東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

安倍政権の狙いは独裁国家なのか

2017年12月14日 | 日記

 男は戦士、女は子どもを産み家を守る機械、高齢者や障害のある人は排除。安倍政権の狙うこの男性優位主義は、ファシズムと親和性があり、戦争へ突き進む危険性をはらんでいることから話が始まりました。改憲については、特に緊急事態条項を入れることが危険だということでした。かつてヒトラーは大統領緊急令を次々と発令し、全権委任法を制定しました。これにより憲法違反の法律を作れるようになり、独裁体制を確立していったのです。自民党の推し進める緊急事態条項が憲法に入るということは、何の縛りもなく政府に全権を委ねる戒厳令条項が出来上がるのと同じことになります。 

 緊急事態条項、9条改憲、共謀罪の3つがそろったら、日本はいつでも戦争のできる国になってしまうのです。

 安倍道徳教育から見える戦争国家・ニッポン

 教育基本法改悪から国家主義への暴走が始まりました。日の丸・君が代を学校教育に浸透させ、国家のための国民を育てようとしているのです。「新しい教科道徳」には、教育勅語取り扱いの可能性もうかがえます。天皇神格化のために天皇から直に出された教育勅語を持ち込むことは、学校教育に天皇の神格化を持ち込むことになるといいます。政府やメディアは北朝鮮危機を利用して「北朝鮮は怖い国」と子どもたちを洗脳しています。北朝鮮のミサイル発射についてメディアは正しく報道していません。

 マスメディアの報道は疑ってかかる

 北朝鮮のミサイル発射報道では、マスメディアは異常なほど国民の危機感を煽っています。メディアの中立とは、5万人規模の護憲集会と4千人の改憲集会を同量の紙面で扱うことではありません。ジャーナリズムとは、国家と権力を見張り、批判するものであるべきです。私たちはメディアの報道を鵜呑みにせず、きちんと事実を見取る目を持たなければいけません。

 民主主義とファシズムのたたかい

 憲法を取り戻し、民主主義を護る闘いを進めていかなければなりません。それは単に護憲というだけでなく、差別の起こらない社会をこの手で創っていくという積極的人権擁護の立場に立つということです。「正義」とは、100%弱者の側に立つということです。この闘いは、自分の立ち位置をはっきりさせて、声を上げるだけでなく、創りだす必要があるということです。

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タイムカードの導入は意味がない?

2017年11月30日 | 日記

「タイムカードの導入なんて意味がない!」逆に管理強化。

打刻できない土日・・・嘆く教員。(弁護士ドットコムニュース編集部)という記事をネット上で見つけました。一体どういうことなのかと読んでみると、

 大阪府の小学校で15年以上勤務しているベテラン教諭は、勤務する自治体で10年ほど前からタイムカードが導入された。ただ、「タイムカードは入れないほうがいい。結果として管理が強まっている」と訴えている。
その大きな理由は、始業時間から1分でも遅れた場合には、年間20日間(1日あたり7時間45分)ある年休(有給休暇)申請をしなければならなくなったからだ。

 だいぶ前になるが、国立で働いていたときには勤務時間開始の8時15分を1分でも過ぎたら、出勤簿は片づけられ1時間の年休をとらされたことを思い出しました。確かに使い方によっては職場の管理強化につながる危険性があるのかもしれません。

また、この記事には、タイムカードを打刻したくてもできないという状況も紹介されている。

 東海地方の中学教諭のYさんは、5年前から勤務する自治体でタイムカードが導入されるようになった。Yさんの一日の流れはこうだ。出勤するのは6時45分、校門を開ける作業から始まる。授業準備をして7時半になると、生徒の登校に合わせて朝の挨拶。そして授業終了の15時になると、部活動が始まる。体育大会を控えている最近は、部活の指導と並行して応援団の指導にも入る。そうして18時過ぎに部活動を終えた生徒を帰すと、そこから生徒指導について他の教員との打ち合わせが入ってくる。

 タイムカードがあって、良かったことはあるのだろうか。「自分がどのくらい働いているのかが分かるところですかね。今自分の状況が異常だと認識できています」と言う。ただ、部活動の土日の遠征などで学校外に行く際には、出勤しないためタイムカードは切れない。若手の教員の中では「全く意味がないよね」と話しているそうだ。
 文科省は9月22日に授業以外の仕事の分担を見直す方針を示しました。その内容は「登下校の見守り活動や放課後の見回りを『学校以外が担うべきだ』としたほか、校内清掃などの見直しも提案した」というもの。

掃除がなくなるのはいいかもしれないと思いつつ、「掃除は情操教育として大切だ」なんて意見が出てきて結局つぶされるのだろうなと思うのでした。

 タイムカードの導入や授業以外の仕事の見直しなどのとりくみは学校現場の超勤問題に関心をもつきっかけになるかもしれませんが、問題となることもあるようです。文科省は超勤解消の提案をするならばまず現場の声を聞いてこれを反映させるようにするべきでしょう。

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「今、つたえたい―沖縄・平和への思い」

2017年11月22日 | 日記

10月28日に行われた東京教研の全体会では、映画「標的の島~風かたか~」の監督である三上智恵さんに講演していただいた。

  自分を変えた中学教員との出会いや小学生の頃の自分と沖縄とのつながり、平和祈念資料館の改ざん問題などのお話の後、標的の島の話になった。 「沖縄の人々はなぜ身を投げ出してまで基地を止めようとしているのか」と問われた。いろいろな理由があるだろうが、最も重大な理由は「辺野古の新基地は、出撃拠点になってしまうから」だ。沖縄をベトナム戦争の時のように悪魔の島にしたくないのである。

  今、辺野古で作ろうとしている基地は、V字滑走路があり、オスプレイが離発着でき、軍港や弾薬庫も備える多機能で強力な基地である。こんな基地が できたら人々の暮らしも豊かな自然も壊されてしまう。これはおかしいと多くの人々に知ってもらいたいから映画を作り続けているという。

 「標的の『島』は沖縄本島ではありません。『日本列島』のことです」と言われ、なぜと思った。

 アメリカはエアシーバトル構想を立てている。その構想では太平洋は西側諸国の利益を守る場所であり中国を太平洋に出さない作戦を考えている。第一列島線を使って中国を止めようとしている。その第一列島線が日本列島なのだ。

 現政府は昨年自衛隊を与那国島に800人配置、これから宮古島600人石垣島600人配置しようとしている。これはまさしくアメリカのエアシーバトル構想に取り込まれてしまうことである。離島への自衛隊配備は日本では関心が低いが、諸外国は注目しているという。自衛隊配備には反対しなければならないと思った。

  「これらに対抗するには、日本と中国と韓国朝鮮が仲良くすること、それが大切です」と三上さんは強く訴えた。

 民間の草の根交流は重要だ。

 私は11月1日に朝鮮通信使がユネスコの記憶遺産に登録されたことを喜んでいる。朝鮮学校の無償化運動にも取り組んでいこう!

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ジェンダーの視点から働き方を考える  ~労働経済ジャーナリスト・小林美希さんの講演から~

2017年10月31日 | 日記

 9月9・10日に行われた日教組女性参画推進担当者会議で、労働経済ジャーナリストの小林美希さんのお話を聞きました。小林さんは非正規雇用問題やブラック労働、産育休についてのルポを書かれている方です。

劣化し続ける日本の雇用

 2000年以降、専門業務の派遣期間が無期限になったり、製造業務への派遣が解禁になったりと、非正規雇用が生まれやすい法改正が相次ぎます。法律を作っている大学教授が、企業からお金をもらっているので、企業寄りの法律が作られているのだそうです。

 現在、約5200万人いる労働者のうち、4割近くが非正規労働者となっています。連合の調査によると、正規雇用の半分、非正規雇用の7割が妊娠後に退職しているそうです。働きたくても働けない女性は303万人もいるとのことでした。キャリアが継続しないことは、労働者自身のためにならないだけでなく、企業のためにもなっていないと言えるのではないでしょうか。                                                      

 正規・非正規というふうに、雇用を分断することで、異なる立場の社員への想像力を失わせ、団結する力を弱めたと小林さんはおっしゃいます。組合の力が弱められていること、マタハラやパタハラが深刻化していることにもつながっているように思います。

今、何が必要なのか

 「社員を大事にしない会社は業績も傾きがち」「採用時にエントリーシートで大学差別をする企業も業績が悪化している」と小林さんはいくつかの具体的な企業名を挙げていました。労働環境を整えることが企業としての先行投資の一つである、と考えている企業は少しずつですが業績を伸ばしているそうです。また、賃金表のある企業は、東京都でも半分しかないとのこと。正規雇用でも、労働条件があいまいなまま働かされているのです。

 ワークライフバランスに向けた先進的な取り組みも紹介されました。ある病院では妊娠8~12週は強制的に深夜勤を免除しているそうです。またある介護施設では、いつでも短時間正職員になれる制度があるそうです。このような、女性が活躍してきた職種(保育士・看護師・介護職等)は、国の制度で働き方が決まってしまいます。この職種が今、激務であり低賃金であることを、国が改善しなければ劣化どころが存亡の危機だともおっしゃっていました。

 妊娠したら当たり前のように「おめでとう」と言うべきであること、組合が労働条件を改善していることなど、今、取り組んでいることに自信がもてるようなお話ばかりでした。

 

グループ討議での話題~各道府県からの意見など~

 日教組女性参画推進担当者会議では、グループ討議の時間も設けられています。話し合いの中で出てきた意見などをいくつか紹介します。

・女性の雇用問題は差別であるととらえるべきである。

・多忙であり激務だが、教職員は恵まれている方かも。他職種を巻き込んで活動を。

・現在は産育休代替は非正規教員が行っているが、以前は各職場に正規職員が常駐していて、その人が代替していた。正規職員にゆとりが必要である。

・女性の社会進出と同時に、男性の家庭進出を。

・「妊娠・出産・育児=働けない」はおかしい、というところから女性部の様々な運動が始まった。子どもたちに自立と共生を伝えるためにも、女性の働き方をより良いものにしなければならない。

・女性参画とは女性を何人参加させるといった見た目をよくするということではない。女性が元気な単組は全体が元気である。女性に寄り添える職場・組合は、全ての人に寄り添える職場・組合である。

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チェ・ゲバラ没後50年

2017年10月24日 | 日記

今年(2017年)は、チェ・ゲバラが39歳という若さでこの世を去ってから50年目にあたります。そのため、日本でもいくつかチェ・ゲバラに触れられる機会がありました。チェは、どこに行くにもカメラを手放さなかったと言われています。恵比寿では、約240点もの写真を展示した「写真家 チェ・ゲバラが見た世界」が開催されました。その中の1枚に、チェがヒロシマで撮った原爆ドームの写真がありました。

映画『エルネスト』の冒頭は、日本外務省の意向を無視して、チェが汽車で大阪から広島に向かうシーンから始まります。原爆資料館や原爆ドームを見学し、慰霊碑に献花を終えたチェは、「君たちは、アメリカにこんなひどい目に遭わされて、どうして怒らないんだ」とつぶやきます。

『エルネスト』は、チェ・ゲバラとともにボリビアで戦った、日系ボリビア人フレディ前村の生涯を描いた映画です。ヒロシマの心を世界に発信することに最も寄与したと思われる作品に贈られる「ヒロシマ平和映画賞」を受章しました。

全編スペイン語で、前村を演じるオダギリジョー、素晴らしいですよ。是非ご覧あれ。

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佐伯敏子さんの逝去を悼む

2017年10月24日 | 日記

 佐伯敏子さんと私との出会いは1989年、杉並教組で行った平和ツアーです。8月5日の市内慰霊碑巡りのバスで私の隣に座られたのが佐伯さんでした。うだるような真夏の広島、市内100カ所程の慰霊碑を一つずつ訊ねて回りました。大きなやかんを抱え、ろうそくとお線香を持ち碑の前で手を合わせます。酷暑の中、私自身相当堪えましたが70歳を過ぎている佐伯さんのどこにこの様なエネルギーがあるのだろうと不思議でした。

  その日の晩、供養塔の前にござを敷き、車座になって佐伯さんの話を聞きました。 

  「1945年8月6日は、疎開していた長男に合うため前日から郊外の姉の家にいたので、私は直撃を避けられた。市内にいた母や夫の両親を探しに、まだ火の海となっている爆心地を駆けずり回った。まだ生存している重傷者達が無傷の私に助けを求めたが、家族を捜すので彼らを見捨てざるを得なかった。また、市内を歩くには道を埋め尽くす多くの死没者達の遺体を踏みつけるしかなく、この時の足の感触は今でも残っている。『足が熱く、人の上を踏んで歩いた。人間としてやってはいけないことをした。』

 直撃を受けた兄2人と妹はその後亡くなり、母は首だけの姿で見つかった。従兄弟を含め親戚計13人を70日間で失った。その間、私の親族・家族同士の間ですら『病気がうつる』と言って原爆症を発症した者に近づくのを嫌がったり、負傷者を一時的に別の家に預けようとしても、食い扶持が減ると言って断られたりすることがあった。戦争や原爆が人間の身体のみならず心も傷つけることを見せつけられた。」と話された。

 平和公園内には被爆による無縁仏を葬るための原爆供養塔があります。この供養塔の拝礼者はほとんどおらず雑草などで荒れ放題でした。佐伯さんは七万体もの遺骨が納められている供養塔の周辺の草むしりや清掃等を毎日行うなど献身的に活動されていました。また、供養塔を訪れる人々に被爆体験の証言活動をされていました。東京子ども派遣団でも毎年、子ども達の前で証言をしていただきました。

 佐伯さんはその後、脳梗塞で倒れられ入退院を繰り返されました。供養塔への日参や証言活動も止められましたが、自宅を訪れる人々に体験談を語られていたそうです。

 私は佐伯さんをはじめとする被爆体験者から多くの事を学びました。特に「戦争は人の心をも傷つける。」との佐伯さんの言葉はその後の平和への闘いの原点になっています。この言葉を今一度噛みしめ、反戦・平和の絶え間ない取り組みをしていきます。

  今回のご逝去を知り、驚きと悲しみに耐えません。ご生前のお姿を偲びご冥福をお祈り申し上げます。

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沖縄 1959年6月

2017年10月12日 | 日記

先日のNHKスペシャル 「スクープドキュメント 沖縄と核」は衝撃的だった
番組HPから内容を抜粋する

  45年前の本土復帰までアジアにおけるアメリカ軍の“核拠点”とされてきた沖縄。これまで、その詳細は厚いベールに包まれてきた。しかし、おととし、アメリカ国防総省は「沖縄に核兵器を配備していた事実」を初めて公式に認め、機密を解除。これを受け、いま「沖縄と核」に関する極秘文書の開示が相次ぎ、元兵士たちもようやく重い口を開き始めた・・・という切り口だ。

 核が1000発以上も沖縄に持ち込まれ戦争のたびに危険にさらされていたということや、嘉手納弾薬庫に置かれた大量の核を守るためにそ周りにまた核弾頭ミサイルナイキハーキュリーズを配備していたという冗談みたいな事実も衝撃だった。しかし恐らく番組を見た多くの人が度肝を抜かれ「魂(まぶい)を落とした」状態になってしまったのは、この核弾頭ミサイルが誤射されていたというスクープだったろう。

 当時、事故を起こしたナイキ運用部隊に所属していた元米軍兵士、ロバート・レプキーさん(81歳)によると、事故は1959年6月19日、海に面した那覇基地(現在の那覇空港の場所)で訓練中に発生した。一人の兵士が操作を誤り、突然、ブースターが点火して、ナイキが水平に発射。核ミサイルはそのまま海に突入したという。たまたま爆発せずに海中に沈んだらしい。それも米軍がこっそり素早くサルベージしてしまったらしい。核弾頭を積んだミサイルが沖縄の海に落ちていたなんて・・・背筋が凍るとはこのことだ。

 そして注目したいのが、この日付だ。1959年6月。これは教員ならぜひ覚えておかなければならない日付の月なのだ。1959年6月30日に沖縄県石川市(現うるま市)の宮森小学校の校舎に米軍の戦闘機が突っ込み、児童11名を含む17名が亡くなる(後に火傷の後遺症で1名亡くなる)悲劇が起こった。

 那覇の基地で核の誤射。その11日後に嘉手納基地の戦闘機が小学校に突っ込む。この密度に驚く。宮森小学校への墜落も原因は人為ミスだと判明している。この時期新型機の導入が続いたことも人為ミスを誘発した原因の一つだという。

 共和国にしろどこの国にろ核実験には断固反対する。しかし恐怖すべきは、飛んでくるミサイルよりももっと身近にある、オスプレイという新型機の配備をしている米軍基地の方にあると断言できる。

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運動嫌いを作る?体育の時間

2017年09月27日 | 日記

 小学校1年生まで行わされているスポーツテスト。高学年と組み合わせを作って何とか結果の記録をして、記録の間違いがないか細かくチェックして提出。その結果が最近学校に届きました。

 個人表には真ん中の方に大きくA~Eまでのランキングが表示されています。子どもたちは、そのランキングだけを見て一喜一憂していました。「A」以外の評価の子どもたちはみんな残念そう。E判定の子どもは「やっぱり運動はだめだな。」と肩を落とします。                                

 今年の春に、スポーツ庁長官の諮問機関であるスポーツ審議会が「1億総スポーツ社会」の実現を掲げた答申を発表し、スポーツが嫌いな中学生を現在の半分に減らす目標を打ち立てました。

 ところが、このようなスポーツ庁の動きに対して、インターネットでは反発の声があがりました。とりわけ、「体育の授業が原因で運動嫌いになった」「よけい嫌いになる」「スポーツ嫌いではなくて体育嫌いなだけ」と訴える人が少なくないようです。

 自分の子どものころは、逆上がりができず、登り棒は棒につかまっているだけがやっと、運動会の徒競争は毎回ビリという状態だったので、体育の時間は苦痛でしかありませんでした。しかし、遊ぶことは大好きで、鉄棒では腕の力は必要ないけど度胸だけは必要な「飛行機飛び」や「振り子降り」などを友達と競うようにやっていました。また、ゴミ置き場に置いてあったマットレスをもってきて、出来もしないバク転に何度も挑戦して頭から落ちていたものです。小学校時代の体育の成績はひどいもので体育は嫌いでしたが体を動かすことは大好きでした。

 そんな私は中学に入ると運動系の部活動になぜか入りました。やはり運動が苦手なままなのはくやしかったのでしょう。ところがトレーニングを行うことで筋力が付いてくると、これまでできなかったような運動が急にできるようになりました。また、器械運動が得意になり、体育の成績もずいぶんと向上したのです。つまり、小学生の時に色々な運動経験を遊びを通して行っていたことが大切だったのでしょう。

 そんなわけで、教員になった自分は体育の時間に、子どもたちに「できるかできないかじゃなくて、やるかやらないかが問題なのだ。」と良く言っています。

 競争原理から全く自由な教育実践はできるものではないのですが、自分が子どものころに感じていた「体を動かすのって楽しい」という感覚を共有できるような授業をしていきたいものです。

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女性教職員のための夏の講座

2017年09月20日 | 日記

 7月17日、女性教職員のための夏の講座が開かれました。               

  前半は職場の実態アンケートをもとに、職場交流が行われました。勤務時間がほとんどオーバーする、休憩時間がほとんど取れないと答えた人は7割を超え、勤務時間の振替ができない職場は8割以上でした。「疲れている」「忙しい」という訴えも非常に多く、5%の人は通院しながら勤務しています。夏休みは育児・介護以外の理由でも時差勤務の取得が可能となりましたが、今回のアンケートではわずか1%しか取っていないことが分かりました。生理休暇を1日でも取った人が1割程度であることも見逃せません。振替なしの土曜授業の弊害、時間外の会議や研修、職員会議の形骸化、権利に関する管理職の無理解、管理主義的な教育の進行、パワハラ・セクハラなど多くの問題が各職場からあがりました。

 若い教職員に、勤務時間や休憩時間など、労働者としての意識を持つよう働きかけることや、調整を取らせることが管理職の責務であることを明確にすべき等の意見が出されました。組合が勝ち取ってきた諸権利について知らせ、労働時間やジェンダー平等教育についての職場での意識を高めていくことの大切さを痛感しました。

 後半は、在日本朝鮮人人権協会で活動されている宋恵淑(そん・へすく)さんを講師として、「加熱する朝鮮半島報道の裏側で~在日朝鮮人として感じていること~」というテーマでお話を伺いました。「在特会」に代表されるヘイトスピーチや排他主義集団による朝鮮学校襲撃事件の背景には、戦後間もないころからの日本政府による朝鮮学校に対する差別的政策や日本のメディアによる偏った報道の責任があることが分かりました。

 7月28日大阪で、国が朝鮮学校を高校無償化の適用対象外としたことは違法であるとの判決が出されましたが、7月19日の広島に続き、9月13日には東京地裁でも、原告敗訴の判決が出されました。子どもの学習権や民族教育の意義を無視し、司法の責任を放棄した、差別的で不当な判決であると言わざるをえません。政治情勢を「そんたく」するのではなく、法律に則った判決が求められます。

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ゲバラと広島

2017年09月13日 | 日記

  58年前の1959725日は、チェ・ゲバラ(エルネスト・ラフアエル・ゲバラ・デラ.セルナ)が広島原爆慰霊碑に献花をした日。58年たった今年の86日、長男のカミーロ・ゲバラさんが、広島慰霊碑に祈りを捧げた。20085月には、長女のアレイダ・ゲバラさんも広島を訪れている。ゲバラは1959715日、キューバの通商使節団を引き連れて日本を訪れる。大阪に泊まった際、広島が大阪から遠くないことを知り「広島はアメリカが10万人の一般市民を殺した場所だ」と言い、日本政府にも言わず極秘に広島に向かったと言う。広島に着くと1500円の献花用の花束を買い慰霊碑に献花する。見学した資料館では、「見たものはただただ恐ろしいものばかりだった」と大きな衝撃を受け、「アメリカが犯した罪、引き起こした惨劇を世界の人々が見るべきだ」というメッセージをカストロはじめキューバ国 民に発する。その後、カストロもこの地を訪れている。キューバ革命の闘士であるゲバラ。

 今回の安倍改造内閣で看板政策として掲げた「人づくり革命」というネーミング。「革命の意味を知らないのか」という声が上がっているそうだ。「革命=体制を転覆」。上から目線の内閣、高慢な人々には人をつくってもらいたくない。

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敗れた朝に

2017年09月05日 | 日記

2017年6月15日朝。また一つ日本は大きな曲がり角を曲がったんだ。

民主主義を無視した国会運営によって、民主主義を蔑ろにする法案の成立。その法案の名は通称「共謀罪」。ぼくたちは、この法案に大きな危惧を覚え、反対してきたけど、とうとう成立。7月11日にはもう施行もされたんだ。犯罪の実行がなくって、計画しただけで罪となるっていうのがこの法案の肝。「実行がなくても」ってことは証拠が曖昧になる。だって法廷ドラマでよく見る、凶器とかアリバイとか遺留品とか、そんなもの元からないんだよ。犯行してないんだから。

いや、犯罪しようって考えるだけでも確かに悪いんだけどさ、ぼくが言ってるのはそこじゃない。悪いか悪くないかじゃなくて、曖昧な証拠で罪になっちゃうってことは、本当は悪くない人までつかまっちゃうんじゃないかってこと。特にケイサツとかコッカとか捕まえる側に嫌われてるとさ、例えば「あいつは、俺らに歯向かってる、目障りだ」って思われて「あいつは悪いことを企んでる」って言えば、捕まえられちゃうんじゃないかな。「気に入らない奴だ、牢屋に入れろ!」「俺に逆らうのか!」って悪い王様の典型だよね。日本が本当にそんな国かどうかじゃないよ、それが「できちゃう国」になったってことが一番問題じゃないかな。

でね、ぼくたちは反対してたけど、結局あの朝、法案は成立。まあぼくたちは敗れたってわけ。こんなこと勝ち負けじゃないけどさ。やっぱり敗けたーっていう気持ちはあるよね。中には夜通し国会の前にいた人もいたよ。だって夜通し国会をやってたんだもん。そして朝に成立しちゃったんだ。

でもね、ぼくたちはこんな「敗け」を何度も経験してきたよ。とても立ち上がれないようなショックなこともいっぱいあった。昔でいえば戦争で町が焼かれちゃった。焼き尽くされ、大勢が亡くなった。そのあと瓦礫の町から立ち上がっていくのはとてもとても、頑張る気持ちが言ったと思うんだよね。でも先輩たちは立ち上がったんだ。

それから最近でいえば、自衛隊が海外に行くようになった朝。とても大きな空爆を始めた朝。教育基本法っていう大切な法律がかわっちゃった朝。通称「戦争法」っていって他の国と一緒に戦争できるようにした法律が成立した朝。

オキナワでも、何度も悔しい朝を迎えてきたよ。でもそのたび立ち上がってきた。「負けない秘訣は、諦めないこと」ってね。どうやって立ち上がってきたか。詳しいことは、次回にしようね。とにかく、ひどい法案が法になってしまった、闘い敗れた朝。大きなことだけれど、悔しかったけれど、これからが不安だけれど、負けないぞって気持ちをもって立ち上がった先輩たちを見習って、ぼくたちも立ち上がっていこうと思うんだ。

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モスル解放から一月

2017年08月28日 | 日記

7月9日、新聞各紙は、イラクのアバディ首相が「ISに支配されていたイラク北部のモスルを解放した」と表明したことを大きく報道しました。しかし、それで問題が解決したわけではありません。あれから1ヶ月後の8月13日の朝日新聞には、ISに襲撃され、2014年6月に日本に逃れたイラク人女性、リカア・アルカザイルさん(47)が約3年ぶりに故郷モスルを訪ねた記事が掲載されました。「アルサラーム病院は破壊し尽くされ、自宅の窓はすべて割られていたという。IS支配下の3年間で少なくとも知り合いの医師10人が死亡し、その家族も行方不明になっているという。」と記事は伝えています。

「解放されても、私たちはまだ、ISに支配されたままなの。だって毎日、戻らない家族たちのことを考えて生きているのですから」・・これは、東京教組が学習会の講師としてお呼びした写真家安田菜津紀(サンデーモーニングなどのゲストコメンテーターとしても活躍中)さんが、キャンプで出会った少女の言葉です。イラク北部に暮らすヤズディ教徒は、「異教徒」としてISから非人道的な迫害を受け、過酷な避難生活を送っています。日本ではほとんど報道されない彼らの実情を、安田さんは現地を訪れ、写真と言葉によってそれを伝え続けてきました。日本の暑さもかなり厳しかったですが、キャンプの暑さは想像を超える事と思います。今、イラクの国内避難民の数は300万人を超えています。紛争や戦争によって、最も傷つき、悲しい思いをするのはいつでも子どもたちです。大きな報道の影には、こうしたたくさんの小さな思いが隠れている事を、私たちは忘れないようにしたいと思います。

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「働き方改革」なんて言われても

2017年08月25日 | 日記

 文科省は7月11日に一橋大学内で第1回の「学校における働き方改革特別部会」開催し、その資料が7月24日に公開された。どんな資料を見て話し合ったのか興味があったのでPCでダウンロードして読んでみました。内容は相変わらずなもので「学校が担うべき業務のうち、教員が担うべき業務はどのような業務か。また、それを具体化するためには、どのように学校や社会に示していくか。さらに教員が負担に感じる業務と実際に時間を要する業務のギャップをどのように考えるか。」とか「教職員が担うべき業務に関し、ICTの活用や教職員が作成すべき書類の精査等を通じて業務改善を図るため、どのような方策が考えられるか。また、学校では、どのような業務改善を実施していく必要があるか。」など職場で何とかせいみたいな話ばかりでいやはやこれじゃあ有効な方針なんて出せないなあと思いました。しかし、最後の資料は面白かったのです。資料名は「子どもたちも、教職員も元気な学校づくりに向けた提案」。作成者は妹尾昌俊さん。(教育研究家、学校マネジメントコンサルタント 文部科学省学校業務改善アドバイザー NPO まちと学校のみらい理事)

 資料は長時間労働の実態だけでなく過労死の報道などについて触れた後、「働き方改革なんて言われても」というテーマで教員の本音をいくつか紹介しています。

 「働き方改革???オレの働き方が悪いって言うんですか?ほっといてください」。「教員定数増えないのにこれ以上現場で工夫しろ、頑張れ言われてもムリでしょ?」「新しい学習指導要領?英語が増えるやつですね。社会に開かれた教育課程?なんですか、それ?」

 私たちが文科省に言いたいようなことが書かれているので驚きました。その後、「小学校は、1人の担任が10~11教科教え、生活指導や家庭へのケアまで行うのは、授業の質の向上の点でも、限界。せめて複数教科の担任制(2~3人で学級担任)としては?」とか「小中では、各教員がもつ授業コマ数の実態調査を(特別活動等も含め)⇒ 授業準備ができるコマ数へ上限規制を。」「小中高とも、教科指導を行わない、生活指導(生徒指導)専任と進路指導・キャリア教育専任を拡充できないか? 今は一人があらゆることをやっている。」「文科省は厚労省等とも連携して、30年度予算要求へ」など面白い提案をいくつも出しています。

 「“指導文化”(指導という名のもとに実に多くのことが教員、とりわけ学級担任)の仕事になっている。⇒たとえば、給食、清掃、昼休みの見守りどこまで必要か?毎日掃除やれ、とは学習指導要領のどこにも書いていない」「学校の責任範囲をどこまで求めるか」

例:給食中の事故、下校途中で万引き 聖域なく、見直し・改善を」。私たちが当たり前に行ってきた仕事も「これは教員の仕事なの?」と妹尾さんは問いかけます。

 こうした資料を有効に活用し教職員の超過勤務問題に対して実効性のある提案を文科省は今度こそしっかりと行ってほしいものです。

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性暴力「女性に非なし」偏見一喝、大絶賛

2017年08月04日 | 日記

『「最後まで抵抗しなかったのが悪い」、と娘や妻に言えるのか-。』

性暴力を扱ったNHK情報番組「あさイチ」で、死ぬ気で抵抗すれば被害を防げたなどとする視聴者の声をゲストが明快に否定し、話題となっている(7/2の毎日新聞)』とあり、よくぞ言ってくれた!と心の中で叫びました。

ネットでもそのゲストの発言が大絶賛されています。ゲストとはタレントでDJのジョンカビラさんです。

男性が明確に「女性に非なし」と一喝されたことを心強く思いました。

性暴力では被害者にも非があるという偏見が根強いです。女性の服装が悪いとか、お酒を飲み過ぎるのが悪いとか、暗い道を歩くのが悪いとか言われますが、どんな状況であれ、性暴力を振るう側に問題があります。しかも加害者の75%は被害者と知り合いで、抵抗できず声を発することができない現実があるといわれます。

女性部でも、これまでにデートDVやスクールハラスメントなど女性や子どもの立場に立った学習をしてきました。人権侵害としての性暴力、また戦争における究極の女性への人権侵害「軍隊慰安婦」の問題も認めることはできないという立場です。様々な性暴力事件について支援を行うことも活動の柱としていますので、何かあればいつでも女性部に相談してください。

 

性犯罪を厳罰化 7月から施行 大規模改正は110年ぶり

性犯罪を厳罰化する改正刑法が6月16日に可決成立しました。性犯罪については1907(明治40)年の刑法制定以来、初めての大規模改正です。

改正法の骨子の一部を紹介します。

①強姦罪の名称を「強制性交等罪」に変更し、加害者と被害者の性差をなくしました。「加害者は男性、被害者は女性」といった性差が解消されます。

②強姦罪、強制わいせつ罪などを「非親告罪」化し、施行前の事件にも原則適用にしました。他の犯罪と同様に、事件が起これば同じように捜査されます。

③法定刑の下限が、懲役3年から懲役5年に引き上げられます。

④「監督者わいせつ罪」「監督者性交等罪」も新設しました。家庭内での性的虐待を念頭に、親や養護施設などの「監護者」が立場を利用して18歳未満の子にわいせつな行為や性交などに及んだ場合は、暴行や脅迫が伴わなくても罰せられます。

しかし、④以外では「抵抗を著しく困難にする程度」の「暴行又は脅迫」があったことを立証しなければならない点が残っており、女性団体等は更にこの撤廃などを求めています。

 

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流行記号「×」

2017年07月26日 | 日記

 昨年の流行語といえば、年末に盛んに報道されたのでいくつか頭に思い浮かぶのではないでしょうか。しかし本当に皆が口にするほどの流行だったのか少し疑問なものも多いです。くだらない本当に一時の流行で終わってしまいそうなものや流行語で終わらせないで真剣に社会問題として取り組んでよ、と思うものなどなど。つまり結局は、ちょっと興味をもってしまうのが流行語なのです。

 ところで、流行「語」ではないかもしれないけれど、最近よく目にするなあというのが「×」です。大概は「かける」と読ませ、2つの異色の組み合わせによって付加価値を生み出しているよ、という場合に使っているようです。確かに2つのものを「+」と並べるより相乗効果がありそうな表現です。

 他の流行語と同じようにあっという間に浪費されている感があって、ただ単純に2つのものを並べてるだけでは?とか、ただの2人の人の対談だよ、とかツッコミを入れたくなる場合も増えてきています。

  そこで本当に付加価値を生み出していた「×」を考えてみました。

 「アニメ映画×クラウドファンディング」。昨年このブログでも紹介した「この世界の片隅に」が大ヒットしました。正月の興行では噂通りの立ち見。出来も素晴らしい。大手企業やスポンサーに頼らない制作方法だからこその製作時間のかけ方、表現方法ができるのかもしれません。クールジャパンの新しい可能性ではないでしょうか。

 「本格イタリア×お茶漬け」。いや、これは近所のイタリア料理のマスターが趣味で 作ってくれた料理です。本格派だけにとてもいい出汁の旨みでしたねえ。でも最近の料理は自由な発想でおいしいものが増えたなと思います。「鍋×○○」などもバリエーションが多いですね。

 「平和憲法×学校教育」。これは真剣に大事にしたいです。しかし現在は、因数分解のような難しさもあるなあ。

逆に、「×」は1より小さい数だと、元の数より減じてしまいます。

「オリンピック×コイケ」とか「オキナワ×オスプレイ」とか、そんな風にならないでほしいなあと思のです。さらに、お互いに1より小さいとさらに相乗効果で価値を減じます。「トランプ×アベ」。心配です。

 

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