春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

銀座亜紀枝さん 刺子・自然堂 ③-③ 東京檜原村

2020-08-28 21:30:33 | 銀座亜紀枝  藍染刺子


8月の終わりに夏の暑さが来て、
晩夏ナンチャラの言葉を書けなくなって、
寝返り、片足ベッドから落ち、
この頃、氷水に素麺がちらつく・・。

近代的風雅は、
大地を底辺に、
民芸と自然食の三角形の頂点にあり、
拡散した文明を収めれば、
病もなく健康で、

自由に楽しく優雅に遊べる・・と・・。
刺子をし、玄米を食す。
美大を出れば、無銭四国巡礼に出、
自然食に傾倒し、
575の俳句は無理と自由律俳句の、
句集を出せば、女山頭火と言われ、
テレビに引っ張られ、
刺子は、岐阜で買った暖簾をほどいて、
針を刺したのが初め、

個展で好評を得、
またまたテレビで技術を伝授してしまった。
刺子教室は関東から関西に広がり・・
2人の子をもうければ、亭主子を連れて
若い女にフラフラと・・縁も切り、
数年、戻った子の姉、弟のを育て、
今は刺子館の自室で刺子の針を持つ。
現・愛媛県八幡市岩村生まれの、
銀座亜紀枝さん、美大では、
柳宗悦の甥御さん、柳悦孝氏に織物を、
染色を柚木沙弥郎氏に学んだ、
2人先生の自由発想が、
今日の銀座さんの技を磨き上げたのでしょうか・・。

集めたおもちゃに、
銀座さんのおちゃめが、伺える






































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銀座亜紀枝、人里離れて、刺子館 ②

2020-08-25 19:08:50 | 銀座亜紀枝  藍染刺子

開館時刻まもなく訪ねた、
銀座亜紀枝刺子館でした。
下調べ十分に、玄関を開けると、
銀座さん親子と分るお二方が迎え、
「お客さんだよ社長」
銀座さんは言うなり、声をかける間も無く・・。
どこへ行かれたのか・・。

👇南秋川渓谷に流れる沢沿いの、
大きな民家が「刺子館」


👇この古民家は、どこで知ったか、
聞き洩らしたのですが、
新潟県東頸城郡、
今は上越市に組み込まれた牧村の、
庄屋屋敷、39代西條寛氏が所有していたもので、
昭和63年から、移築し、
完成したのが平成4年。
銀座さん、900万で購入した屋敷、
当時の完成までの、
地元の大工さん、銀行との取引、
完成した時の支払いは1億3000万円になったと、
淡々と語り・・・。
私は一人で屋敷の再現をさせた大工さんが、
地元にいると聞き、
刺子館を後にして、当時の銀座さんとのやり取りを、
知りたく、大工さんを探しに予定を変更しました。
8月22日の事です。




























※ひとつの事を成し得ない、
増して、識字力も無く、創作の良しあしに、
理論づけできない私に、
何か・・・立ち止まらせた、
銀座亜紀枝さん。
89歳これから「事を」なそうとする、
輝きの目が、優しく・・・・。

表題・敬称を取り除かせて頂きました。
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刺し子、古典をモダンに。銀座亜紀絵枝さん① 東京檜原村。

2020-08-23 08:09:13 | 銀座亜紀枝  藍染刺子

新潟県から移築した古民家を
自作の刺し子作品を展示した、
銀座亜紀得枝さんが、
東京最西の檜原村に住んでいる。

愛媛県西宇和に生まれ、
英語の勉強で上京し、
外国語・・駄目と一年で、
女子美大学に編入し、
卒業後、八王子市に住み、
商売の傍ら、自由律俳句に馴染み、
「もめんの女」の句集で、
女山頭火と言わしめた女性。
刺し子で生計を立てられるまえの事。

藍染め、草木染の刺し子では、
古典のデザインを現代風にアレンジして、
全国の刺し子のお弟子さんに、
手書きの教本で指導している。
89歳、飾りのない、
かくしゃくとした語り、
刺し子への情熱、
博物館、完成までの銀座亜紀枝さんの度胸・・・。

奥多摩三頭山の麓、
檜原街道の脇道、南郷のバス停、
車一台しか通れない道の行き止まりに、


























👇厩を改造して、館内に飾るドライフラワー、
訪れる旧知の方とのお茶の時間はここで。
銀座亜紀枝さん、語れば語るほど、
チャーミングな一面が・・・。


コメント (4)
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