バリュウムの要らない胃検診にして!

会社の健康診断が憂鬱になる。一つは検便、もう一つは胃のレントゲン。検便は便器形態が変わり、便が流されない様に工夫する。とても面倒である。くさい話で申し訳ない。もう一つも臭い話。胃検診でバリュウムを飲み、機械の中でグルグル回される。そこまでは良いが、その後が大変。下剤を人よりも多めにもらい飲む。胃の中で固まったら、もう死に物狂いである。出てこないのである。経験を積むことにより、固まる前に排便をすることである。そもそも何十年もこんな健診をしていること自体が時代遅れである。今のハイテク時代にこの検診はどうしてもおかしい。この方面の研究者がいないのだろうか。レントゲン技師の方も疑問に思わないのだろうか。特に高年齢者には耐えがたい。これからはやらない選択も当然出てくると思う。私もその一人である。来年はパスしようと思う。今のところも異常もないことだし。~昨年は排便で我が家のトイレが詰まってしまった。なんせ硬いので比重も重く、沈む。流されないなら沈殿していればまだよいが、便器内で途中で詰まってしまうと大変。私だけでなく、そういう経験のお持ちの方もいるのではないだろうか。自分の便である、工夫が必要。自分で処理することだ。無理に流さず、沈殿状態にして、分身をつまみ出すことである。長めのつまみばしを使う。小さいバケツにビニール袋をセットして、そこへ入れるという順番になる。妻も居ないので誰に相談することもなかった。独り者になって色々と経験させらることが多くなった。今のところは良いが。まだまだしっかり生きようと言い聞かせる。くさい話、終わり。

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ヒーロー

大谷翔平はアメリカンリーグで大活躍。投げても打っても走っても、スーパーマンである。性格も明るく人にとてもやさしい。大好きな人間だ。さて私事だが、厳しい単独行で下山したとき、誰も褒めてくれない。当たり前である。でも自分に「お前はヒーローだ」ともう一人の俺がささやいてくれた。そうなんだ俺はヒーローだ。ひとりにやにやして喘ぎながら下山口に降りた。最近、七面山に行って来た。日蓮上人の山、身延山の隣にある守護神的なお山である。彼の生地は房総である。清澄山で少年時代に出家し、京都等で修業する。清澄寺に戻り悟りを開く。鎌倉で辻説法する。しかし鎌倉幕府から敵視され、他の宗派から迫害を受ける(法難)、そして佐渡に流される。越冬したのち、身延山で入り、法華宗に取り組み、開山する。私は千葉出身である。清澄山は私のホームグランドでもある。高校総体県予選もこの地である。房総の山を歩き続けた。低い山というよりも丘陵地帯である。これといって登山者には飽きられる地区である。でも冬のこの地の山行は静かで精神的にも癒される。時は経ち、定年後バス会社のウォーキングスタッフで何回か鎌倉を散策した。ここで彼の生死にかかわる事件が起こる。幕府から罪状も不明のまま獄に繋がれ、伊豆に流され(漁師に救われる)、佐渡に流される。等の話が彼を知るきっかけにもなった。後日、佐渡の最高峰に行き、日蓮さんがみすぼらしい草庵で生き延びたらしき所の近くまで行って来た。あいにく時間があまりなく、山を優先して来た。そんな思いもあり、関東の山もほぼ登ったので関東近県の山を探していたら、身延山が出て来た。そして完登した。白装束の方達が登っていく姿が目に焼き付いている。心の救いを求めて。~点から点がやっと線になった。清澄、鎌倉、佐渡、身延山と繋がった。ふっと千葉県人としてあまり目立つ人がいない県であると思った。温暖で都心にも近い。過酷な環境にないこともあり、厳しい人間は育まれてこなかった。あえて現代のプロ野球で長嶋茂雄がいたかな。(ごめんなさい、まだご存命で活躍中です)江戸末期に日本地図を作った伊能忠敬くらいしかいない。たしかに忘れていた。唐から日本仏教が盛んになる。その後鎌倉時代に元寇により幕府の財政も苦しく、民の暮らしも悪化する。その中に光明がさした。日蓮上人が現れたのである。あの温暖な房総から。まさしく千葉県の最高のヒーローである。

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