やべーやつ

2020-10-19 23:55:26 | テレビ番組
【第二十八回「新しき幕府」】

昨日放送の『麒麟がくる』第二十八回の視聴率は、12.5%で微減。

いよいよ史料上に名前が出てくる頃の光秀さん。これからどう描かれていくのか、興味深いです。

以下、適当に。

・信長の家臣ではなく、将軍義昭に仕えることを選んだ光秀さん。なかなか微妙な立場。

・織田軍の上洛により退却した三好勢。担いでいた14代将軍義栄は、一度も京に入ることなく摂津で病死。初代尊氏をはじめ、10代義稙以降の将軍は京を追われることが度々だったものの、さすがに入れずに終わったのは初。

・ひさびさ登場の爆弾正様。九十九髪茄子を土産に信長にご挨拶・・・浮かない顔の光秀さん。

・その爆弾正様の処遇を巡り、揉める評定の席。正論を言ってはいますが、こっちは今までの経緯を知っているからなあ・・・三淵殿。

・摂津晴門を演じる片岡鶴太郎氏。大河では『太平記』の北条高時や『毛利元就』の井上元兼、『軍師官兵衛』の小寺政職など舞台を引っかき回す役が多いけど、今作も同じ様です。

・勝竜寺城主に任ぜられた藤孝さん。大した出世にせよ、光秀さん以上に陰険狂言が向かない故、体よく遠ざけられた感あり。

・年が明けて早々の永禄12年(1569)正月に起きた本圀寺の変。我々からすると寺で攻防戦って?となるけど、のちの本能寺がそうである様に、周囲が高い壁で囲われた防御施設でもあります。

・本圀寺の変を受け、新たな将軍の御座所として築かれる二条城。人や物が集まる権力のパワー。

・さらにおっかなさを増した信長さん。本格的にやべーやつになってきました。

・今回から新章に突入。サブタイトルは「京~伏魔殿編」・・・魑魅魍魎の百鬼夜行が見られそうですな。
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