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夏うれふ持病とコロナにをののきて:神田恵琳

2020年07月23日 | 俳句
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夏うれふ持病とコロナにをののきて:神田恵琳
新聞にテレビにコロナ報道が賑っている。持病を持ってはいるがこれは慣れっこで上手に付き合っている。さりながら新型コロナウイルスには一抹の不安がある。高齢、持病、これも日常で受け入れ済である。出歩かない、他人と話さない、目高の管理に精を出す、暫くはこれでゆこう。一病息災でう少しだけ生きていたい。<何を病む君が憂ひのカサブランカ:やの字>:俳誌『春燈』(2020年6・7月合併号)所載。
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