ムシャクシャしたときには、何と言ってもアクション映画に限る。
それもド派手な映画ならなおいい。
このごろツイてない事が多くて、色々と個人的に辛い事も重なったので、あまり深刻で気が滅入るような映画は観たくない。
最近観た中で、ド派手で迫力がある映画だなあと思ったのが「バトル・シップ」だった。
最初の30分はちょっと間伸びしているように感じだけれど、そこからはもう怒濤のアクション攻勢である。
金も掛けてるしね。
浅野忠信も中々良かったし、とにかく面白けりゃいいだろうという制作者側の意図が見え見えで、そこがまた清々しいのだ。
敵のエイリアンが余りにも強過ぎるという難点もあったけれど、最後まで観客を飽きさせない展開はさすがだと思う。
これから夏にかけても沢山のアクション系娯楽映画が目白押しだ。
前にも紹介した「アメイジング・スパイダーマン」やバットマンの「ダークナイト・ライジング」もそうだけど、今ハリウッドでは物凄いことが起こっているのだ。
な、なんと、映画「アベンジャーズ」が全米公開され、ボックス・オフィス約2億740万ドルという驚異的な数字を叩きだし、映画史上歴代新記録となるナンバーワン・デビューを飾ったのである。
マーベル・コミックのスーパーヒーロー、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、超人ハルク、それからマイティ・ソーたちが「アベンジャーズ」に結集し、地球最大の危機に立ち向うというアメリカン・ヒーローたち揃い踏みオールスター映画で、これまでの歴代記録である「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」の約1億6918万ドルを上回ってしまった。
2億ドル突破の最速記録、土曜日、日曜日におけるそれぞれの興行収入も歴代新記録となるなど、とにかくすべてが記録ずくめのサマー・シーズンとなっているのである。
そんなわけで、2012年夏はこれからも目が離せない状況になっているけれど、やっぱり映画ファンの多くはアクション系に対してほかのジャンルよりもシビアな批評眼を持っているから、その目利きも鋭いようだ。
で、ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ(なんでこの映画への出演を選んだのかよく分かんないけど)という濃い目の3人が共演したアクション映画、「キラーエリート」である。
この「キラーエリート」、映画評論家たちからは随分と好意的に受け入れられているようだ。
事前に予備知識は得ないで映画は観るようにしているのだけれど、それでもキャストや監督、ある程度の内容は当然の如く知っておいた上で観るわけで、「キラーエリート」の評判も見聞きはしていて、それなりの期待は持っていた。
実話に基づく映画だと最初にクレジットが出る。
殺しの請負業から身を引いたジェイソン・ステイサムは、かつての盟友で相棒だったロバート・デ・ニーロがオマーン国首長の息子を殺した3人の男たちへの報復に失敗して捕えられたことを知り、単身その救出に向かうのだが、逆に拘束されてしまう。
ロバート・デ・ニーロを解放することと引き換えに、オマーン国首長の息子を殺した3人の男たちを事故に見せ掛けて殺害することを強要されたジェイソン・ステイサムは、2人の仲間たちとミッションを敢行しようと行動に移すのだが、3人は秘密組織に守られているSAS、「英国特殊部隊」の精鋭たちで、その中核を成す切れ者がクライヴ・オーウェンだった・・・。
映画「キラーエリート」は、元SAS、「英国特殊部隊」隊員によるベストセラー小説が原作らしい。
確かにリアルな展開で、カーチェイスやドンパチもたくさんある。
ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェンはもちろんのこと、御大ロバート・デ・ニーロも激しいガン・アクションをみせている。
でも、なぜか盛り上がらない。
それぞれのシーンが予定調和に流れてゆくし、アクション映画独特の緊張感もあまり感じられない。
核となる激しい山場がないからだろうか。
ここ一番の見せ場もない。
ジェイソン・ステイサムとクライヴ・オーウェンは、両者の格闘シーンも用意されているんだけど、もう少し上手い盛り上がりシーンを観る側に提供して欲しかった。
そんなに面白いかなあ、「キラーエリート」・・・・。
それもド派手な映画ならなおいい。
このごろツイてない事が多くて、色々と個人的に辛い事も重なったので、あまり深刻で気が滅入るような映画は観たくない。
最近観た中で、ド派手で迫力がある映画だなあと思ったのが「バトル・シップ」だった。
最初の30分はちょっと間伸びしているように感じだけれど、そこからはもう怒濤のアクション攻勢である。
金も掛けてるしね。
浅野忠信も中々良かったし、とにかく面白けりゃいいだろうという制作者側の意図が見え見えで、そこがまた清々しいのだ。
敵のエイリアンが余りにも強過ぎるという難点もあったけれど、最後まで観客を飽きさせない展開はさすがだと思う。
これから夏にかけても沢山のアクション系娯楽映画が目白押しだ。
前にも紹介した「アメイジング・スパイダーマン」やバットマンの「ダークナイト・ライジング」もそうだけど、今ハリウッドでは物凄いことが起こっているのだ。
な、なんと、映画「アベンジャーズ」が全米公開され、ボックス・オフィス約2億740万ドルという驚異的な数字を叩きだし、映画史上歴代新記録となるナンバーワン・デビューを飾ったのである。
マーベル・コミックのスーパーヒーロー、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、超人ハルク、それからマイティ・ソーたちが「アベンジャーズ」に結集し、地球最大の危機に立ち向うというアメリカン・ヒーローたち揃い踏みオールスター映画で、これまでの歴代記録である「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」の約1億6918万ドルを上回ってしまった。
2億ドル突破の最速記録、土曜日、日曜日におけるそれぞれの興行収入も歴代新記録となるなど、とにかくすべてが記録ずくめのサマー・シーズンとなっているのである。
そんなわけで、2012年夏はこれからも目が離せない状況になっているけれど、やっぱり映画ファンの多くはアクション系に対してほかのジャンルよりもシビアな批評眼を持っているから、その目利きも鋭いようだ。
で、ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ(なんでこの映画への出演を選んだのかよく分かんないけど)という濃い目の3人が共演したアクション映画、「キラーエリート」である。
この「キラーエリート」、映画評論家たちからは随分と好意的に受け入れられているようだ。
事前に予備知識は得ないで映画は観るようにしているのだけれど、それでもキャストや監督、ある程度の内容は当然の如く知っておいた上で観るわけで、「キラーエリート」の評判も見聞きはしていて、それなりの期待は持っていた。
実話に基づく映画だと最初にクレジットが出る。
殺しの請負業から身を引いたジェイソン・ステイサムは、かつての盟友で相棒だったロバート・デ・ニーロがオマーン国首長の息子を殺した3人の男たちへの報復に失敗して捕えられたことを知り、単身その救出に向かうのだが、逆に拘束されてしまう。
ロバート・デ・ニーロを解放することと引き換えに、オマーン国首長の息子を殺した3人の男たちを事故に見せ掛けて殺害することを強要されたジェイソン・ステイサムは、2人の仲間たちとミッションを敢行しようと行動に移すのだが、3人は秘密組織に守られているSAS、「英国特殊部隊」の精鋭たちで、その中核を成す切れ者がクライヴ・オーウェンだった・・・。
映画「キラーエリート」は、元SAS、「英国特殊部隊」隊員によるベストセラー小説が原作らしい。
確かにリアルな展開で、カーチェイスやドンパチもたくさんある。
ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェンはもちろんのこと、御大ロバート・デ・ニーロも激しいガン・アクションをみせている。
でも、なぜか盛り上がらない。
それぞれのシーンが予定調和に流れてゆくし、アクション映画独特の緊張感もあまり感じられない。
核となる激しい山場がないからだろうか。
ここ一番の見せ場もない。
ジェイソン・ステイサムとクライヴ・オーウェンは、両者の格闘シーンも用意されているんだけど、もう少し上手い盛り上がりシーンを観る側に提供して欲しかった。
そんなに面白いかなあ、「キラーエリート」・・・・。