渡辺哲也(一級建築士・絵画作家)「多彩画の世界」また日常のささいな事などを綴っています

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あの「夏の日」Acrylic painting(アクリル画)2020.

2020年12月29日 15時23分40秒 | 「多彩画」(絵画)など
あの「夏の日」
Acrylic painting(アクリル画)2020.

本年も御覧下さりありがとうございました。
来年も宜しくお願い申し上げます!
今年最後のpost、グリザイユ描法で描いたアクリル画(F20号)です。

タイトル : あの「夏の日」
-山陽本線尾道駅、持光寺前踏切-
JR尾道駅へ隣接する国道2号線からは、山側を走る山陽本線が見える。
地元の旅客を運ぶ黄色い電車をはじめ、長い連結の貨物車などがひっきりなしに走っている。
この場所は尾道駅より少し東へいったところ、国道から見た持光寺前踏切だ。
この踏切を渡ると、堂々たる石造りの山門で有名な「持光寺」へ向かう石段がある。
坂と階段の町「尾道」にふさわしい光景の一つだと言えよう。
ここに立った時、ある情景がうかんだ。
暑い夏の日、親子が仲良く西瓜を手にした姿である。
尾道はそんな風景が似合う町である。

「グリザイユ描法」
ここで言うグリザイユ技法とは色の要素を取り除いて、まず、明暗のみを描きます。
そのあとに色(固有色)を乗せて描くというのが基本となっています。
特にこの被写体のように、色や質感が多く含まれている題材には、色と明度で分割して描けるのこのやり方は、全体の構成を組み立てやすいのが利点です。
しかしながら、上から固有色をかぶせただけだと、色調によっては暗い絵になったり、色が汚くなる部分もでてきます。
その場合はそれをベースに、また上描きをして塗り起こしていきます。
グリザイユが無駄にならないように、特に統一させた明度を生かすよう意識しながら描く事が大事です。
今回は、徹底的にグリザイユ描法に拘ってみました。
そして、それぞれのマテリアルを意識して描いてみました。

今回は、支持材や描画材そしてメディウムなどの使い分けをした記録や制作工程の画像資料等を数多く残しておりますので、またの機会にディテールも含めてアップしますね、あっ動画も作らなくちゃ(笑)!
それでは皆様、良い年をお迎えくださいませ。











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尾道市立美術館

2020年12月11日 21時53分50秒 | その他いろいろ
ちょっと記事が遅くなりましたが、先日所要で尾道へ行ってきました!
朝早く出発して夕方帰宅、延べ≒700kmの車での日帰りです(笑)。
尾道市立美術館の無料チケットを頂き鑑賞させていただきました、ありがとうございました。

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