今日は、いのっちと、岡本太郎美術館へ行ってきた。
川向こうの生田緑地にありながら、行ったことがなかった(笑)
岡本太郎氏は、前衛芸術の旗頭だった画家であり彫刻家だが、
今回、初めてその作品をまともに見て、凄いものを感じた。
古代の縄文土器に感銘と衝撃を受け、インスピレーションを得ただけあって、
原初的かつ呪術的すらある作風は、まさに前衛だった。
太陽像が気に入ったけど、彼は、光力を落として、太陽の根源的本質を見せる。
全てのエネルギーの源、生命活動の源である太陽を、一般人にわかるように表現して見せた。
そこには、限りない・・無限の暖かさと神とも思える無限の力があった。
決してギラギラしたものではなくて、とても暖くて大きなものを感じさせてくれた。
ぶっ飛んだような風貌や言動は、実は、魂の半分が、あっち(4次元以上の芸術的霊界)に飛んでいるからで、
岡本太郎氏は、きっとそこで見て感じたものを、こちらの3次元世界へ降ろして見せてくれたのだ。
岡本太郎氏のあの目は、まさに、そういう目である。
だが、その人格は、とても、優しいし面白い。そして、芸術家として、とても勇敢である。
父は、岡本一平という漫画家・・母は歌人であり小説家であり、
この母の影響が非常に大きかったとのだと思う・・。
いずれにしても、作品に触れて「凄い!」「こんな人いない!」とつぶやいてしまった。
最近、弓道において太陽というテーマを見つけていたが、思わぬところからアプローチを受けた。
日本神道における太陽は、神の化身であり、神そのものであって、
真の弓道家が、最初にして最後に拝むものは、まさしくそれだと思っている。
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