仲間の「川越御一行」達に、お誘い、断わった無礼を態度で示そうと、
早朝、出かけ、皆をびっくりさせた。
朝食を追加で頼み、雑談したが、
ビックリさせたのは、礼節を重んじた行動ではなく、
昨日、気分転換、染めた頭、
ロマンスグレーをいいことに、黒毛が無いのだ。
不評だった。
初めてのことはやるべきじゃなかったと、幾らか気落ちした。
とにかく人、人、人。
川越、道路が狭い。車も多い。
気を使わせたくない。
一串もいいけど、とりあえず皆と別れて桶川市まで。
桶川市の紅花の草木染を見たかった。
時期は六月、期待する方が、厚かましい!
スカ!
何にもない!
陶芸教室の方が盛んだった。
又、川越に戻り、「喜多院」を見学。
天長7年(830年)、慈覚大師円仁の創建とされる天台宗の寺院。
「家光誕生の間」のある客殿、
家光の乳母春日局の「化粧の間」のある書院、
庫裏などは、江戸城から移築された、貴重な資料。
春日野局の「化粧の部屋」は4部屋。
8畳・8畳・12畳・12畳。
病弱で、高齢だった母から生まれた私も、乳母に育てられたらしいが、
生涯、一度しか逢ったことがない。
「春日野の局」の化粧室から見える、
「遠州流庭園」。枯山水・「曲水の庭」
私の育ったところは、小さな堰とすすきの庭。
そこで「にら」を切っては、かまどの灰をまぶしていた。
明日は、どうしようか、頭か運動か?
寝てから考えよう!