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宇宙まで行きし目高の子孫殖ゆ:小暮よし

2020年07月11日 | 俳句
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宇宙まで行きし目高の子孫殖ゆ:小暮よし
何年か前に目高が宇宙へ運ばれて戻って来た。そんなこんなで目高の飼育の愛好家は今に絶えない。我が家でもご近所から20尾ほどお裾分けいただいた。何と銀色でぴかぴか光っている。きっとお値段が張る種類なのだろう。それが卵を布袋草の根に産み付けた。あれよあれよと子目高になって2~3百匹が泳ぎだした。親から隔離して育てるのだが朝晩の世話が大変である。親の餌をすりつぶして微粒子にして与えている。成長に釣れ容器が足りなくなった。いやはや。<我が家の銀色目高すいっすい:やの字>:読売新聞『読売俳壇』(2020年06月29日)所載。
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