありブックシェルフといえかなりの重低音も響くよいスパーカーである、彼は学生時代オーディオショップでバイトしていた時期に何度も長岡先生と会話して今や筆者よりオーディオ知識は優れているようだ。

拙宅のAXIOM TANNOYは勿論そこまでの重低音の威力は及ばないが、最近は可なりオルガンの雰囲気は出るようになり、オルガン曲も聴くようになった確かにJ.S.バッハの曲は好きだが、

何故か今まで余りオルガン曲は聴かなかった正直上手く鳴るスピーカーを持っていなかった事が理由かもしれない?自宅で音楽を聴く場合が一番多いので、良く鳴る?聴こえる、音楽傾向が強くなる、と同時に宗教色が強く毛嫌いしていたのかもしれない?

あのパイプオルガン独特の重低音が自然に鳴るのは爽快だ!

勿論如何に優れたブックシェルフ型、バスレフ型のエンクロージャーでは自然に聴こえる重低音の再現は難しい、勿論AXIOM TANNOYも無理ではあるが、雰囲気はよく出している。

下記はプリントが消えてしまったTOSHIBAのプリ管である。早速接続し試聴する

理由はないが、最近ハーモナイザーのプリ管を国産品で聴いているが現在NEC、日立、東芝、マツダ、松下、TENなどの国産品で聴くが最新の支那(CHINA)管、ロシア管と比べると60年程前の国産品が良品である、聴き比べるとわかるが音質が違い当時も技術は優れていたようだ。

もちろんフラットな重低音が聴けるようになった事は嬉しい。

価格もアメリカGEと比べ余り高額ではないので、ドイツ製品と比べ意外と安価で品数も多い日本のプリ管はお薦めかもしれない。

全体に品質は揃っていて安心して使えるところは有利かもしれない。

現在東芝のプリ管を聴くが、音質はイギリス系の音にに似ている、現在販売しているムラードのロシア管などと比べると問題なく細部に渡り国産品が勝っている。

足の部分は練歯磨を着け歯ブラシで丁寧に磨きます、後は接点回復剤を塗布し接続し点灯ご30分程経てば音楽鑑賞できる、手軽に交換出来ます。

印字がシルク印刷の為箱の出し入れでも相当消えるのは、当時シルクインクの油性がなく水性インクでプリントしたためであろう。

其の点日本製品はシルク印刷用インクは油性を使っているのか、ある程度は印字が消えない、但しアルコール等でのお手入れは禁物である。

これは松下製、ナショナルのマークが明記してある、プリ管です。

音はTOSHIBAのプリ管に似ている、何方かといえばヨーロッパ的な音が聴こえた特にBRIMAR 13D5に近い音で少しクリーミーな感じで松下はMullardの下請けをして次期もあり音質もそう当時の名残なのか?

TOSHIBAとナショナルのプリ管は細部に渡り音質がきめ細やかで、余り刺激的な出ない、全体におとなしめの印象を受けた安定した音が聴こえる、クラッシクを聴くには良い商品のようだ英国製のBRIMAR(ブライマー)の音質に近く感じた全体的に好印象である。

国産品のプリ管に交換するといささか音量が大きく聴こえる?何故か問題でもあるのかな?この機材との相性が良いのかも知れない。

さて今回は大量の録音を残した演奏家名オルガニスト、マリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain)は、ステレオ初期の1度目の全集録音(1959~1967年)、

アナログ後期に集中的に録音された2度目の全集録音(1978~1980年)、デジタル録音による3度目の全集録音(1985~1993年)と、フランスのエラート・レーベルに3回全集録音を行っているそうです。

調べて見ると録音した曲は379曲全て聴くと19時間8分必要のようです。ライフワークとして演奏及び録音する事は当に体力勝負のようなことでしょう。

この1回目の全集録音は、ステレオによる最初の全集録音であり、デンマークの教会の名オルガンを中心に使用し、8年間かけて慎重に録音されたものです。

オリジナル・マスターテープより24bit/96kHzリマスターされたと聞きます。中でも、特に6つのトリオ・ソナタ BWV525-530は J.S.バッハが作曲したオルガン曲集である。

右手パート、左手パート、足鍵盤パートが、完全に独立した3つの声部となっており、バロック音楽における室内楽合奏曲の一分野であったトリオ・ソナタ、すなわち2つの独奏旋律楽器と通奏低音の3パートの合奏形式で作曲されたものをオルガン1台で演奏するという、野心的な試みがなされている。

この曲は息子の音楽教育用に作曲されたと言われている。各曲は急-緩-急の3楽章構成で作曲されているが、第4番のみ、1楽章の冒頭にアダージョの序奏部が加えられている。

室内楽曲としてみても非常に魅力的な音楽であるため、筆者も、この曲を敢えて通常のトリオ・ソナタの形式に編曲し直して、

ヴァイオリン、フルートと通奏低音(チェンバロと、チェロまたはビオラ・ダ・ガンバ等)などの組み合わせで4人で演奏するものを好んでⅢLZで聴いていたがエンクロージャーをAXIOM TANNOYに改良して現在はオルガン曲を聴いているこれは1度目の演奏です。

2度目の録音は、楽器の反応がよい。そして、2度目の録音は3度目の録音より、アランの若さ(←と言っても50代)ゆえの溌剌・闊達・よりストレートな演奏が聴けると思う。そして、アランの「技巧」において、2度目の録音のほうが3度目の録音よりが余裕あると思う。

これが2度めの録音でスッキリした演奏、録音状態も良い

しかし、2度目の録音における「反応の良さ」「技巧の冴え」は、あるいは、2・3度目の録音における使用楽器の違いかも知れない。すなわち、3度目の録音がヒストリカル・オルガンであるのに対し、もしかしたら、2度目の録音がモダン・オルガンであるかも知れない。

そして、2度目のモダン・オルガンの方が、3度目のヒストリカル・オルガンより、発音が敏感か?これが3度目の演奏です。

トリオ・ソナタは3つの声部によるバロック時代の楽曲スタイル。

バッハのオルガンのためのトリオ・ソナタは、イタリア・スタイルの協奏曲の急―緩―急の3楽章形式と結びついた2つの声部と通奏低音の声部による室内楽的な音楽を、オルガンの手鍵盤とペダルで演奏するという作品。

美しい旋律が魅力的で、オランダのフローニンヘンにあるアー教会のオルガンを使用しての演奏。

  1. トリオ・ソナタ第1番変ホ長調BWV525

    2. トリオ・ソナタ第2番ハ短調BWV526

    3. トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV527

    4. トリオ・ソナタ第4番ホ短調BWV528

    5. トリオ・ソナタ第5番ハ長調BWV529

    6. トリオ・ソナタ第6番ト長調BWV560

1993年10月、フローニンヘン(オランダ)、アー教会

Silent Tone Record/バッハ:オルガン曲集/6つのトリオ・ソナタ,パストラーレ,幻想曲/マリー=クレール・アラン/DF 119-20/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード

マリー=クレール・アラン(1926~2013)は、フランスを代表する名オルガニスト。

パリ近郊のサン=ジェルマン=アン=レーにて音楽家の一家に生まれ、父親アルベールは、アレクサンドル・ギルマンとルイ・ヴィエルヌに学んだオルガニスト・作曲家。実兄ジャン・アランも作曲家。

マリー=クレール・アランは、パリ音楽院でマルセル・デュプレのオルガン科に在籍、首席に輝いています。オルガン演奏に関する豊かな学識と威厳に溢れる演奏は、正に唯一無二の存在であり、特に「バッハのオルガン曲全集」は3回録音。

その他の重要な作曲家のオルガン作品における録音は、前代未聞の膨大な数を誇ります。

バッハのオルガン曲を3度も録音し後世に残した後世は大変貴重である、今は亡きマリー=クレール・アラン享年86歳の作品に、ブラボー!

シューベルト:幻想曲【ファンタジー】ハ長調 D-934をヨゼフ・シゲティが断然良かった

2018年08月23日 | クラシック音楽・オーディオ

我が家で鳴るスピーカーAXIOM TANNOYも愈真価を発揮か?
細かなところは補正も必要と思いますが、音楽全体が美しく聴けるシステムは音楽愛好家として、実に良い工合に響く音に満足している、オペラなど実にいい塩梅に鳴る。

勿論今まで聴いていたTANNOY IIILZ in Cabinetで鳴らしても此の程度の演奏は良くなる細部に渡り聴くと音域の幅の違いに驚く、朗々と鳴るしかも繊細な部分も残し感動を与える勿論IIILZ in Cabinetの良いところを残しそれに深みが加わった感じに聴こえる

オーストリアのロマン派を代表する作曲家。シューベルトのヴァイオリンを聴く歌曲の作曲に優れ、又多数の歌曲を残したため「ドイツ・リートの王」と言われているが又室内楽や交響曲等も多数作曲。古典派とロマン派を融合したと言われて居る。

1828年、前年のベートーベンの死に続くように腸チフスで死亡。

最近彼の晩年の作品をよく聴く、ヴァイオリンとピアノの幻想曲 ハ長調 D-9341827年冬に作曲された最晩年の曲。彼の死後世に出たと言われる。

全楽章が切れ間なく続いていく形式をとることから、ソナタではなくファンタジーとの名がついた。

現実と、非現実の世界との間を行ったりきたりする感覚を含んでいる。

CDではユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)/ヘルムフィン(ピアノ)の演奏

Julia Fischer, Milana Chernyavska - Schubert Sonate A -Dur D. 574, für Violine und Klavier

今、最も注目されるヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの演奏も良いが、イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)/アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)

同時代音楽の重要性を認識し積極的な姿勢を見せ、アバンギャルドなレパートリーの演奏や世界初演も豊富ですがやはり筆者おすすめは、ヨゼフ・シゲティ(1892~1973)の演奏が断然良い聴けば納得する

ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)/デイム・マイラ・ヘス(ピアノ)ハンガリー出身の名ヴァイオリニスト、ヨゼフ・シゲティ(1892~1973)ハンガリーの名教師フーバイに学び天才少年として活躍しますが、その後、大作曲家、

大ピアニストのフェルッチョ・ブゾーニと出会い、華美な技巧を駆使するスタイルから音楽の内容を重視するスタイルへと変貌を遂げます。

聴けばわかるが名人芸であるヨゼフ・シゲティ勿論モノーラルだがヴァイオリンの品格が違う最新版と比べれば音質はおちるが、特にピアノの切れ味不足気味だが、でもヴァイオリンの音色は別だ、聴きながら文句は出るが、それでも途中では終われない全て聴き惚れてしまう。

シューベルトは晩年健康的にも優れず苦労したと聴くがこの曲の華やかさはまるでファンタジーである、ヴァアイオリンの豊かな音色、華やかさは全くシゲティには敵わない、古い録音でもやはりベストのようである当に名人芸の息に達していて、音質が、録音状態がとかは差し置きやはりこれが一番か?

シゲティ以降数多のヴァイオリストの演奏を聴くがこれ以上の演奏は見つからない。

庭にはオカワカメの蔓が伸び涼しい日陰を作ってます、部屋の東側にあり部屋には優しい環境です

健康の為葉っぱを細かく千切りにして納豆の様に良く混ぜ頂きます。

それと最近よく聴くヴァイオリニストにミシェル・オークレール(Michèle Auclair)は、フランスのパリに生まれたヴァイオリン奏者。その芸風から「女ティボー」と称された。1924年、パリ生まれのヴァイオリニスト。

パリ音楽院で名教授ジュール・ブーシュリに師事し、1943年、ロン=ティボー国際コンクールで優勝を飾った。これが彼女使用のヴァイオリンだそうです。

その後、巨匠ジャック・ティボーにも薫陶を受け、ジネット・ヌヴー以来の天才女流ヴァイオリニストとして華々しく国際舞台で活躍した。

Brahms: Violin Concerto, Auclair & Otterloo (1958) ブラームス ヴァイオリン協奏曲 オークレール

 

オークレール/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77

ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)

ウィーン交響楽団

指揮:ウィレム・ファン・オッテルロー

録音:1958年9月ウィーン

第二次大戦後、ヨーロッパやアメリカで華々しい活躍を展開したフランスのヴァイオリン奏者オークレールは、左手の故障のために1960年前半に惜しまれつつ第一線を引退しました。

彼女の演奏は繊細で優美な音色と洗練された音楽的センスが魅力ですが、ブラームスでもそうした美質や特徴が十分に発揮されています。

最初聴くとやはり録音も古く、良い印象は受けないがミシェル・オークレール(ヴァイオリン)の独創になると思わず体がエンクロージャーに近づく、実に美しい弦の響きが現れる、作品77が素晴らしく感じる瞬間かも知れない。

絶品は、又オークレールとアランによるバッハのソナタ全集

勿論この曲はオブリガードチェンバロとの演奏が多いが、このCDはチェンバロ部分がオルガン演奏で今までは再生が難しかったこの曲を我が愛機AXIOM TANNOYから響く演奏は実に素晴らしいマリー=クレール・アランはJ.S.バッハの見識は非常に高くオルガン演奏も充実しています。

今回はオブリガードオルガンとでも申せましょうが、オークレールのヴァイオリンとの対話が聴く処ですJ.S.バッハのヴァイオリン・ソナタは、伴奏にチェンバロを使うのが普通なので、オルガンを使うのは異例だが。しかし、音色の減衰しないオルガンと音の伸びるヴァイオリンの取り合わせは、バッハの記したハーモニーを明瞭に聴かせてくれる。元々チェンバロで演奏されるべきパートをオルガンで演奏するには、オルガニスト側でオルガンの音栓の選定をする必要がある。

アランの使ったオルガンは、ヘルファー=エルマン社製のポジティフ・オルガンとのことで、柔らかいというか、可愛い響きが特徴的である。

Bach: Sonata No. 1 for Violin and Harpsichord, Auclair & Alain (1956)

バッハ ヴァイオリンとチェンバロソナタ第1番

収録曲:J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全6曲

(第1番 ロ短調 BWV1014,第2番 イ長調 BWV1015,第3番 ホ長調 BWV1016,

   第4番 ハ短調 BWV1017,第5番 ヘ短調 BWV1018,第6番 ト長調 BWV1019)

ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)/マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:1956年12月、1957年1月、モノラル

使用音源:Japanese Lexington LEXC-1026/27 LP (Sonatas No. 2 ~5)、

French Les Discophiles Français DF 209 LP (Sonatas No.1 & 6)

もしアランがチェンバロ演奏をしたらと想像するが、最高傑作だったのかもしれない?

おまけの【ボーナストラック】が聴きたいですね!

J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ

(第1番ト長調BWV1027,第2番ニ長調BWV1028,第3番ト短調BWV1029)

ポール・ドクトール(ヴィオラ)

フェルナンド・ヴァレンティ(チェンバロ)

録音:1955年、モノラル

此のようなCDもあり早速注文しました。

音楽愛好家としての我が家のシステムはやっと良い塩梅に調整されました。今蘇る古い演奏の数々が次々新しい技術で再現され今後の楽しみが増えそうである。

アンプ等交換するより、自分にあった接続コードを見直すことで随分音が変わります、自分の装置にあったソフト類を見つけることもオーディオの醍醐味かもしれない古いエンクロージャーを使用している諸氏はWEの単線ケーブルが相性が良く一度お試しを

特に、筆者の持つAXIOM TANNOYには古い演奏家が心地よく聴けます、ブラボー!


少し古いが2010年度ラッセル・クロウ作品の最大のアウトロー、ロビン・フッドRobin Hoodを鑑賞した

2018年08月18日 | 映画・ビデオ

深夜2回に渡り放送のラッセル・クロウのロビンフット12―13世紀英国の伝説的英雄。シャーウッドの森に住み,部下のリトル・ジョンやタック坊主などとともに悪政に苦しむ民衆を助けた義賊といわれる。の取り置きビデオを見る。

<監督>リドリー・スコット

<キャスト>ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット・マックス・フォン・シドー

      ウィリアム・ハート・マーク・ストロング・オスカー・アイザック他

映画『ロビン・フッド』予告編 

「グラディエーター」のR・スコット監督&主演R・クロウがまたもや強力なタッグを組み、中世の伝説の義賊ロビンの誕生秘話をスリリングに描いたスペクタクル超大作。R・スコット監督&主演R・クロウは期待通りで実に面白い・・・・・・

10年前の「グラディエーター」でローマ帝政に反逆する男を演じたラッセル・クロウが、本作で演じるのは中世封建制度に反旗を翻す男。クロウの役柄はきれいに「対」になっている。

「グラディエーター」公開直後から続編の噂はあったが、それがこうした壮大な形で実現したとも見えるのだ。なんと行ってもジョン王役のオスカー・アイザックの演技が良くこの映画を盛り上げる。実に良く似合っている。

12世紀末。イングランドの獅子心王リチャード1世率いる十字軍遠征隊の兵士ロビンは、フランス軍と交戦中に王が落命したことを知り、帰国の途に就く。

その折、王冠をイングランドへ持ち帰る役目を担う騎士ロバートが、フランスのスパイである裏切り者たちによって闇討ちにされる現場に遭遇。瀕死のロバートから形見の剣を父のもとへ届けてほしいと頼まれたロビンは、かくして彼に代わって、王冠と剣を届ける役を担うことに・・・・・・。

伝説の義賊、ロビン・フッドの物語を『グラディエーター』のリドリー・スコット監督と、ラッセル・クロウの黄金コンビが手掛けた歴史スペクタクル大作。12世紀のイギリスを舞台に、勇猛果敢なヒーローの戦いぶりを活写する。

もうひとつの動機は、“オレなら英国をこう描く”という英国人監督によるお国自慢ではなかろうか?

まず、いい役を演じるのは、いかにも英国風な偏屈で味のある老人たちばかり。主要登場人物はみな壮年以上で若者はいない。

果たしてラッセル・クロウは適役なのか?このロビン・フッド、苦み走った眉間のシワが渋すぎないだろうか。しかも汗臭くどう猛な感じ、軽快なフットワークで木の上から弓を放つ姿など、どうも想像できない。

ロビン・フッドというとどこか若葉色のイメージがある。全体的にカーキ色が過ぎないか。意見はそれぞれあるが、此の程度の渋みがある感じが好きだが、「グラディエーター」とカブる!そして色調は、英国の曇天と冷気だけが生み出す独特のもの。

村の建造物や古い剣の造形にはケルト文化の名残があり思わず納得してしまう。こうした細部まで行き渡る監督の美意識が、骨子は単純なこの物語に、深い奥行きを与えている。クライマックスに海辺の攻防戦を持ってきたのも伝統ある“海の覇者”大英帝国の誇り故だろう。

そして、「プライベート・ライアン」の上陸場面のリドリー・スコット版ともいうべきこの場面では、跳ね上がる水しぶきの形状までが、物理法則ではなく、監督の美学に沿って変貌するのだ。

ケイト・ブランシェットさんを選んだ動機については下記の様に述べています。オーストラリア出身俳優4名が、その活躍を認められ、それぞれの肖像が刻印された記念郵便切手が国内で発売された。その発売を祝う式典で、クロウは数千人の観客に向けて「私とケイトが一緒に映画を作ったらどう思う?」と発言。観客たちは拍手喝采で、ブランシェットも突然の出演オファーにまんざらでもなかったそうだ。

日本の天海祐希の感じが似てると思わす、当にイケメン女優のケイト・ブランシェットの相手役が実に似合う。

見所も多き、海辺での壮絶な戦闘シーンも参加している。

 

最新の映画イングランド王女エリザベス1世を演じた「エリザベス」も面白い。

ケイト・ブランシェットさんは、謙虚な性格である女性だと言われています。
米誌『People』の「最も美しい50人」の1人に選ばれた時には、「綺麗に見えるとしたら幻影のようもの。普段は鏡も見ない」と言っていたそうです。外見以外でも、自分が受けた高い評価に天狗になることなく、謙虚な姿勢で物事に取り組む姿はとても好感度が高いのだそうです。

映画の前半と後半で描かれるイングランド対フランスの壮絶な戦闘シーンは必見だ。イギリスの伝説的英雄。実在の人物か、中世のバラッドがつくった人物か、出自については諸説がある。12世紀ごろシャーウッドの森にリトル・ジョンやタック修道士らの仲間と住み着き、悪代官や横暴なノルマン貴族、僧侶(そうりょ)から金品を奪い、貧者に分け与えたと伝えられる。

みごとな長弓の腕前や、貧者に施す義賊ぶり、牧歌的な森の生活が共感をよび、イギリスでもっとも人気のある民衆的英雄であるそうです。昔ショーン・コネリー/ヘップ・バーン又ケビン・コスナーもロビン役に出演しているが、この作品の渋めな男臭いラッセル・クロウはたっぷり3時間楽しめる作品に、

趣味はラグビー好きと聞くラガーマンで筋肉質な身体は流石だ、他にも意外と問題もありますが、本気か?役作りか解らないが、短気で怒りっぽいことでも有名で、 映画の撮影現場で自分のボディガードや共演者と喧嘩をしたり、ナイトクラブでで殴り合ったかと思えば、 ニュージーランドのラグビーチームのコーチとレストランで口論をするなど、そのエピソードは様々。 

実に出演者次第で楽しめる映画は面白い、ブラボー!


ベル・フル主席オーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーを聴いて見る。

2018年08月15日 | クラシック音楽・オーディオ

休みは優雅に涼しい部屋で、淹れたての美味しい珈琲と優雅なオーボエの演奏を聴き過ごす

暑い夏を涼しく暮らして見ましょう、昔からバロックオーボエは好きな音色の楽器です

オーボエは古い楽器で古代の葦笛(あしぶえ)がその起源と聞く、やはり最初は笛のようです

17世紀頃にフランスのフィリドール一族とオットール一族という楽器製作者の一族が、

ショームを改良して作ったのがオーボエだといわれています

勿論日本にも昔から、ラーメン屋さんで使ったチャルメラや、

雅楽で用いられる「篳篥(ひちりき)」もオーボエの親戚だとか言われます(笑)

最近やっと落ち着いた筆者のスピーカータンノイIIILZやはり弦楽器、木管楽器には相性が良いと

思う勝手にAXIOM TANNOYと命名してみました 我が愛機です。

本日は聴く前にスピーカーの取り付けネジの増し締めを点検したが緩みは無かった、

以前から年一回程度増し締めは手回しで実施が必要ですインパクトでの増し締めは不可。

ARU付きAXIOM80箱にIIILZを移植したシステム、スピーカーケーブルもWEの単線で満足して

いるRCAケーブルも以前購入したWestern Electric 77A RET 使用線材、絹巻き25awg純銅単

線のに交換して聴くが、やはり単線が良い筆者の在庫の中で聴き比べると一番相性がよい感じ

部屋に響く音に一体感のような感じで鳴る、勿論JAZZにも重低音が出て真価を発揮する様にな

った。タンノイIIILZでは決して味わえない重低音がフワッと体感できるのは新しい体感です。

最近は肩の凝らない好きな音楽を聴き悦に入ってます。正に大人のIIILZに変身した感じです

最も良くなった事はオーケストラが聴ける様になった事かもしれない、小さな音で聴いてもゆっ

たり響く重低域の不安から開放された。音色はARU付きAXIOM80箱の影響が強いようである、

存在感のあるオケが聴ける事、今後聴くレパートリーが増える楽しみができた。

確かにすごく全体に綺麗な音が響くようになり、奏者の息遣いまで感じリアル感が出たようです。

又低域が増した分今まで以上に広域が綺麗に聴こえる、まるで目の前での演奏が聴ける。

購入し約1ヶ月以上たつが最近業務用のデジタルアンプVictorPS-A2004Dのパワーアンプに接続

した聴いた瞬間、これがデジタルアンプなのか?確かに違うデジタルの良さが聴ける感じです

鳴り止んだあとの静けさがいい感じがする?此のアンプは不思議なことにデジタル臭さがなく、

想像以上に自然に聴こえる。

勿論オーボエ曲奏者の息使い等、ありのまま鳴る感じを受ける、確かに静粛感もある・・・・

余分な音がしなく、これが業務用アンプの違いなのか戸惑いを感じる。一口にアキュレットな音

なのか?オーボエの自然な音色には此のパワーアンプは如何と思ったが自然に聴ける響きが実に

塩梅良く響く筆者のオーディオラックもいよいよアンプ等が一杯で整理しないとPS-A2004Dが

収まらない・・・

 

心の実力者なのか、オーボエ奏者アルブレヒト・マイヤーAlbrecht Maye1965年生まれ。

中でも皆さんご存知の「調子の良い鍛冶屋」は部屋に演奏が響き渡りつい聴き惚れます

Händel-Blacksmith Variation-Oboe,Bassoon,Harpsichord 

オーボエをゲルハルト・ショイヤー、ゲオルク・メールヴァイン、モーリス・ブルグ、

インゴ・ゴリツキに師事する。1990年、バンベルク交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。

92年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者をつとめる。

ソリストとしてクラウディオ・アバド、サイモン・ラトル、ニコラウス・アーノンクールと共演。

室内楽活動も重要であると考えており、

ピアニストのエレーヌ・グリモーやレイフ・オヴェ・アンスネス、

バス・バリトン歌手のトーマス・クヴァストホフと定期的に共演している。

ソリストとしての活動に加え、指揮者としてデュッセルドルフ交響楽団、

シュターツカペレ・ハレ、ニュルンベルク交響楽団、

シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭管弦楽団などを指揮している。

室内楽ではザビーネ・マイヤーと定期的に演奏。ドヴォルザークとモーツァルトのセレナードを、

ザビーネ・マイヤーのアンサンブルと共演、EMIクラシックスからCDがでている。983月、

フェラーラ音楽祭で、新設されたグスタフ・マーラー室内オーケストラにソリストとして参加。

その他、ミカラ・ペトリ、ナイジェル・ケネディらを始め、多くの室内楽奏者と共演している。

ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者、マイヤーによるバロック・アルバムは、

18世紀前半~中頃にイタリアで活躍したヴィヴァルディをはじめとする作曲家のオーボエ協奏曲集。

Sammartini: Concerto For Oboe, Strings And Basso Continuo In C Major, S-Skma Xe-R 166:3... 

有名なヴィヴァルディのRV450以外は、

正にイタリア・バロックの忘れ去られた秘宝のような作品を探り当てたようです。

オーボエ奏者でもあったジュゼッペ・サンマルティーニの3作品など、

オーボエ・レパートリーとして重要なレア録音で、どれも素晴らしい演奏でした。

木管楽器のバロックオーボエのに色が妙に優雅に響く装置に満足しています。

しばらくはデジタルアンプVictorPS-A2004Dのパワーアンプで音楽を楽しんで見ます、

デジタルアンプと言えど聴いた感じは凄く静かな普通のアンプ?いやそれ以上の音が聴ける・・・

音の傾向はAurex SC-M15/SC-M15Kに似てますがパワーの違いが凄い、ブラボー!


暑い夏はBossa Novaを聴く・・筆者の好きな曲を選曲してみました!

2018年08月09日 | クラシック音楽・オーディオ

お陰様で台風の影響もなく午後からはまた灼熱の夏に戻るようです。

この暑い次期こそ、少し緩めのBossa Novaが似合う、此の曲を聴くとつい仕事は後回しにしたくなる、好きな曲をランダムに聴きながら例年より暑い夏を水槽でも見ながら乗り切る、

何時聴いても筆者の好みは昔から変わらい、聴きたい曲は定番化している物ですが、独断で選ぶ夏はossa Novaのリズムが心地良い。

GOODMANS AXIOM 80の箱にIIILZを移植しSPケーブルも随分落ち着き音楽が楽しく聴ける、自然に聴こえる低域は優れもの特に、ヴォーガルは全体に良くなった、Bossa Novaの自然な歌声なども少しけだるさが残る感じもいい塩梅である。

先ずは最初は、ゲッツ初のボサ・ノヴァ・アルバム。「Jazz Samba(1962年2月録音)」

その後1963年にゲッツ/ジルベルトが爆発的に当たる、歌下手なアストラッド・ジルベルトの緩めの歌が大ヒット!ジャズ・サンバ形式が確率されたようです。

60年代のジャズ・ボサ・ブームはここからはじまった。きっかけとなったアルバム、名ギタリスト、チャーリー・バードが刻む軽快なビートに乗って、クールなゲッツのテナーが存分にメロディを歌い上げる、今聴いても新鮮に聴ける発案者であり共演者であるチャーリー・バードのギターは、正確にはボサ・ノヴァのオリジナルそのままではなく、ジャズ風にアレンジし少しオシャレ感が良かったかもしれない!

発売より『ジャズ・サンバ』は、1962 年にヴァーヴ・レコードからリリースされた今から60年前発売されたボサノバ アルバムですが未だ新鮮です。

本作は北米ですんなり受け入れられ、のちのジャズ・ボサ・ブームの火付け役となった、1962年2月13日、ワシントンD.C. ピアース・ホール、オール・ソウルズ・ユニタリアン教会にて録音メンバーは

スタン・ゲッツ(ts)

チャーリー・バード(g)

ジーン・バード(g, b)

キーター・ベッツ(b)

バディ・ディベンシュミット、ビル・ライヒェンバッハ(ds)

このスムース感の源は、やはり主役であるGetzの、表情豊かなテナー・サックスの音色にあるようだ。

Stan Getz & Charlie Byrd - One Note Samba 

次は1982年にコカイン中毒とアルコール中毒によって死去。36歳没エリス・レジーナ。

ELIS&TOM – ANTONIO CARLOS JOBIM & ELIS REGINA

ブラジル最南部ポルト・アレグレ出身。身長153cm。15歳にして天才歌謡歌手として地元でデビュー。

Aguas De Marco 三月の雨、世界中で演奏され続けている有名曲ですが、筆者はこのアルバムのデュエットが一番好き、会話するかのようなかけあいが絶妙で、途中にふざけるように笑いながら歌うエリスのヴォーカルもたまりません。

これは後の歌手に影響を与えているとも思います。

フランス人女性シンガーク、レモンティーヌが歌う同曲でも、会話のように相手とかけあいしながら笑い出していて、このエリス&トムのデュオを意識しているように思えます。オマージュでしょうか。

Antonio Carlos Jobim & Elis Regina - Águas De Março (Waters Of March)

こんな感じで聴くとnaomi &goro(なおみ・あんど・ごろー)も聴きたくなる、この少しヌルい感じで歌が何故かボサ・ノヴァには具合が良い小野リサの歌も好きですが、なおみさんの自然は歌声が心地よい(三月の水)?

Aguas De Marcoです

近年の録音で相当音質は良く録れているようで、筆者も楽しめるアルバムである

naomi & goro 「Águas De Março」(三月の水)


ボサノヴァ創世記よりギタリスト/コンポーザ―/プロデュ―サ―として活躍するホベルト・メネスカル大人のためのリラクシングなボサノヴァ新定番O Barquinho(小舟)はやはり定番中の定番と思えます。


釣りに行ってエンジン故障でタタタタタと歌って遊んでいる時、出来た歌で有名。最後は島に流れ着いたそうだが舟が流される心配より音楽で遊ぶホベルト・メネスカルの遊び心がいかにもBossaNovaらしい?

Nara Leão e Roberto Menescalとの共演は大好きです・・・・

Nara Leão e Roberto Menescal - O barquinho , O pato , Manhã de carnaval

以前にも紹介はしたが、現役の内科医であり、2児の母親でもある。安佐里アン・サリーさんの歌その声は空に、その声は海に。究極のいやしヴォーカルAnn Sally(アン・サリー)、実に美しい疑えは珠玉のデビューアルバムの一曲目です。

Ann Sally(アン・サリー) O Barquinho(小舟) 

そのような感じでエアコンの効いた部屋で夏の暑さを楽しんでいます。

一応最近今の装置で満足してオーディオのことはあまり考えず音楽を楽しめます。不満をあげればきりがありません、この状態で音楽を楽しんで見ましょう、こうなると安心してリヒャルト・ワグナーでじっくり聴きたくなる、実に声が良くなった。

此の音を聴くのに思えば約3年の月日が立つが、ずいぶん遠回りしたのでしょうか?

嬉しい事は最近は少しのパーツの取り替えでJAZZ系統も聴けるようになった、

意外と相性の良いと言われる、先日ネットで購入したVICTORの業務用のデジタルアンプJAZZ系統の音楽は正にピッタリの相性とも言われるデジタルアンプは興味深い現在未だ接続してないPS-A2004Dのパワーアンプも一度起動して試して見よう。

確かにタンノイのユニットにデジアンプは似合わないが、ジャズ、ヴォッサ等の音楽には切の良いデジアンプもお似合いかも・・? ブラボー!