TOPたるもの霍光に学べ

前漢(武帝後)の政治家、霍光(かくこう)。霍去病の異母弟である。昭帝、宣帝の2代を補佐した良識のある政治家である。皆さんがご存じの「関白」である。日本の実質上の宰相であった関白の名の由来である。昭帝の病死後。武帝の曽孫で、初め民間に育ち、霍光に擁立されて皇帝が宣帝である。宣帝は政権を委ねる旨の詔を発したが、その際に用いられた文言「関(あずかり)り白(もう)す」。霍光は余り目立つことはしない。どちらかといえば地味な宰相である。優秀な人材を集め、安定した政治を行う。今の岸田首相にやや似ているかな。前の首相たちの頑固さはない。より国民視線に立ったところに人気があるのかもしれない。前任の今までの首相たちは「不甲斐ない」ということだ。今後、遠くないロシア崩壊を想定すること。そして北朝鮮と中国もロシアに追従して滅びるであろうシナリオも描き、日本の立場を考える。重要な歴史の局面を迎えようとしている。霍光・岸田首相へ。身近なスタッフに優れた人材がいると思いますが、まだ埋もれた人材がいるはずです。将来を遠望できる人材を用意されてはいかがでしょうか!

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