果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

栗田智仁のさくらんぼあれこれ

2011年04月15日 | 日記
栗田智仁のさくらんぼの知識
はい!栗田智仁です。

バラ科サクラ属
~“初夏のルビー”と称される可憐なフルーツ~
さくらんぼは季節色の非常に強いくだものです。
梅雨の時期がピークですが、甘さとすっぱさが程よく調和して、さわやかさをもたらしてくれます。

見た目もきれいでかわいらしく、いつの時代でも人気抜群。
きれいに箱に詰められた姿はまるで宝石のようです。

来歴
さくらんぼの歴史は古く、有史以前から食されていたと考えられています。
原産地はアジア西部で、黒海沿岸からヨーロッパへと伝播し、17世紀にはアメリカ大陸に渡りました。
系統は大きく分けて3つあり、セイヨウミザクラ(甘果桜桃)、スミノミザクラ(酸果桜桃)、シナノミザクラ(中国桜桃)に分かれます。
このうち中国桜桃は現在ほとんど作られておらず、日本で作られているほとんどはセイヨウミザクラに属します。
日本には、明治初期に欧米から導入されました。
明治元年、ドイツ人のガルトネルが北海道に六本のさくらんぼを植え、その後、北海道開拓使がアメリカからセイヨウミザクラの苗木を輸入し、これが北海道や東北地方に広まり、各地で独自の改良が施されるようになったのです。

出回り・産地
ハウス栽培の進歩によって出荷時期は長くなりましたが、十分に堪能するにはやはり旬である6月が食べ頃でしょう。
金沢市中央卸売市場では旬に入ると売り場いっぱいにさくらんぼが並べられ、賑やかにセリ売りが行われます。
品種の中心は佐藤錦で、国産さくらんぼの90%以上を占めます。
産地の中心はなんといっても山形県。
さくらんぼ王国と言われる県で、全生産量の75%を占めています。
その他の東北・北海道、山梨や長野でも栽培が盛んです。

見分け方
粒が大きく張りがあり、色つやがよいものを。
また、一般的には色が濃いものほど甘みが強い傾向があります。

保存方法
さくらんぼはとてもデリケートなフルーツで、収穫から時間がたてばたつほど風味は損なわれます。
なるべく早くに食べるようにしましょう。
また、冷蔵には弱いため、その日に食べないのであれば風通しの良い涼しい場所に置いて下さい。
冷蔵庫に入れるのは食べる直前1~2時間だけにしておきましょう。

よもやま話
●国際結婚しかできない!?
さくらんぼにはたくさんの品種がありますが、同じ品種のめしべと花粉は受粉しないという面白い特徴があります。
例えば、佐藤錦を作ろうとして畑に佐藤錦の木ばかりを植えても、実を結ぶことはありません。
他の品種の花粉が必要なのです。
これを「自家不和合性」といいます。

品種によって相性もあり、佐藤錦と相性が良いのはナポレオン。
佐藤錦70%にナポレオン30%を植えるというのが、効果的な割合だそうです。


●「サクランボ」と「サクラ」の関係
「さくらんぼ」、「サクランボ」、「桜ん坊」・・・これらは商品化されたものの通称で、本当の名前は「桜桃(おうとう)」です。

さくらんぼは、桜の木に成るものだと思っている人が結構いますが、それは間違い。
サクランボは桜桃の木に成るのです。

桜桃と桜は、どちらもバラ科サクラ属で、近い親戚にあたります。
ですがあくまで種類が違うもので、桜桃は甘果桜桃類・セイヨウミザクラの仲間で、桜は酸果桜桃類の仲間です。
桜の木にもサクランボに似た実は付きますが、小さくてすっぱく、とても食用にはなりません。


●国産のさくらんぼはなぜ高い?
アメリカンチェリーはお手頃価格なのに、国産のさくらんぼというと「高級品」のイメージがあります。
なぜ値段が高いのでしょうか。
2つの大きな理由が考えられます。


①栽培・収穫するのに大変な手間と時間、人手が必要であること。

・木はとても背が高く、非常に栽培のしにくい果実です。
温室栽培でも、他の果樹より高い構造のハウスを作る必要があります。

・雨に弱く、収穫前に雨に降られると腐ったり、実が割れたりします。
これを防ぐために雨よけテントが欠かせません。

・収穫から箱詰めまでをほとんど手作業で行わなくてはならず、何千、何万と一気に実ったさくらんぼに多くの人間がかかりっきりになります。
この果実は特に丁寧な扱いと美しい仕上げが要求されるため、機械による合理化が図れません。

・剪定(せんてい)、消毒、交配(受粉)、摘果、鳥よけの工夫、色上げ、選果、箱詰めなど、収穫以外にも1年中手のかかる作業が続きます。


②面積あたりの収穫量が少ないこと。

平均的に見るとさくらんぼは1アールあたり50㎏しか実が取れず、りんごに比べると面積あたりの収穫量は約1/5~1/6に過ぎません。
単純に考えただけでも、りんごの5~6倍は高くないと農家の人々はやっていけないことになります。
実際は、包装費・その他経費の関係でそれ以上の価格は必要ということになります。

品種
●佐藤錦(さとうにしき)
日本のさくらんぼを代表する品種。
甘さ、コク、上品さ、美しさ等々、どれをとっても最高級で、今のところ佐藤錦に勝る品種は登場していません。

「ナポレオン」と「黄玉(きだま)」を交配させたもので、育成した佐藤栄助氏の名前をとって1914年にこの名が付きました。


●高砂(たかさご)
純日本的な名前ですが、もともとは「ロックポートビガロー」というアメリカのさくらんぼです。
明治5年に北海道開拓使によって導入され、1911年に日本名「高砂」と名付けられました。
早生種で、シーズンの先陣を切って登場する品種。


●ナポレオン
晩生種。
18世紀からヨーロッパで栽培されていました。
ナポレオンが死して後の1821年に、ベルギー王が命名したそうです。
さくらんぼの中では酸味のある品種で、暖かい地域でも栽培できるという利点があります。
佐藤錦などの親になっているように育種には欠かせない品種になっています。


●ジャボレー
フランス原産の中生種。
明治41年に日本に渡ってきた品種です。
暗赤色で、現在は食用よりも、ナポレオンや佐藤錦の受粉樹として使われることが多いようです。


●香夏錦(こうかにしき)
佐藤錦と高砂との交雑実生。
甘酸適和の食味良好な早生のおうとうである。
佐藤錦や高砂と比較して、開花期・成熟期がともに早いこと等で区別が認められます。


●南陽
ナポレオンの交雑実生から生まれた晩生種。
1957年に山形県農業試験場で育成され、1978年に登録されました。
大粒なのが特徴です。


●紅秀峰(べにしゅうほう)
1991年に品種登録された比較的新しい品種です。
晩生種で、6月、7月に出回ります。
大玉で甘みが強く、酸味が少ないのが特徴です。

栄養
さくらんぼに含まれる栄養素としては、糖質、ビタミンA、ビタミンC、リン、カルシウム、カリウム、鉄分などがありますが、中でも鉄分の含有量が優秀ですので、貧血防止に効果的です。
また、カリウムも豊富で、高血圧の予防になります。
その他、疲れ目の回復、美肌維持、利尿作用や消炎作用にも良いでしょう。

さらに、サクランボにはソルビトールが含まれ、便のpH値を下げ、便の量を増やす効果があるので、便秘解消が期待できます。

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栗田智仁 のさくらんぼの一般知識

2011年04月14日 | 日記
栗田智仁のさくらんぼの知識
はい!栗田智仁です。

さくらんぼの一般知識

開花・・・・・桜より遅く八重桜の咲く頃の4月10~20日頃に1週間程度次々咲きます。
(神奈川基準)
花の色・・・・白色
収穫・・・・・開花から収穫まで早生は45日、晩生は70日程度です。


なぜサクランボは2品種植えなければ実らないの?

 サクランボは自家不和合性といって一般に自家受粉しないので、通常は異品種を2本以上植えて交配しなければなりません。

 これは、強い子孫を残し生き残るために、自家受粉して劣性遺伝を残さないため(動物の近親婚と同じ)だと考えられます。
雌しべは1番最初に自分の樹の花粉が付くはずですが、他の種の多様な遺伝子を受けようと、同じ種の花粉は受付けないように柱頭で防御物質を作り出し、自家受粉を妨げているそうです。
ですから、2品種以上の花粉を互いに交配させる必要があるのです。

 しかし、品種によってはある程度自家受粉します。
待っても待っても他の種の花粉が来ないと、子孫を残すために自家受粉する場合があります。
特に樹勢が弱ると子孫を残そうとする生殖成長が強まり自家受粉しやすい傾向があります。

 樹が弱り枯死する前年には自家受粉して子孫を残そうと実る事が多いです。


 又新しい品種の中には多少は自家受粉するのがありますが、開花のズレを考え確実に交配させるには2~3品種は植えた方が安心です。


 暖地桜桃と本物のサクランボを2本植えても1ヶ月近く開花時期が違うので授粉出来ません。


さくらんぼは水分過多に弱い?

 サクランボは非常に上根で幹の近くに何かを敷き、6月頃剥ぐと白い根がいっぱいです。
土の表面に根が張ると言うことは根の酸素要求が強いことを意味し、水はけが悪い所では山型に高くして植えたり、排水を良くする必要があります。
また化学肥料を1度に多く施肥すると根を傷めやすく干ばつに弱い事を意味します。
、施肥の基本は緩効性の有機質肥料を基本に、時と場合によって化学肥料を使用する方が良いと思います。
上根のため、風に弱く倒覆しやすいので防風処置が必要です。
その点、石ころゴロゴロの土質で石を抱いた根の方が倒覆に強いと言えるでしょう。




さくらんぼは葉面からどれだけの水を吸収する?

 さくらんぼの若い葉は、葉面からどれだけ水分を吸収するか。

 新芽を切り取った枝は5分もすると柔らかい先端がしおれてきます。
そこで、その枝の切り口より先を水に浸ければ(切り口は浸けない)、5分もするとピンとしてきます。
葉面は思いのほか、水分を吸収するのです。
したがって、水不足で元気がないときには、葉にも水をかけてやると早く元気になります。

 実が色付く頃に、「霧によって裂果する」ということをさくらんぼ農家の方から聞きました。
これは蒸散が少ない夜に何時間も葉に水をかけているのと同じ状態であり、葉面から水分を吸いすぎたことによって内部膨張圧に耐えきれずに裂果するのだと考えられます。



さくらんぼの糖度はどのくらい?

 品種によって違いますが、鉢植えだと水分コントロールができるので、糖度は地植えより高く成り普通20度前後です。
最高28度になった事もありました。
しかし、さくらんぼは酸味とのバランスが食味を左右します。
食感や鮮度に好みも有りますので、美味しく感じるのは糖度だけで判断は出来ません。
最近は食感が良く美味しい登録品種が出てきました。



生食用さくらんぼは一体何品種ある?

サクランボはバラ科の落葉高木です。


中国桜桃
・・・中国原産で暖地桜桃の商品名で売られている品種で、花が咲く時期が桜より早く関東では3月上旬に咲き、実は柔らかく小さいがサクランボの味はします。
果実は商品としては流通していません。


酸果桜桃
・・・色は真っ赤で美味しそうですが酸っぱくてとても生では食べられません。
ヨーロッパやアメリカで生産され、缶詰やジャム、お酒等に加工されるようで、国内ではほとんど生産されていません。


甘果桜桃
・・・通常サクランボと言えば生食用の事で、桜より遅く八重桜の頃咲き、佐藤錦、高砂、ナポレオン、等が有名ですが、品種登録されるようになってから、新品種の開発競争で多くの品種が登録されています。

 苗として販売されているのは50品種以上あるようです。


 突然変異の枝変わり等で、大きいとか早く色づく等の特長があると新しい品種として特許を取得でき、大金持ちの夢もありますよ。
特許を取得した新しい品種の苗は高価になります。

 暖かい地方でも実りやすい品種、非常に大玉で自家受粉する品種、色付きの良い品種、梅雨前に色付く早生の品種、晩生の品種、日持ちのする品種など、様々な特徴を持っています。


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栗田智仁の基本知識

2011年04月12日 | 日記
栗田智仁のさくらんぼの知識
はい!栗田智仁です。

さくらんぼは桜桃(おうとう)とも呼ばれ、バラ科サクラ属の落葉高木、及びその果実を指します。
果実は丸みを帯びた赤い実が多く、品種によって黄白色や赤黒い色で紫がかった物もあり、最近では品種改良が行われて数十種類の品種があります。
(中国原産でホームセンターなので暖地桜桃の商品名で売られている品種で、花が咲くのが関東で3月に咲き、小さい実でさくらんぼの味がする物は商品としては流通していません。)

こちらでは商品化された物をさくらんぼと呼ぶ事が多く、こちらでは桜桃と呼ぶ事が多いです。

さくらんぼと言う名前の由来は「桜の坊」。つまり桜の実という意味ですが観桜用の桜の実は食用に用いられる桜桃とは違い大きくならず食用にする部分も成長しません。
生食用にされるのは主にセイヨウミサクラの実であり、日本で食べられるさくらんぼもほとんどがこれに属します。
現在のさくらんぼは台木に青葉サクラ、ヤマサクラ、コルトなどにさくらんぼの芽や穂を接いで大きくしています。(9月末から10月初旬に芽接ぎ)
苗は11月下旬に植え付けます。

さくらんぼの花は白色で異なる品種で交配しないと果実が実らない他家受精であるが、品種間にも相性があり何でも良いと言う訳ではありません。(例:佐藤錦×ナポレオンは相性がいい)
しかし最近では1本でも結実する品種もあります。

さくらんぼの産地では日本最南端の南アルプス市では国内で特に早い収穫を迎えハウス物は4月下旬から5月初旬、露地物が5月下旬から6月下旬までで、赤い宝石と呼ばれ毎年この時期は全国からたくさんの人がさくらんぼ狩りに訪れます。

南アルプス市では高砂という品種がメジャーです、完熟の高砂は甘みと酸味が絶妙で濃厚な味わいで佐藤錦以上の美味しさです。

さくらんぼの効用は、疲労回復、貧血、冷え性、疲れ目、関節炎、美肌効果に良いとされています。

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栗田智仁のさくらんぼの効能

2011年04月11日 | 日記
栗田智仁のさくらんぼの知識
はい!栗田智仁です。
さくらんぼの効能
日本のさくらんぼ、といえば山形が有名ですが、初めて登場したのは明治の初めごろとか。
以来、品種改良が繰り返され、現在のようなおいしいさくらんぽができるようになりました。


 さくらんぼの成分は、主には糖質ですが、カロチンやカリウム、鉄分が多いのが特徴です。
特に鉄分は果物の中でも群を抜いています。
ですから、薬効は貧血、疲労回復で、元気を補うことになるわけです。
また、カロチンがあることから、疲れ目を予防する効果もあるのです。


 ほんのわずかな時期しか店先に顔を見せないさくらんぼですが、そのころは、ちょうど梅雨から夏への季節の変り目でもあり、体調をくずしがちですから、少しでも食べるようにしたいものです。


貧血の改善に

 現代女性は栄養のバランスがあまりよくないので、貧血をおこしがちだといわれています。
もし、急に立ち上がったときにくらくらしたり、頭から血がすーっと引くような感じがしたら、貧血ぎみの予告です。
さくらんぼをたくさん食べるようにしましょう。


病後の回復に

 さくらんぼには糖質が含まれていますから、疲労を回復し、元気を補うには適した果物です。
特に、虚弱体質を改善して、体調を整えたい人、病気の後に元気をとり戻したい人には向いているでしょう。


関節炎対策に

 カロチンが多いわけですから、疲れ目を予防するにも効果があります。
また、漢方でいう風湿を取り去るともいわれていますから、湿気や風による、いわゆる関節炎などにもいいでしょう。


さくらんぼ酒を作る

 さくらんぼは登場時期が短いので、できればお酒にして保存しておくといいでしょう。

 さくらんぼ1kgは洗って水分をふき、保存瓶に入れます。
氷砂糖150g、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ、3~6か月保存します、これでピンク色のきれいなさくらんぼ酒になります。
さくらんぼはとり出して、さらにそのまま保存しておきます。
疲れたときには氷と水で冷たくしたり、お湯で温かくして飲みましょう。

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