日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

底が知れる

2016年10月21日 | Weblog
自慢してない風だけど、実のところは、思いっきり自慢したいんだーーー!
私って、こんなに凄いんだーー!と云いたい人たち……。

しょっちゅう海外に行く、あちこち飛び回っていて家にいない、有名人・芸能人と知り合い(友だち)、魂レベルが高いと有名な人に云われた……。
見えないものから高尚なメッセージを貰うってのもありか。
こう云うような事が自慢のネタ。
こう云う事が、その人にとっては凄いとかカッコイイと思われる事。
だから、いちいちひけらかす訳ですが。
自慢なんて全くしてないし、そう云うのカッコ悪いし~と云いながら、必要ないのにその話題を持ち出して来る。
やっぱ云いたいんじゃね~の、と思うんだけど、自慢なんてしてないらしいから、よく分からない。

云わずにいられないのよ、云わずになんていられる訳がないのよ。
だってそんな自分は凄人いって、みんなに羨望の眼差しで見て欲しいんだから。
で、気分よくいたいんだから。
でもさ、自分が凄いと思っている事を、他の人も同じように凄いと思ってるかって云ったら、そんな事はないんだな。
人はそれぞれ、感じ方だって違うって常々云ってる人達だから、分かってるとは思うんだけど。

とてつもない体験(よきにつけあしきにつけ)をしている人って、意外に近くにいても知らなかったりするのは、そう云う人はいちいちひけらかさないからだったりする。
実は凄いと思われるような事も、当人にとっては別に大した事ではない、或いはごく普通の事だったりするから、云わないだけって事もある。

ひけらかしの内容が、見る人から見たら、ああこの程度の事がこの人にとっては凄い事になる訳ね、そうなのね、ふ~~ん、的な反応も大いにあるのだが、浮かれポンチには分からんのだ。
今の自分が凄いと思っているのだから、これを凄いと思わない人がいるなんて事が想像も出来ないのでしょうが、傍から見てると、その浮かれ具合が恥ずかしかったりもする。
底が知れてしまっているのだけど。

何十回繰り返し、いい加減普通になっただろ?と思っても、まだ続くひけらかし。
どんだけなのさ、今が。
どんだけだったのさ、昔は……。
何時まで続けるのか、しつこいともっと嫌われるよ。
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