東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

新しい年に 職場で働き方について考えてみましょう。

2019年01月16日 | 日記

 昨年末のある日、職員室で仕事をしていたらほかの学年の人から、
「年度末反省で働き方についてのことを書きたいのですがどんな内容を書けばいいと思いますか?」と質問されました。日頃職員会議などで超過勤務の問題などについて発言していたので聞いてくれたのでしょう。とても若い人が多い職場なのですが子育てを抱えている教員も多く、こうした人たちは職場の権利についていろいろと私に聞いてくることがありました。

そこで、自分たちの権利や働き方について職場会をしてみようと思い校長に話すと「どうぞどうぞ」というわけで、今の職場に来て初めて職場会のようなことをやってみました。組合では権利についてわかりやすくまとめた「権利リーフレット」を作成していたので、これをテキストとして使い、東京都や文科省の働き方改革に関する簡単な資料を作って準備をしました。

みんなに呼びかけるのが少し緊張しましたし何人来てくれるのか不安でしたが、職場会を設定した日の休憩時間にはほとんど全員の人が図書室に集まってくれました。はじめに「権利リーフレット」を使って年休や休憩時間、給特法や超過勤務についての話をしました。とても基本的な内容でしたがみんな熱心に話を聞いてくれました。そして、そのあと「働き方改革」についての話をしてどのようにして業務を削減しいけばいいのか自分なりの考えを話しました。

最後に質問や意見を受けると、「登校指導などの相殺がとりにくい」とか「休職している人の復帰後が心配」などの意見が出されました。そうして、「みんなが働きやすい職場にしていくために年度末反省で意見を出しましょう。」とみんなで確認して職場会を終えました。

大した内容ではありませんでしたが、職場の中で働き方についてみんなで考えることができてよかったと思いました。新しい年に、みんなで知恵を出し合って、働きやすい職場を作っていきたいものです。みなさんも是非、職場で話し合ってみてください。


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