キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

田沢湖と乳頭温泉の旅 1

2016年07月11日 | └─恩師
週末に1泊2日で、秋田県の田沢湖へ行ってきました。
2年も前から計画していた旅行で、前日は興奮してよく眠れなかったくらい。

大学時代の恩師が田沢湖と縁があるそうで、とても良い所だよという話を聞き、「同期会を田沢湖でやろうか」という企画が持ち上がったのが2年以上前の話。先生に「ご都合はいかがですか?」とたずねると、なんと2年先まで週末のスケジュールは満杯!!(どれだけ忙しい80代なのさー)もう鬼も笑わないよと言いながら、先生の2年先のスケジュールをおさえて、この日が来るのを待ったのでした。

秋田在住の同期に宿の手配などを任せ、新幹線や車の手配は学生時代の企画委員長に任せ、ほとんど連れて行ってもらうだけの形で参加。同期会ということですが家族も参加OKというので、私の夫も参加します。(何しろ先生のファンなので勝手に教え子にしてもらった)

普段同期会を東京で開催するときは50人くらいは集まるのですが、流石に秋田までの泊まりがけの企画、今回は先生も入れて12人の参加。
それでも九州、大阪、さらには台湾から駆けつけた同級生もいます。


東京駅で待ち合わせ、秋田新幹線こまち号に乗ります。行きの車内から修学旅行みたいな賑やかさ。田沢湖までの3時間があっという間に感じるほど。

3時間だなんて、近いですね。
秋田県は、東北で唯一行ったことのない土地で、とても遠く感じていたんですが、九州に比べて近いこと近いこと。
仙台から合流する人もいます。
指定席をブロックで買えたので、スムーズに出会えました。



お昼に田沢湖到着。
秋田市在住の同級生と田沢湖の教育関係の方が出迎えてくれました。先生のお人柄ですね。この先も行く先々で先生の有名人ぶりというか、人気に驚かされるのですが、それはまたおいおい。



東京出るときも雨でしたが、こちらも降ったりやんだりの雨模様。でも、暑くもなく快適。マイクロバスをチャーターしてくれたので、皆で一緒に動けます。こちらはただついていくだけ。楽ちんです。

まず向かったのが、駅からほど近い「山のはちみつ屋さん」のピザ工房。




先生はこちらの社長さんとも親しいそうで、以前から話は聞いてたのです。お会いしてみると、お話上手でとても楽しい方でした。はちみつについて相当研究されているようで、在京の大学などにも出向いてミツバチの生態なんかの最先端の研究にも明るく、それを秋田弁で面白おかしくレクチャしてくれて、もう皆大ファンになりました。

女王蜂は羽化後一週間で交尾のために巣の外に出て、晴れた日の昼間上昇気流に乗って高く飛び上がります。それについてきた体力のある雄と交尾するのですが、なんと、雄の性器性嚢まで自分の体に取り込んでしまうのだそうです。それで巣に戻ってからしばらくは産み続けることができるのだそう。そして精子の在庫が少なくなるとまた外に交尾に出かけるのだそう。そしてオスはといえば、交尾後数時間で死んでしまうのだそうです。
ひゃー知らなかった。


秋田の野菜がゴロゴロ乗ったピザ


はちみつもいろいろ試食できて、気に入ったものをお土産に買ってきました。


ピザ屋さんの裏には田んぼが広がってました。緑が目に優しいですね。遠くの山に発電所らしき建物が見えました。調べたら「先達発電所」というそうです。水路式の水力発電。


さて、ここから乳頭温泉の宿へ向かいます。


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