本日、正式なweb発表により、とれませんでした。
非常に残念です。
(作品集(CG、手描き、共)には、もう少し大きな画像を掲載しております)
このレベルの細部までの3D入力や2Dレタッチ描き込み密度&手描きの
淡彩スケッチ(一部CG加工)など、複数枚のコンペの場合、だいたい
パースは2ヶ月前くらいからスタートしています。
計画はそれより少し前にスタートしておりますが、当然計画図面などは
まだまだ先の事となります。
その間、コンペの要項や質疑回答書などを発注元HPより、ダウンロードし
目を通します。
それはパース部分の仕様要項以外も、全てです。
と言うのは、提出図面(平・立・断・配置など)に表すことが出来無い部分
でも、パースには表現しなければならない箇所がたくさんあるからです。
たとえば、小さな附属棟(配置図にしか表現しない場合)があったり、
「この部分には○mのフェンスが必要とか擁壁の仕様は○○・駐車場出入り口
にはロボットゲートが必要・植栽計画などなど」図面には表現されず、パース
の添景としての描き込みに関連する要項がたくさんあるからです。
その他の準備と言えば、現地調査や資料集めも順次やっていきます。
概略のたたきだい配置計画ができると、外郭ボリュームでアングル資料を
作成し、打合せ~検討~決定し先にアングルを決めていただきます。
その結果3Dの方は敷地境界外から入力開始、それがある程度進むと
2Dの方は添景から進める事ができます。
それにアングルが決まっていると、3Dでの入力の無駄も省けます。
若干の戻り作業はあれど、出来る事はなるべく進めておくようにしています。
3D・2D・時に手描きを含め、全て並行作業です。
それでも、やっぱりいつも最終はばたばたとしてしまいます(笑)。
CGパースは実画面A3ですが、かなり細かな作りこみをしています。
それは、2・3cm角程度の小さなある部分をトリミングし拡大して、趣旨説明
やその他の資料にも使用できえる精度を希望されているからです。
実際、何カットも使用していただいた事かと思います。
上2点が「CGパース」で
下3点が「手描き、ペン+淡彩スケッチ(一部CG加工です)」です
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↓上図A3サイズ全体鳥瞰CGパースでの、実寸が3cm×3cmの部分になるように
幾つかカットをしてみました。
3cm角でこの程度の作りこみです!
人物は、米粒程度でしょうか(笑)。