果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

フィンガーライムの豆知識

2017年10月08日 | フルーツ
皆さんこんにちは、栗田智仁です。
今日は『フィンガーライム』の豆知識を紹介します。


フィンガーライムの原産国はオーストラリアで、オーストラリアの中でも乾燥した熱帯雨林の地域で栽培が行われています。
その歴史は古く、オーストラリアの先住民族であるアボリジニが食べていたフルーツだと言われています。
フィンガーライムが実をつける木は5mを超え、枝も蔓状に分かれているため収穫は困難を極めます。
枝には細くて鋭いとげがびっしりとついており、ケガをしてしまうこともしょっちゅうあるようです

蔓状は1965年にアメリカのカリフォルニア大学に寄贈されていますが、そこ頃のアメリカではまだフィンガーライムは一般的ではありませんでした。
その後2004年になってカリフォルニア大学リバーサイド校の研究者がアメリカでも栽培できるように品種改良を行い、完成した「Citriburst Finger Limes」という品種が世界に流通しています。

フィンガーライムのの大きさは4~8cm程度しかなく、手の指のような大きさのことからそう名付けられました。
果実を切ってみるとまるで魚卵のように丸井サジョウが姿を現します。