うるう年は4年に1度必ずめぐってくると思ってはいませんか。実はそう簡単ではないのです。
うるう年は、一年365日ではなく、366日で、通常は4年に1回だと言う事は、みなさんご存知とおりです。
太陽の周りを地球が一周する日数が実は365日ではなく365.242190日なのです。
閏年は1年が365.242190日であることから、その誤差を修正するために生じます。1年で0.242190日の誤差なので、4年で0.9688日の誤差ができるので、4年に1回だけ1年を閏年の366日にします。
しかし、4年に1回だと0.968760日で1日には足りません。どこかで、うるう年を休まなければなりません。
■ うるう年のグレゴリウス暦での決め方
■ ②うるう年の例外は、上記1であっても西暦年が100で割り切れる場合は、うるう年としない。
■ ③うるう年の例外の例外は、上記2であっても西暦年が400で割り切れる場合はうるう年とする。
計算式その1
① 4で割り切れる
② 100で割りきれない
①、②を満たすとき=閏年
今年2012年を計算してみます。
2012÷4=503で割り切れますから、①を満たしています。
2012÷100=20.12で割り切れませんから、②を満たしています。
よって、今年はうるう年なのです。
計算式その2
① 4で割り切れる
② 100で割りきれる
③ 400で割りきれる
①、②、③を満たすとき=閏年
では、2100年はどうでしょう。
2100÷4=525で割り切れますから、①を満たしています。
2100÷100=21 で割り切れますから、②を満たしています。
2100÷400=5.25 で割り切れませんから、③を満たしていません。
よって、計算式その1の①②、または計算式その2の①②③をともに満たしていませんので平年となります。
では、2000年はどうだったのでしょう。
2000÷4=500で割り切れますから、①を満たしています。
2000÷100=20 で割り切れますから、②を満たしています。
2000÷400=5 で割り切れますから、③を満たしています。
よって、2000年は閏年で、この例外の例外に当たり、なんと400年に一度の修正だったのです。
「うるう年」を漢字で書くと「閏年」と書きます。
「閏」の漢字には、「あまり」とか「余分」という意味があり、「潤」の漢字は、余分な水分があり「うるおう」となるそうです。
そしてその「閏」のもともとの読みは「じゅん」です。「うるう」という読みは、「潤」と「閏」を混同して、「うるおう」を「うるう」としたそうです。
なんで、こんな面倒な計算を私が知っているかといえば、昔のコンピュータ(オフィス・コンピュータ)にあります。PCがない時代です。コンピュータは何処へも繋がっていませんから、自分で「閏年」の計算をしなくてはなりません。そのため、このような計算をプログラムに組み込んでいたのです。
明日は2月29日です。2月29日が誕生日の人はいつ歳をとるのでしょう。それは、明日のお題です。
したっけ。
計算法を考えだした方ってスゴイですね^^
うるう年で一日多いとなんだか得したような、
そうでもないような。。。(*^_^*)
うるう年の計算。面倒ですね。
単純に4年に1回ではないのです。
得なのか損なのかは・・・・^^
したっけ。
いつもありがとうございます♪
閏年の計算大変ですね。
お向かいさん明日が出産予定日で
2人目ですが、できたら3月に入ってから
生まれてほしいと今日言っていました。
そうは言ってもね~。
こればっかりは難しいですね。
したっけ。
なかったんですね。
似顔絵の人、飯島直子さん。。。
特徴をを捉えていますね。
最近の人を知らないから
逆にすぐわかりました~。
飯島直子さんです^^
したっけ。
そうです。飯島さんでした。
うるう年はそう単純じゃなかったんですね。
でも100年に1回とか400年に1回の話ですから・・・。
したっけ。