算数は、面白いと一年の最初に思わせたい。
また、私の算数の授業の黒板は、教師が子供たちに教えるスペースではなく、子供たちが使うスペース。
子供たちの、思考を「見える形にするスペース」と考えている。
そのことを分かってもらうために、今日は、「たて3ます よこ12ます」の図形を、2等分する授業を行った。
最初に、全部で12種類あるよ。みんなで協力して、12種類全部見つけよう!!と声をかけた。
最初は、個々で取り組んでいたが、あと何種類かで12個全部が見つかりそうだと分かってきたら、
皆、自分の席を離れ、友達の周りに集まりながら、「ああだ」「こうだ」と相談しながら考え出した。
もちろん、12種類全部見つけたこともうれしいけれど、この授業で子供たちが学びを通じて、また一つ仲良くなったことがよかったと思う。