みなさん、こんにちは。
今回は、脳幹部出血と小脳出血、そして、くも膜下出血についてまとめました。
脳幹部出血：
① 40～50歳代の高血圧症未治療者に多い
② 突然起こる頭痛、悪心、嘔吐、めまい、意識障害
③ 橋出血では四肢麻痺、縮瞳、眼球の下方動揺が特徴的
④ CT: 脳幹部に高吸収域
小脳出血:
① 頭痛、めまい、悪心・嘔吐、起立不能・歩行障害で急性に発症
② CT: 小脳に高吸収域
くも膜下出血
① 最も多いのは動脈瘤の破裂
② 突然発症しピークに達する激しい頭痛。これまでに経験したことのない頭痛。
③ 髄膜刺激症状: 発症直後や老人ではみられないことがある。
④ 眼底検査: 網膜前出血があることあり（円形、血管が透視できない）
⑤ CT: くも膜下腔に高吸収域
⑥ 臨床的にくも膜下出血が疑われるが、CTで出血が証明できない場合はMRIフレア検査の適応。
写真 糸満でみかけたシーサー
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