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冬麗のたれにも逢はぬところまで:黒田杏子

2021年11月24日 | 俳句
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冬麗のたれにも逢はぬところまで:黒田杏子
冬は空気も澄んで見晴らしが良い。行けども行けども先々の景色が美しく見えてくる。だんだん歩いているうちに人影もまばらになった。このまま人に逢わないところまで足を伸ばすそうか。健康に恵まれて健脚が自慢の今日この頃。歩ける内打ちに歩くべし。歩けや歩け。冬の雲雀が鳴いている。共に鼻唄とゆこうか。命楽しや。<冬麗の命愛しみつつ歩む:やの字>
角川・合本俳句歳時記:20190338日所載
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