東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

新年あけましておめでとうございます。

2022年01月19日 | 日記

新年あけましておめでとうございます。                              

組合員の皆様のお力で東京教組も新たな年を迎えることができました。ありがとうございます。

 昨年も新型コロナウイルスの蔓延により、苦労や不安の多い年だったのではないでしょうか。東京でオリンピック・パラリンピックが開催された夏は、最も感染者が多くなり、入院できずに自宅で放置される患者が増加していました。重症化しても入院先が決まらずに救急車で何時間も待たされたとか、自宅で亡くなったなどという話も出てきました。しかしオリンピックやパラリンピックが始まると、テレビは1日中メダルラッシュで沸き立ちました。無観客で開催されたオリ・パラなのに、一度中止になったはずの「学校連携観戦」が強行され、いくつかの自治体は希望する子どもたちを観戦させました。

 近隣の自治体ではクラスターが発生したのに、東京でも子どもたちは動員されました。「学校連携観戦」を強行した人たちは、子どもたちを人間ではなく、道具としか思っていない。と、思い知らされた出来事でした。

 中学の休日の部活指導や、小学校の持ち帰り仕事などは相変わらず多いし、今はコロナ感染者が減ってきたので、中止したはずの学校行事が復活し、後半の学校行事が増えて、大変な思いをしているという話も聞きます。ひとり1台タブレットの運用で、忙しさに拍車がかかっています。ICTの研修で疲れ切っている教員も増えています。

 日本では新自由主義が推し進められ、格差や貧困は自己責任とされ、生きにくく窮屈な社会になっています。改憲を標榜する議員が増え、戦争の足音がいよいよ近づいてきています。でも、子どもも大人も外国の人も、みんなが希望をもち、安心して生きていける、平和で温かい思いやりにあふれた社会をみんなでつくっていきたい。そのためにも、参議院議員選挙では「こども」「くらし」「平和」を大切にする古賀ちかげさんを応援していきましょう。

 今年も組合員の皆様とともに、執行部・書記一同全力で頑張る決意を申し上げ、皆様とご家族のご健勝を心より祈念し、新年のご挨拶と致します。本年もどうぞよろしくお願いいたします。