「令和」に期待

元号が変わる。中国紀元前・前漢の武帝から元号は始まる。「建元」が世界最初の元号である。権力者が次の時代により良い時代になることを願って付けたものと思われる。都合が悪ければ、替える。権力者の都合によるものだ。名前については道教的な、儒教的な発想から来ているものだろう。一つ一つの漢字に意味がある。平成も今月で「令和」と改元されるがその出典は万葉集からだそうだ。読み方も「れいわ」。りょうわとも読める。律令制度(大化の改新)の「りつりょう」から分かるようについ「りょう」とも読めてしまう。この制度も隋、唐から真似たものである。いわゆる法令を定めたものだ。ちょっと硬いイメージもあったが、令には素晴らしい、良いという意味もある。日本の伝統から元号が選ばれることは素晴らしい。この元号は梅の花の香る新しく優しい時代を予感させる平和な時代になりますように。

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