田辺史大隅に感謝しつつ

藤原不比等(ふひと)は名宰相として、有名です。彼の生い立ちは藤原鎌足の息子です。彼は小さい時に渡来人(百済)一族の田辺史大隅(たなべのふひとおおすみ)に預けられ、中国の歴史、文学、政治学を会得します。それから出世街道を進み、持統天皇(女帝)の元で日本国のかじ取りを行ないました。
彼の名前に不比等とありますが、色々な意味合いもありますが、養父である「史」から訓読みで「ふひと」から来ているそうです。脱線しますが前漢の武帝時代に史記を編纂した司馬遷のことも知識として、理解されていたのだろうと思います。大宝律令には藤原不比等らと渡来人、下毛野朝臣古麻呂(しもつけののあそんこまろ)<下野薬師寺建立の立役者>らが活躍し、日本国の形を作り上げた法律が出来ました。個人的にその時代に生きた日光開山の勝道上人の歩んだ道を「追っかけ」しています。山岳宗教に仏教が深く関わってきます。古墳時代から一変する時代です。変化にとんだ時代に突入しました。飢饉で苦しむ人々を救う政治と心の安寧を願う宗教とが前進するのです。ロシアとイスラエルが進める戦争をくい止めるにはどうしたら良いのか。原爆のない世の中をどうしたらよいのかなどと考えています。宇宙に活路を見出すのか、AIで人間らしさを保たれるのかと不安はまだまだ多くあります。何かヒントが見いだせると良いと思っています。~椋鳥より。
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